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#3 夢を見るなら先の未来がいい ~もう一つの僕と君の物語~

こんにちは。
多摩川車庫前です。

本日もnote、出庫します🚎

📻文化放送タイムテーブル『フクミミ』
今月号の表紙は、櫻坂46の『さ』メインパーソナリティの大園玲さん🌸

【2/1 本日の1曲】
何歳の頃に戻りたいのか?/櫻坂46

先日、櫻坂46の8thシングル『何歳(いくつ)の頃に戻りたいのか?』が2/21に発売されることが発表され、『そこ曲がったら櫻坂?』の中でフォーメーション発表、YouTubeチャンネルにてMusic Videoが解禁されました。

今回は、その感想と個人的考察についてです。


【8thシングル 『何歳の頃に戻りたいのか?』 選抜メンバー、フォーメーション】

公式サイトにまだ載っていなかったのでお手製で失礼します🙇

今回の8thシングルフォーメーションは、3列目から6-5-3の14人選抜(前作から-2)で、3期生から的野美青ちゃんが初の選抜入り、2期生から前作のBACKSセンター、井上梨名さんが選抜に復帰。

入れ替わりで、3rdシングルから5作連続で選抜入りを果たしていた2期生、武元唯衣さんがまさかのBACKSメンバーに…
これには自分含め、多くのBuddiesの方々が衝撃を受けたかと思います。

また、初めて1期生のメンバーが誰も選抜入りしていない事例となり、世代交代を象徴するようなメンバー構成となりました。

前作で選抜入りした3期生4名(中嶋優月さん、山下瞳月さん、谷口愛季さん、村井優さん)は、今作も全員が選抜入り。
特に村井ちゃんは、持ち前のパフォーマンス力で早くも前作3列目から2列目へと昇格。
彼女が目標とする『表題曲センター』も、夢ではなくなってきたかもしれません。

一方、私の推しメンである石森璃花ちゃんは、前作に引き続きBACKSメンバーとして活動することに。

悔しくない、と言ったらもちろん嘘になりますが、それ以上に『こっからさらに、振り向かせてやろうぜ。』という、前向きな気持ちが強いです。
(魂のLiarの影響が多分にある())

先日のBACKSLIVEで、井上梨名さんが『信じる気持ち』を大事にすること、そのパワーを教えてくれました。

自分も、今まで以上に璃花ちゃんのことを信じて、応援していきたいです。

『希望への叫び 君はどんな時も そう 一人じゃないよ』(♪I'm in)
この歌詞のように、璃花ちゃんがどこにいても、応援する気持ちに変わりはないですからね😊

きっといつの日か、夢に届く。
それだけをひたすら信じて。

[センター:山﨑天(2期生)]
今作でセンターを務めるのは、2期生の山﨑天さん。

2022年発売の4thシングル『五月雨よ』以来、2度目の表題センター抜擢となりました。

天ちゃんの横には“るんかりん”こと森田ひかるさん、藤吉夏鈴さんが並び、櫻エイト時代の1st・2ndシングル3曲のセンターが、フロントに初めて勢揃い。

一つの時代の節目にもなりそうです。


【曲について (感想)】

作曲はナスカ氏、編曲はAPAZZI氏。

ナスカ氏は、『桜月』『Start over!』、『条件反射で泣けてくる』など、これまでにも櫻坂46(欅坂46)の楽曲を多く手がけられてきた作曲家の方で、乃木坂46『人は夢を二度見る』『Never say never』、『ジコチューで行こう!』なども作曲されています。

一方、編曲のAPAZZI氏は、『Dead end』『美しきNervous』『マンホールの蓋の上』など、櫻坂46のライブで特に盛り上がるロックチューンの編曲を多く手がけられています。

8thシングルのティザーが公開された時に初めてイントロ部分を聴き、『これはまた疾走感の強いものがきたぞ』と楽しみな気持ちになり、いざ聴いてみてしっかりどハマり。 笑

