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ボリスタラボ・ラボメン日記

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フットボリスタ・ラボのメンバーが、日替わりで記事を発表します。どんな記事が出るかは彼ら次第。
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2019年8月の記事一覧

サッカー界にとっての大きな一歩 『プレー経験ゼロでもできる 実践的ゲームモデルの作り方』(脇真一郎)書評【フットボリスタ・ラボ発】

【書いた人】 六(Twitter:@frontale_foot6, note:note.mu/6_culture) 北海道出身なのに川崎フロンターレサポ。 はじめにかつての私と同じように「どうやってゲームモデルを作成し、どうやって活用すれば良いのか?」に悩んでいるのではないでしょうか。これについては、まさにそこにヒントを提示することこそが本書の目的でもあります。(p.17)  この本の目的はまさに上のとおり「ゲームモデルを用いてチームを作ろうとする」指導者に向けられた本だ

【フットボリスタ・ラボ発】「ココロとカラダの研究所」(片野道郎×ロベルト・ロッシ)書評 その1

【書いた人】黒田 泰孝(twitter:@an_tropical) フットボリスタ・ラボ3期生 サッカーの指導者でもなく、サッカーチームの運営に関わるでもない一般人だが、ラボ内ではあっちこっち顔を出して色々勉強したい欲張り。 わっきーさんのゲームモデル本でも座談会にお邪魔している。  フットボリスタ発書籍群の第一弾として刊行された、片野道郎さんの「ココロとカラダ研究所」。本書を拝読した際に、真っ先に頭に浮かんだことがある。 「確かに、メンタルというのはスポーツゲームの中に