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屋号を【爪切り屋さん】にした理由

こんにちは。
別府温泉×フットケア【爪切り屋さん-人生最期まで歩き続ける足作り-】を行なっています、ほりちゃん(堀友美)です。

今日は、私が今行っている【爪切り屋さん】の屋号について、なぜその屋号にしたかをお話しします。

私は「フットケアの事業をやろう!」と決意した2021年の10月には、もう屋号は決めていました。「屋号どうしようか」と悩む事は一切無く、「【爪切り屋さん】にする」と決めていました。

なぜその屋号にしたか、大きく2つ理由があります。


○着目したのは「認知機能の低下」

そもそも私は「高齢者に関わる仕事をしたい」「高齢者に対する足の爪切りをしたい」と決意し、フットケアの世界に足を踏み入れました。

高齢者の多くは年齢を重ねると共に様々な機能が低下してきます。その中でも「認知機能の低下」に一番着目しています。いわゆる「認知症」と呼ばれるものです。


認知機能が低下する(認知症が深くなる)につれて、言葉の理解が難しくなったり、単語からその事柄を連想するのが難しくなったりします。
しかし、昔からよく使っていた馴染みのある言葉(単語)は比較的記憶に残りやすい、とも言われています。

○馴染みのある言葉(単語)であろう「爪切り」

幼少期より「爪切り」という言葉(単語)を使い始めます。
そして歳を重ねても、認知機能がもし低下した(認知症が深くなった)としても、もしかしたら「爪切り」という言葉(単語)が頭の片隅に残っているのではないかな、と。

どんな状況になっても、「爪切りに行こうかな」って【爪切り屋さん】のことを思い出してもらえたら嬉しいな、と。

つまり、1つ目の理由は、

屋号を単純で使い慣れた言葉(単語)にすることで、何歳になっても「何をしているお店か」すぐに連想できるように意識しました。

○大分県別府市の現状

東京に上京すると決めた2021年10月。
同時に上京2年後には、地元の大分県別府市でフットケアの事業をする!とも決めていました。

というのも、大分県内で足の爪切りをしているお店は、私の知る限り5件程度で、大分県別府市に関しては0件。
※私が把握できていないお店があったらごめんなさい!!

R5年9月末時点での高齢化率34.3%の別府市は、多くの高齢者がいるにも関わらず、足の爪切りを専門として行なっている場所がないことに危機感を持ったからです。

大分県内でも数件。別府市内では0件という状況。

○他人が爪を切るの文化のない場所での展開

つまり「足の爪切りを他人にしてもらう」「足の爪切りをお金を払ってしてもらう」等、その文化の無い別府市で事業を広げていくには、何をしている場所かを明確にすることが第一優先だ、とも考えました。

例えば「フットケア」という言葉は横文字(カタカナ)であることや、「フット」や「ケア」という言葉(単語)は日常で使う頻度も少なく、老若男女馴染みが多くあるわけでもない。

そうなると「私はフットケアをしています」と言っても「フットケアって何?」というところから始まるわけです。

もしくは、フットケアという言葉が連想するものは、多岐に渡り、「マッサージ」や「足ツボ」「美容」「癒し」…など。

○「事業内容を聞かずともわかる」を目標に

『フットケア=足の爪切り、タコ・魚の目ケア』には繋がりにくいから、私の事業の内容を伝えたとしても、伝わりにくいだろうなぁ、と思うわけです。

そう。2つ目の理由は、

スピード感を持って事業を広げていくためには、「事業内容の説明時間をいかに省くか」を考えました

○誇りを持てる事業(仕事)にする

立ち上げ以前に「【爪切り屋さん】という屋号がカッコよくない」というアドバイスをいただいたこともありました。

「従業員が増えた時に、かっこいい名前の会社で働きたい、と思うのではないか」というありがたい助言です。
※当時は、こんちきしょー!と思ってましたが、今では良い思い出です^^

もちろん、かっこいい屋号に越したことはないですが、こちら側の都合よりも、「老若男女にいかに伝わるか」なんですよね。

そんなちょっとした悔しい思いもあるからこそ、


【爪切り屋さん】で働くことはかっこいい!

そんな事業に仕上げていきたいです。


○あっという間の1年間

2023年8月からスタートした【爪切り屋さん】。
7月は10日間開催しますが、7月の開催を終えたら、1年間毎月開催できた、ということになります\( ˆoˆ )/

たった数日ですが、毎月開催してきました。
最初の頃は、来店者数が15名の時もありながら、現在では60名前後は来店するようになってきています。

ありがとうございます‼︎‼︎

毎回開催するたびに思うことは

「めちゃくちゃ楽しい‼︎‼︎‼︎」と幸せを噛み締めてます

お客様や関係者様への感謝の気持ちは山々ですが、みなさんにお返しできることとしては【爪切り屋さん】の事業の継続・発展だと思っていますので、

これからも、猪突猛進の姿勢を崩さず、やり抜きたいと思います。
よろしくお願いいたします。

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大分県別府市【爪切り屋さん】代表:堀 友美
お問い合わせ:080-6445-8235


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