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浮気されたら人生変わったwww

そうです。僕は浮気されて人生が変わりました。

これまでの人生の中でも、僕を大きく成長させてくれたBIGサプライズイベントだったので、今回はそのストーリーについて書きたいと思います。

失恋による人間不信

​高専2年時に、彼女がクリスマスイブに浮気していたことがクリスマスを一緒に過ごした数日後に発覚し、失恋しました。しかも、浮気相手は自分の男友達だったことで底知れぬ絶望と悲しみで人間不信になったのです。

クリスマスを一緒に過ごした後に発覚したことで、
「あの時の時間は何だったの?嘘だよね?」

言葉を失った。信じたくなかった。

ーそもそもクリスマスイブに彼女と会う予定がなかったのか?
これには理由があって、バイトの休みが取れなかったからです。
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ーアルバイトをしたきっかけ**
「ディズニー好きの彼女にディズニー旅行をサプライズしたい。」その一心で人生初のアルバイトをすることを決意しました。というのも、普段は部活があったためお金を稼ぐには長期休暇に短期バイトをするしかなかったのです。当然、短期バイトなのでシフトの融通は利きませんでした。

ー僕を襲ったサプライズイベント
「彼女を喜ばせたい!」と必死で行動している中で浮気されるという、残酷な出来事が僕を襲います。

当時は彼女にも男友達にも裏切られたことで、今まで生きてきた鈴木清友という存在を全否定されたような心境だったし、人と話すのが本当に怖くなっていました。

「もう、誰も信じられない。」「学校も行きたくない。」絶望的な状態でした。

不登校からの脱却

そんな自分に学校へ行く勇気を与えてくれたのがサッカー部の1人の仲間であり、大好きなサッカーでした。

​様子のおかしい自分に気づいた1人の存在が大きく「部活でサッカーをするために勇気を出して学校に行こう。」と後押しをしてくれました。

このサッカーが繋いだ人脈がなければ長い迷路から抜け出せず、不登校になっていたことは間違いありません。

​それでも、夢中でボールを蹴っている時以外は海底に沈められたような気分だったし、何よりも自信を喪失した自分と向き合うのが怖かったです。

当時ボロボロだった時の僕が描いた絵を見れば、精神状況がヤバかったんだなってことは理解できると思います。笑
なかなかパワーのある絵で見つけた時は、自分でもびっくりしました笑

ー暴飲暴食に走る
そんな時、失恋を忘れようと暴飲暴食に走ってしまったのですが、「全国高専大会で決勝に行く。」という目標があったため「こんな生活をしていたらまずい。」と気づき自分を見つめ直すことができました。

ーサッカーへの没頭
そこから、吹雪であっても大雪であっても朝5時に起きて走ったり、「お菓子・ジュース一切禁止」の食事制限を徹底したり、学校ではアイシングやドローイングをしながら授業を受けたりと、やれることは全て本気でやり切りました。

周りからは変な目で見られてたと思うけど、そんなことどうでもよくて「なんとかして自分を変えなきゃ」と毎日毎日必死でした。

このときに自分に視点を向ける大切さを学びました。

”相手に評価を求めない”
”相手に期待しない”
”評価の軸を自分に向ける”
”他人と比べない”

向き合うべきは、周りじゃなくて自分だと。

そして、圧倒的に自分と対話を続けました。
キツくても自分に言いかせました。

「変わりたいんだろ?」と。

ただ「情けない自分を変えたい。」その一心で無我夢中で、いつの間にかサッカーに没頭するようになっていっていきました。

再び人を信じる勇気を与えてくれたサッカー

日本代表の長友佑都選手と共に東福岡高校でゴールキーパーをしていた顧問の先生に専門的なGKトレーニングをしてもらったこと、私生活でもストイックに行動したことで徐々に上達していきました。

当時は一対一の恐怖心をなくすために、横になって体を一直線に伸ばし、みぞおちにボールを置いてお腹めがけてボールを蹴られる過酷な練習もやってました笑
当然、吐きそうになりながら、いや、吐いた?笑

まあ文字通り、心も身体も鍛えられたということです笑
(強くなるために一番きついメニューをしたいと自主的にお願いをしてやってもらっていたので、やらされていたわけではありません。体罰でもありません。ですが、今のご時世では出来ない練習であることは間違いありません。)

サッカーを本気で取り組んだことで結果が出てくると仲間から信頼され、人間不信になっていた自分も「サッカー部の人たちは信じても大丈夫かな。」と再び人を信じる勇気をサッカーからもらいました

取り戻した自信

そこから活発的な性格が戻り、学校でも主体的に行動するようになり、高専4時には440名が居住する学生寮の寮生会長を務め、サッカーで培われたリーダーシップを発揮しました。

そこでは「国家資格取得プロジェクト」を立ち上げ、約100名の国家資格の合格者を輩出することができました。

人と話すことに怯え自信を失っていた自分が、440名のトップに立つまで成長できたのは、紛れもなく浮気された挫折があったからです。

挫折を乗り越えて思ったこと

人間不信・不登校直前のときにサッカーとその仲間がいなかったら長い迷路から抜け出せず、不登校になっていたことは間違いありません。

今こうしてnoteを書いてますが、あの時あの言葉がなかったら、今生きているかもわかりません。今は強くなったかもしれないですが、当時はボロボロでした。そんな時に寄り添ってくれる人がいたからこそ僕はこうして楽しく人生を歩めています。

何気ない一言で救われる人がいることを僕は知っています。寄り添ってくれる人が沢山いなくてもいいんです。たった一人でもいいんです。たった一人の何気ない一言が苦しんでいる人を救うこともあるんです。

だから「今度は僕が、その一人になろう。」「悩んでいる人に優しく寄り添ってあげよう」と、この経験を通して胸に刻み込みました。

最後に

自分は浮気されて被害者だから同情して欲しいという気持ちでnoteを書いたわけではありません。

当時の彼女が悪いとも一切思いません。僕がしょうもない男だったというだけのことです。だからこそ、勘違いしてた自分にそのことを気づかせてくれて感謝しているし、「自分が変わらなきゃ!」ときっかけを与えてくれたことに心から感謝しています。


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