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【ゲーム感想】CALL OF DUTY4 MODERN WARFARE(コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア)

今回は【CALL OF DUTY4 MODERNWARFARE】の感想を。
※Xbox360版での感想となります。リマスター版の感想はこちらの記事から。

コールオブデューティシリーズの一大転換点

本作はコールオブデューティシリーズの4作目にして一大転換点と言うべきタイトルです。
第二次世界大戦が舞台だったシリーズの中で初めて現代戦を舞台としたシリーズタイトルとして当時注目を集めた。

シングルプレイキャンペーンはハリウッドのアクション映画のようなストーリー展開とド派手な演出

陳腐な言い回しだがハリウッドのアクション映画のようなストーリー展開とド派手な演出、シングルプレイキャンペーンの感想はここに集約される。
詳しいことはネタバレになるので伏せておくがとにかく映画の世界に入ったような感じだ。若干ご都合主義的感もあるが……そこはご愛嬌だな。

最難関は後日談

若干ネタバレになるが、キャンペーンをクリアすると、エンディングのスタッフロール後に後日談のステージが始まるが……これが屈指の最難関ステージだ。
一番下の難易度でも厳しいが最高難易度だと、ただひたすら地獄だ。
途中のチェックポイント無し、制限時間あり、狭いステージ、正直何度かコントローラをぶん投げたくなった。

後のシリーズの礎となったマルチプレイ

CODと言えばマルチプレイが昨今主流となっているが、その礎になったのは本作からだ。
現在のPerkや武器のカスタマイズ要素、試合中のキルストリークは本作が初出だ。これらの要素がからみあい、試合をもっとスピーディーにした。
単純なチームデスマッチもPerkやキルストリークの要素が入ることで試合の展開がガラッと変わる。

BGMも映画そのものレベル

プレイに集中するとBGMを聞く余裕が無くなるかもしれないが、まぁ落ち着いてBGMを聞いておくれよ、映画そのものの壮大さを感じさせるBGMでいいぞ。
※作中の楽曲はハリー・グレッグソン=ウィリアムズ氏が手がけている。メタルギアソリッドシリーズでも楽曲を手がけています。

【総評】ハリウッドのアクション映画さながらの内容でシリーズ入門にうってつけ

シングルプレイキャンペーンモードはハリウッド映画さながらの内容で迫力があり、マルチプレイはPerkとキルストリークによる選択の豊富さで試合に変化をもたらす。
それでいて遊びやすさもあり、CODシリーズの入門にはうってつけと言えるかも。
興味があればぜひ一度お試しを。

【評価点】 87 / 100

<DIFFICULT:16 / 20>
通常難易度はバランスが十分取れている、難しすぎる訳ではないが簡単すぎるわけではない。
なお最高難易度であるベテランはただの地獄だ。あと、後日談ステージもひたすら地獄だ。

<VISUAL:17 / 20>
今見ると古臭さを感じるかもしれないが当時としては十分美麗でなおかつQuake3エンジンベースで軽快かつ高フレームレートの動作であり、十二分に合格点。

<SYSTEM:18 / 20>
ゲームシステム自体に革新性とかはない物の手堅い作りは好感を持てる。
マルチプレイのキルストリークは試合に変化をもたらすシリーズの転換点として評価しないわけにはいかない

<SOUND:19 / 20>
BGM、SEで隙は無い。台詞も映画に出てきそうな感じだし。

<VOLUME:17 / 20>
本編もさることながらマルチプレイも長く遊べる内容で満足できるがマルチプレイのアンロック要素がやや煩わしいと感じる……もうちょい緩和して欲しいかも、あとBOT戦欲しい……
※ただし2020年現在ではマルチプレイのプレイ人口が減ってきているけど……なお、BOT戦については後年のリマスター版で新たに実装された

<OTHER>
日本語ローカライズは字幕のみ、ステージ名表示演出中は字幕が表示されないため、その部分の音声台詞は要英語力なのは辛い

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