個人的に、イントロ・アウトロ、サビメロ、2番Cメロが特に好きです。
アウトロはどことなく東京メトロの発車メロディにも似合いそうな気がしています。

ナスカ氏、APAZZI氏ともに櫻坂46では代表的な作曲・編曲家でありながら、こうしてコライトという形でガッツリと手を組むのは、意外にも今作が初めてのようで。

ピアノサウンドからナスカ氏の要素も感じつつ、APAZZI氏のベース音強めなゴリゴリのロック要素も感じられるのが、今までとは一味違う良さなのかなと😌


【歌詞について (感想)】

作詞は毎度おなじみ秋元康氏。

タイトルを聴いた時から『メッセージソングなのかな』とは思いましたが、想像以上の問題作でした。

All day ずっとソファで寝そべって
スマホ見てる非生産的日常
あんたを見てると腹が立つ
一瞬 ○意さえ浮かぶ
悩み一つ無いなんて 世の中舐めてるんだろう?
(敢えて隠しました、気になる方はぜひ聴いて確かめてください())

初っ端からこれだけ強いワードを出してくるとは。
3rdシングル『流れ弾』における“リンチパーティ”以来ですよ。

『世の中舐めてるんだろう?』の台詞を発している山下瞳月さんの声の冷酷さ、エフェクトを加味してもすごいですね…😳

自分が何歳の頃に戻りたいか?
記憶のメモリの合わせ方を忘れた
(Go on back)
最高の日々は終わった?
幸せな日々は消えた?
輝いた瞬間
(とき)は遠く…
(Those days)
過去に戻れやしないと知っている
夢を見るなら先の未来がいい

[1サビ、ラストサビ]

本当に あの頃 そんな楽しかったか?
きっと 特別楽しくはなかっただろう
(Go on back)
思い出の日々は普通だ
目に浮かぶ日々は幻想
美しく見えるだけさ
(Those days)
大人になった その分だけ
青春を美化し続ける

[2サビ]

個人的に印象に残った歌詞が、この2つ。

同じ歌詞でも、ラストサビではメンバーの歌声がより“心の叫び”のように聴こえて、こちらまで感情が入っていくような感覚になります。

どこまでも残酷で皮肉な内容ながら、誰にでも当てはまるような普遍性も感じる。
特に『大人になった その分だけ 青春を美化し続ける』には、自分も“なるほどなあ…”と考えさせられるものがありました。

ちなみに、この記事のタイトルは1サビの最後のフレーズから引用。

※おまけ
『記憶のメモリの合わせ方を忘れた』
この手法、どこかで見たぞ…と思ったら、
『山手線=環状線→この“感情”~』
『記憶=Memory→メモリ』
ア ト ノ マ ツ リ と 同 じ 手 口 や な い か い ()


【MVについて (感想)】

Music Videoの監督は加藤ヒデジン氏。
この方もまた、櫻坂46(欅坂46)の映像作品を多く手がけられてきた方の一人です。

ここでは個人的に印象的だったシーンを箇条書きでピックアップします。

・0:20~ 天ちゃんの衣装、何パターンあるんだ?
・1:10~ 初選抜の的野美青ちゃん、選抜復帰の井上梨名さんが、ともにダンスメンとして躍動しているのも良い
・2:00~ 『真っ暗な~』村井優さん×中嶋優月さんペアダンス、ゆーづの敵意すらも感じさせるような鋭い目線が印象的
・2:17~ 2サビの振りは承認欲求~Start over!~桜月~摩擦係数~スタオバ? 守屋麗奈さんの笑顔良き
(・3:08~ 2C『今が過ぎる~』ハモりの別メロと同時進行で進む感じが新鮮、歌声も綺麗で切ないけど良き)
・3:23~ ラスサビの転調最高、みんなの表情も良い(特にゆーづ、大園玲さん)
・4:23~ ED白背景は何気に初?

細かすぎて伝わってるかどうかは分かりませんが(おい)、MVを見る際の参考までに。


【曲、歌詞、MVについて (考察編)】

ここからは、この『何歳の頃に戻りたいのか?』という曲について、さらに深掘りして考察してみたいと思います。

MVを監督された加藤ヒデジン氏によると、この楽曲のMVは、6thシングル『Start over!』から続く三部作の完結編である、ということです。

『Start over!』では自由・解放、前作『承認欲求』では葛藤、今作『何歳の頃~』では救済がテーマとのことで、一連の物語の完結編として見た時に、確かにそう感じられる要素が、振り付けやメロディーラインなどにも多く見受けられ、2サビでは過去作での印象的な振りも見られます。(Go on backという歌詞から?)

