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過去イベント振り返り(1)横浜F・マリノス分析官のお話【ラボ日記】

 みなさんこんばんは、ジェイ(@RMJ_muga)と申します。

 COVID-19(暖房機器製造販売メーカーによく似た名前のウィルス)のおかげであらゆるイベントが中止となる昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 フットボリスタ・ラボでも先週、某チーム監督のお話が聞けるという面白げなイベントが行われる予定だったのですが、残念ながら中止に。そこで今日は、過去に行われたイベントをレポートしてみようと思います。

2019年12月13日、都内某所

 この日は「Jリーグクラブで働くビデオアナリストが教える試合分析のメソッド」と題しまして、横浜F・マリノスのアナリスト杉崎健氏をお招きしました。

 参加したラボメンバーが「 #ボリスタラボ 」のハッシュタグで呟いていたので目にした方も多いかと思います。マリノスが2019年のJ1リーグを制するというグッドタイミングで行われたため、会場は満席。ネット上でも注目されていましたね。

電波の悪さは「こういった貸し会議室には普通Wi-Fiが付いてる」ということを知らなかった田舎者のわたしによる風評被害でした、、、終了間際に気づいたよ…。

 お話は「アナリストのお仕事1週間」から。スライドは昨季のラスト3戦のものですね。

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 火曜日の「データ化」というのは、スタッツのような数字ではなくて「シーンのデータ化」だそうです。状況ごとなど、見たいシーンをすぐに出せるようにしておく作業だと。。。

 そして杉崎さんがおもむろに問われる。

「みなさんはピッチのサイズを正確に知っていますか?」

「ペナルティエリアの縦・横の長さは?」

 アナリストは、ピッチのあらゆる大きさを言えないといけない。そうでないと、ロングボールとは何メートルなのか、コンパクトにするとは何メートルなのかなど、すべてが曖昧になってしまうと。

 いきなり含蓄のあるお言葉です。アナリストを目指すみなさん、まずはピッチサイズを頭に叩き込みましょう。

 その後も、肝心なところはぼかした受け答えをしたりしつつ「ここまでしゃべってしまっていいの?」という内容がぞろぞろ出てきます。

◇ファーストタッチの際のボールの置きどころ、どの方向にトラップするかでチーム方針が分かることもある。
◇ベンチの指示、チャンスの際の監督のリアクションで狙いがわかることも。これはスカウティング映像にも無い貴重な情報。

 などなど、「 #ボリスタラボ 」のハッシュタグを掘るとある程度出てきますので遡ってみてください。

クローズドイベントの醍醐味

 しかしながら、ツイート不可の「ここはオフレコで」というシーンも盛りだくさん。

◇松本戦では、○○選手に△△の位置に立つように伝えていた
◇FC東京戦は、相手が○○のやり方で来ていたら嫌だった。

といった、現地でしか聞けないお話も盛り盛りでした。

 こういったイベントはどうしても東京都内での開催が多くなってしまいますが、そのほとんどはオンライン視聴可能となっています。
 なので、地方在住のひとでも一部始終を視聴できますし、オンラインからの質問も受け付けてくれたりします。そしてイベントは基本的に参加無料となっていますので、月額5,000円から追加の出費が発生することはまずありません。ステマです。

※フットボリスタ・ラボのメンバー募集については、現在のところ大々的に行ってはおりません。が、サブスクリプションサービスの開始後にまた何かしらアナウンスがあるかと思います。座して待とう。


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