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組合健保とは?〜健康保険組合連合会より〜

健康保険、その中の協会けんぽについて述べてきた。この記事ではもう一つの健康保険である組合健保について説明する。組合健保については約1400の数があるため、この記事でそれらの組合健保の集まりである健康保険組合連合会の内容や取り組みについて説明する。

健康保険、協会けんぽの内容については下記の記事をご覧下さい。

健康保険の種類についてはこちら↑

協会けんぽの詳細についてはこちら↑

健康保険連合会(以下健保連)とは

健康保険組合連合会(健保連)は、一定規模以上の社員(被保険者)のいる企業が設立する健康保険組合の連合組織として、各健保組合の活動を支え、保険者機能の充実・強化に向けた活動を行っています。
全国の1387(令和4年4月1日現在)の健康保険組合で構成され、被保険者とその家族を合わせると、全国民のおよそ4分の1に当たる約3000万人が加入しています。                       健康保険連合会HPより

健保連の事業内容

健保連は、1943年(昭和18年)に健康保険法に基づく公法人として設立されて以来、健保組合の代表として、健保組合の発展と持続可能な医療保険制度の実現を目指して、さまざまな活動をしています。

医療制度改革に向けた活動
高齢化の進展により国民医療費が増え続けるなかで、患者の視点に立って国民の安心につながる、持続性のある医療保険制度の確立を目指し、医療関連諸制度の改革に向けた活動を行っています。
医療費適正化のための活動
医療費の効率化のため、診療報酬体系の見直しなどさまざまな取り組みを行っています。
健康保険組合の共同事業の推進活動
健保組合の財政基盤の安定と事業運営の効率化を目的とした共同事業を行っています。
・高額医療交付金交付事業
・組合財政支援交付金交付事業
・健康開発共同事業
・データ分析事業
健保組合運営のサポート
活動健保組合役職員などを対象とした研修会の開催など、個々の健保組合の運営をサポートするための活動を行っています。
広報活動
マスメディア(新聞、テレビ)を通じて、広報活動を行っています。
調査研究活動
・調査研究報告書
医療・医療保険制度の改革に向けた活動に必要な調査研究事業を行っています。
・健保連海外医療保障
医療・介護を中心とした諸外国の社会保障の現状や動向を紹介しています。


組合健保の現状

組合健保の現状について、健保連の令和 4 年度 健康保険組合の予算早期集計結果(概要)の資料によると組合全体の約7割が赤字となっており、令和5年度以降は、キュゲキな財政悪化が予想されるとしている。

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健康保険組合連合会 令和 4 年度 健康保険組合の予算早期集計結果(概要)について令和 4 年 4 月 28 日 より引用

まとめ

この記事では組合健保についての説明する上で、それらの連合組織である健保連を中心に説明させていたきました。

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