この点は、作曲者がナスカ氏である、というのも一つポイントになりそうです。

映像作品としては、三部作。
では、楽曲(音楽作品)として見た場合はどうなのでしょうか。

曲を聴き込んでいくうちに、自分の中である仮説に辿り着きました。

それは、
・楽曲としては『何歳の頃に戻りたいのか?』→『Start over!』につながる二部作である
『何歳の頃~』の歌詞は、『Start over!』の裏に隠された、もう一つの“僕と君の物語”なのではないか?
というものです。

先ほども述べたように、今作の作曲者がナスカ氏である、というのが一つポイントで、同時に『Start over!』の作曲者でもあります。

それもあってか、メロディーライン、特に2番ではスタオバのオマージュ的要素が強く出ており、特に間奏への入り方はまんまスタオバです。

ただ、これは作曲者が同じというだけでもなさそうだな、と歌詞を読み込んでいくと感じます。

この仮説においてキーとなる重要なフレーズは、
・スタオバの『君は僕の過去みたいだな 僕は君の未来になるよ』
・何歳の頃~の『あんたを見てると腹が立つ』『腹立つあんたはよく似てる』
の3つ。

まず、両曲ともに“主人公が2人存在している”というのが特徴です。

Start over!(以下、スタオバ)においては、夜遅くにコンビニのレンジで弁当を温めている主人公『君』と、『何か夢とかあるのかい?』と『君』に対し問いかける主人公『僕』の2人。

一方、何歳の頃~においては、ずっとソファに寝そべりながらスマホを見ている『あんた』と、その姿を見て腹を立てる『あんた』の2人。

この『僕』『君』『あんた』『あんた』には、どこか共通点があるように感じます。

君は何か夢とかあるのかい?
いつかやりたいなって思うこと
だって 生きてく理由はあるだろ?
明日はこうしたい、なんて願望が…

[スタオバ 1A]
こんな夜遅く コンビニのレンジで
弁当温め どんな奇跡待ってるの?
君はきっと分かってるんだろう?
いつの間にか諦めてること
だけど 気づかないふりをして…

[スタオバ 1B]

一体 何に挫折したんだろう?
目指した夢が何だか思い出せなくなった
腹立つあんたはよく似てる
現状維持でいいんだ
明日に期待しなきゃ 傷つくこともないさ

[何歳の頃に戻りたいのか? 2A]

こうして並べて見ると、『僕』『何か夢とかあるのかい?』と問いかけられた『君』からの答えが、今作における上記の歌詞のように感じませんか?

それじゃ 僕は一体何なんだ?
誰かのこと とやかく言えるのか?
知らず知らず 自分は安全地帯で評論家みたいに上から目線
どこをどうすれば ぬるま湯の環境を抜け出せる?
どうせだったら失敗したって 当事者でありたいのに…

[スタオバ 2A]
風に吹かれ メッキが剥がれても
あそこのアイツほどは馬鹿じゃない
僕の方が少しはマシだって言い張って
君に向かって 全否定してやりたい
結局 同じ穴の狢

[スタオバ 2サビ]

All day ずっとソファで寝そべって
スマホ見てる非生産的日常
あんたを見てると腹が立つ
一瞬 ○意さえ浮かぶ
悩み一つ無いなんて 世の中舐めてるんだろう?
[何歳の頃に戻りたいのか? 1A(再掲)]

同様に、知らず知らずのうちに安全地帯で評論家みたいに上から目線になっている『僕』だから、ソファに寝そべってスマホを見ている『あんた』を見ていると腹が立つ、とも捉えられます。

この2つから、腹を立てる『あんた』=『僕』、腹を立てられる『あんた』=『君』、であり、1番の歌詞は『僕』の目線、2番の歌詞は『君』の目線、という風にここでは仮定します。

●グラウンドにおける時間軸の移り変わり

『何歳の頃~』では、以下のような歌詞も出てきます。

夕暮れのグラウンドで 一人
ピッチャーゴロに全力で走ってたあの日
間に合う 間に合わないは
生きる答えじゃなく 僕のイノセンス

[1B]

真っ暗なグラウンドの風は
どこかを走る列車の汽笛を運んで
行き先がどこかなんて 今はどうでもいい
微かなリグレット

[2B]

1番において“夕暮れ”だったものが、2番では“真っ暗”となり、MVにおいても屋外の明るいシーンから、2番で屋内の暗いシーンへと移り変わることからも、この2点の間には時間軸の違いがあると考えられます。

