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健康診断の受診者を増やすには 〜健診施設〜

健診施設様を運営している経営層の方々、健診の管理者様の中には健診の受診者数を増やして経営を安定させていきたいとのニーズがある方々も多いのではないかと思います。この記事では健診施設が受診者数を増やしていくための考え方について簡単にご説明させていただきます。

受診者数を増やすための自施設の現状分析

受診者数を増やしたいと考える上で、今自身の施設がどのような理由で受診者数を増やせていないのかを分析する事が大切です。受診者数が増えない要因として大きく4つの原因が考えられます。あなたの施設はどの要因が当てはまるでしょうか?

健診業務のフローが煩雑となっている

健診業務フローの効率化は健診施設の成功に欠かせない要素です。
健診業務の中で予約に問題があるのか、当日業務に問題があるのか、結果入力や報告書の作成・その後の郵送に問題があるのかなど業務フローのどこに問題があるのかを細かく整理します。
解決方法としては健診システムの導入や見直し、検査によるタイムスケジュールの見直し、健診に関わる他部署や医者との連携などが考えられます。現状の業務フローの問題によって受けられる受診数に限りがある施設様は是非一度見直しを検討してみて下さい。

新規の受診者数が少ない

現状にて新しい方の受け入れを実施するキャパがない場合は上記の業務フローの見直しや、現場担当者との兼ね合いが必要になります。
受診枠のキャパはあるが、新規受診者数が少ない場合は、営業力の強化や受診者への訴求の実施が必要になります。

繁忙期と閑散期がある

コロナ禍の状況により受診枠を制限している施設様では予約が分散され閑散期の割合が是正されている部分があるかもしれませんが、施設様によっては繁忙期と閑散期が明確となっている施設様も多いです。このような場合予約の分散の検討や閑散期を稼働させていく施策の検討が必要となります。

健診チームの組織体制に課題がある

健診組織の体制について事務・現場・営業組織(ない施設も多い)みていくと、事務職の方に負担がかかっている場合が見受けられます。健診業務の煩雑さや健診組織全体での目標や課題の共有含めたコミュニケーションが取れていないなどが考えられます。

健診施設が収益を高めるためには

健診施設としてどのように収益を上げていくかを考えた際には大きく分けて2つの方法があります。一つは単価を上げるか、もう一つは受診者数を増やすかあになります。単価を上げるについては健診メニューやオプションなどの見直し、人間ドックの受診数増加などが考えられます。
受診者数を増やす方法としては上記で説明しましたが、増やしていきたい健診や検診の選定、そして増やしていくための具体的な施策の選定が必要になります。

まとめ

この記事では健診施設が受診者数を増やしていきたいと思った際に、どのように考えていけば良いのかについて概要を説明させていただきました。是非一度自施設について見直してみてはいかがでしょうか?


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