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ちっちゃい!

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建築デザイナーの僕は、福岡と湯布院で2拠点生活を実践している。 森の中に建てたたった7坪のスモールキャビンCOYAKICHIでミニマリスト生活 にチャレンジしながら。そこで感じた…
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2022年12月の記事一覧

薪名人

薪名人

薪名人と出会った。
お隣のカフェ『森の交茶店』加藤さんの紹介です。いや~、加藤さんは地元だけあって本当に顔が広いんですね。本当に助かる!

我が家の薪はストーブが小型なので30センチの長さのものしか燃やせない。
ところが、世の中に出回っている薪はほぼ35センチ以上、40センチが普通といってもおかしくないくらいなのである。

コヤキチでの暮らしをスタートしたのが11月だったので、薪を手配するのに

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枯枝コンポスト

枯枝コンポスト

見よう見真似で枯枝コンポストをつくってみた。
この森の所々に積んであった枝打ちした枯枝の山。それが気になっていて、何かできないかと考えていたのだ。
その枯枝の山の下の方は、おそらく腐っているから、それを堆肥づくりに応用することも含めて、何かできないか、と。
するとある日YouTubeを観ていると、北海道の人がガーデンづくりで枯枝を使ってコンポストを作っている映像が紹介されていて、これはやってみたい

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アップデート住宅

アップデート住宅

12月11日

目が醒めると、静かに寝床から抜け出し、薪ストーブをチェックした。外はまだ暗かった。テラスドアを開けてウッドデッキに出、軒下に積んでいる薪を数本とって急いでドアを閉めた。外はかなり冷えている。
熾火の上に焚き付け用に細く割った薪を井げたに組んで置き、その上にあまり太くない薪を乗せ、着火材に火を点けた。
窓をすこし開け、空気が薪ストーブの半開きになったガラスの扉から炉内に入り込むように

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森の小神様

森の小神様

12月8日

今度の土日は、久しぶりに森に行く。
体調を崩して気分まで落ち込んでしまい、森に行こうという意欲が沸かなかったのだ。
それが現金なもので、体調が戻るにつれ、心がふつふつと泡立ちはじめる。ベランダで陽を浴びていると、ゆるやかな沸騰のようなものが起こり、情熱の泡が頭の中の活気を呼び覚ますのだ。
このお決まりの復活プロセスは、思考に支配される人間ならではものだと思う。

これが植物だったらど

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ちっちゃいは、自由。

ちっちゃいは、自由。

12月6日

コヤキチはちっちゃいから、セルフビルドすることもできる。
建てる人の意欲次第だ。
すべてを自力で建てるのが難しいという方は、ハーフビルドもOK。
基礎や構造、電気工事などの骨組み周りを専門家に任せ、
自分は主に内装仕上げに専念するという方法だ。
もちろん、オール(建築すべて)を依頼するという最もオーソドックスな方法もOK。
ちっちゃいから、すべて自由。どんなやり方にも対応できる!

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