先ほどのように、2番の歌詞を『君』の目線と考えると、何かに挫折して目指した夢を思い出せなくなった、という状況を『真っ暗なグラウンド』と表現しているのかな?と。

このことから、夕暮れのグラウンドで『ピッチャーゴロに全力で走ってたあの日』を回想しているのは腹を立てる側の『あんた』=『僕』の目線、真っ暗なグラウンドにいるのは腹を立てられる側の『あんた』=『君』の目線なのではないか?と考えました。

●『僕』と『君』の人物像

スタオバ、何歳の頃~における歌詞から思い浮かぶそれぞれの人物像は、一体どんなものでしょうか。

私の中で、
『僕』=腹を立てる『あんた』は、『Dead end』で『眩しい日々 巻き戻してやり直すか?』と言っているタイプの人物、
『君』=腹を立てられる側の『あんた』は、『最終の地下鉄に乗って』『無理して微笑む幸せなんていらない』と言っているタイプの人物
のように感じます。

一見すると真逆に見える『僕』と『君』ですが、2人には共通点も存在します。

それは、ともに『もがき苦しみながらも、今を必死に生きていること』

その姿を象徴するような歌詞が、今作には存在します。

今が過ぎる足音が聴こえなくて
(目の前の景色に 意識を奪われて)
こんな今も いつの日か輝くんだ
(大人への階段)

[何歳の頃に戻りたいのか? 2C]

ここでは、主旋律とハモりのメロディが同時進行で進んでいきます。
ただし、最後の『いつの日か輝くんだ』のみハモりが存在せず、歌割りもここだけ4名になります。

その構成こそ、『僕』の目線と『君』の目線の対比なのではないでしょうか。

今が過ぎる足音が聴こえなくて
こんな今も [いつの日か輝くんだ]

目の前の景色に 意識を奪われて
大人への階段 [いつの日か輝くんだ]

目線は違えど、『いつの日か輝くんだ』という想いは、2人ともどこかで持っていて、お互い自分自身にそう言い聞かせているように私は感じました。

●考察をややこしくさせるサビ

先ほど、1番は『僕』の目線、2番は『君』の目線、というお話をしましたが、それが唯一当てはまらないのが、今作のサビの歌詞です。

というのも、サビだけは1番、2番ともに『僕』の目線とも『君』の目線とも捉えられるのです。

ここで一つ考えられるのが『僕』と『君』は同一人物である、という説。

2人が同一人物と考えると、今作における主人公の設定が『あんた』と『あんた』という曖昧なものになっていることにも説明が付くような気がします。

『現状維持でいい、明日に期待しなきゃ傷つくこともない』という『あんた』=『君』から見れば、腹を立てる『あんた』=『僕』の姿は『君』自身の過去の姿でもあり、『僕』から見れば、『君』の姿は『僕』自身の過去の姿でもある。

そして
『君は僕の過去みたいだな 僕は君の未来になるよ』
最終的にスタオバのこのフレーズにつながる、というわけです。

“僕は君の未来になる”ために、“夢を見るなら先の未来がいい”と、お互いが小さな一歩を踏み出す。
こんな今も、いつの日か輝くと信じて。

『何歳の頃に戻りたいのか?』に込められたのは、そんな『君』と『僕』の物語ではないかな?と思いました。

●映像から見る『救済と解放』

今作のMVにおけるテーマは『救済』
最初、暗く冷たい表情をしているメンバーが、楽曲の盛り上がりとともに笑顔でパフォーマンスをするようになっていく。

その過程において、センターの山﨑天ちゃんは『救世主』としての役割を果たしています。

ここで、Start over!のMVを思い返してみましょう。

スタオバにおけるテーマは『解放と自由』
センターの藤吉夏鈴さんが、まわりを巻き込みながら、自身のパフォーマンスとともにメンバーを解放へと導いていきます。

そう、夏鈴ちゃんもまた『救世主』なのです。

今作における『救済』は、スタオバにおける『解放』にも繋がっているように思います。

つまり、スタオバから映像三部作として物語を繋ぎ、最後は楽曲をスタオバと結びつけることで、物語を本当の意味での『解放』へと導くことも、6~7~8の間の世界をループさせることもできる、というわけです。

さすがはチーム櫻坂46、面白いことを考えますねえ…笑

ちなみに、今作のMVでは『対立構造』のシーンが多くみられます。

その中でも、『救済』へと至るまでの対比として最も印象的なパフォーマンスを見せているのが、3期生の中嶋優月さんではないでしょうか。

1B~サビにかけて、3列目のメンバーが暗い表情でダンスをしているシーン。
あの中に、ゆーづもいます。

2B、今作のMVにおいて一番のハイライトと言える村井優さんとのペアダンスでは、挑戦を仕掛けるような鋭い表情を村井ちゃんに対して見せます。

一方で、ラストサビ~アウトロにかけてのシーンで一瞬抜かれるゆーづは、誰よりも明るい表情をしながらパフォーマンスをしています。

彼女が見せるこの対比こそ、MVのテーマである『救済』を最も表しているように感じました。

●最終的に救済・解放したかったのは何なのか

では、Start over!何歳の頃に戻りたいのか?をもって、最終的に何から救済・解放しようとしたのでしょうか。

私は『欅坂46』からの解放、だと考えます。

今回のスタオバから続く映像三部作は、欅坂46の改名から櫻坂46の現在に至るまでのストーリーとも重なる部分がありそうだな、と。

改名によって“まだ何色にも染まっていない”という自由を手に入れ、櫻坂46として新たな歩みを進めていく中で、“あの頃と何が違うのか?”、“櫻坂らしさとは何なのか?”と時に葛藤しながら、徐々に櫻坂としてのアイデンティティを獲得していく。
そのアイデンティティの一つの象徴がStart over!

そして、欅坂46が歩みを止めた時と同じ8thシングルというタイミングで今作を持ってくることで、本当の意味での『欅坂46からの救済と解放』を描きたかったのではないか。

一番のハイライトとなるシーンに、櫻坂46として加入した3期生の2人が登場することも、偶然ではないのかな、と。

ちなみに、センターの山﨑天さんは、大きく分けて5着の衣装でMVに登場していますが、これもまた“欅坂46”として活動した5年という期間を表していそうです。

改名の際のCMで見られた『欅坂46を、超えろ。』というフレーズ。

シングルの数で8thまで追いつき、来年には櫻坂46としても5年目を迎え、いよいよ欅坂46を本当の意味で超える時がきたのかもしれません。

『夢を見るなら先の未来がいい』
3期生を迎え、強さを増す櫻坂46の未来が楽しみです。


【あとがき】

ということで、ここまで櫻坂46の8thシングル『何歳の頃に戻りたいのか?』について、長々と感想や考察を書いてきましたが、一言で表すと『とんでもない曲』ですね。 (褒めてる)

ほかに個人的注目ポイントをまとめると、

・全体を通して、谷口愛季ちゃんのパフォーマンスが印象的
今作でも多めに抜かれてたように思いますが、一つひとつの表情がいいんですよね。
特に1サビ明けの表情は『面白いじゃない。』というセリフがどこかから聴こえてきそう。 笑
その表情が、おそらく自然に出ているというのもポイント。

・松田里奈さん×的野美青ちゃん、井上梨名さん×中嶋優月さん、谷口愛季ちゃん×山下瞳月ちゃんというシンメトリー
今作は、比較的ソロパートが多い印象で、まつりちゃんと美青ちゃんのシンメは、ダンスメンとしてはもちろん、唯一無二の歌声でも強いインパクトを感じさせます。
特に2番、村井ちゃん×ゆーづのペアダンスの裏での2人のパートが個人的に好きです😌

Cメロ『大人への階段』でのいのりちゃん×ゆーづ、『意識を奪われて』での愛季ちゃん×しーちゃんという組み合わせも良い。
特にしーあいりの高音のハモりがあんなに綺麗だったとは…😳

初選抜の美青ちゃん、選抜復帰のいのりちゃんともに、歌声が印象的なメンバーなので、それが活きる楽曲でよかったな、と思います😊

今後はカップリング曲の詳細やMVの公開、さらには表題曲の歌番組披露なども徐々に進んでいくと思うので、発売まで楽しみですね♪


では、今回はここまで。

See you again⊿⊿
(小林由依さん、8年間の活動お疲れさまでした。 卒業おめでとうございます🌸)

~ご購読、ありがとうございました。 多摩川車庫前、終点です~

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