見出し画像

「渋谷で働く社長のキャリアin京都大学」で、僕が感じたこと。

11/30に開催された、『サイバーエージェント藤田氏特別登壇キャリアセミナー@京都』に参加してきました。

僕は現在大学2年生なのですが、なぜ2年生なのにCAに興味を持って大学の授業終わりにわざわざ駆けつけてまで参加したのかというと、1年生の4月に
「就活ってどんな感じなんやろ。」という好奇心で、合説に参加した際にCAの関西人事の方とお会いしたことでCAに興味を持ち、先週ハシゴというCAの子会社のイベントに参加してきたことや、藤田社長の著書である『渋谷ではたらく社長の告白』を読んだことなどがあり、講演を聞きにいくことにしました。

アジェンダとしては、初めは藤田社長のみの講演があり、その後に京大出身の社員3人との最もよくされる質問を基にしたディスカッションがあり、最後に参加者からの質疑応答という形式でした。

ここからは印象的だった社長や社員の発言について書いていきます。

①成長企業に身を置く
→ポストがいっぱいできるから。人は、ポストに就くことで1番成長できる。
→横ばいの会社・・・ポストの奪い合いが日々されており、経験豊富な上司すらもポストを待っているので未熟な若手にチャンスが回ってくる機会は必然的に少ない

ここで、私は、

「成長企業の定義や軸、判断基準ってなんだろう。」

と思い、藤田社長が企業を見る際に、どういった企業を「成長しているな」と感じられるのか気になったので質疑応答の時間でお聞きしたところ、このような答えが返ってきました。

1. 市場の伸び (3、40%)

2. 経営者 (6、70%)

主にこの2つで判断されているとのことです。

どれほどいい人材が集まったところで、市場が悪ければどうしようもない。(ex. 現代においてファクシミリ市場で成長するのはほぼ不可能)

これは、藤田社長が成功した要因の1つに、ネットバブルがあり、インターネットという今では考えられないですが、当時は普及しないと考えられていたその波にうまく乗ったことや、東証マザーズやNASDAQといったベンチャー企業を支援する社会的背景も重なったことで、史上最年少上場が達成できた経験からも伺えます。

そして、意外だったのが2つ目の「経営者」。

経営者が先見の明があるかを確かめる考え方として、自分がこの企業に本当に委ねていいのかをVC(ベンチャーキャピタル)のように、長く続きそうな企業に(自分を)投資する考え方を持つことが大事ということをおっしゃっていました。

こうして色々聞いていくうちに、藤田社長が起業家としてなんぜ成功したのかが分かってきました。

❶やるしかない環境に追い込まれた

❷ベンチャー企業でバイトをしていたので社長や幹部との距離が近かった

❸最初に、めちゃくちゃ頑張った

主にこの3点かなと。

❶は、麻雀が好きすぎた挙句、客としてだけでなくプレイヤーのバイトとして雀荘に足しげく通った結果留年になり、雀荘のバイトを引っ越ししてまで辞めてからやり始めたBarの店長に「経営者になりたいんやったら、Barで正社員として入社するか、夢に近づくための営業を始めるためにBarを辞めるかどっちかにしろ」笑 と言われたことで、夢を実現するための手段としてオックスプランニングでのバイトを始めたというエピソードからそう感じました。こうした、意識的ではないですが、"もう後がない状況"を作り出したことが要因の1つなのかなと。

❷オックスプランニング社は元リクルートの社員で構成されたベンチャー企業で、人数も100人以下であったため、藤田社長は社内や飲み会でも経営者や幹部との距離が近く、大学生のうちに

「経営者が何を悩み、何を欲しがっているのかという経営者目線が得られた」

ことが大きかったとおっしゃっていました。学生のうちから大学で過ごしているだけでは経験することのない市場や企業、顧客のリアルな課題に直面することができ、視座を上げられたことがよかったとおっしゃっていました。

❸藤田社長は新卒で入社したインテリジェンスでは、最初に頑張った方が後から効率がいいと思い、始発出勤終電帰りを文字通り休みなく(GW、クリスマス、三ヶ日もなし)毎日されていたそうです。このような形で最初にアクセルをベタ踏み(苦笑)すると、周りがだんだん自分を評価してくれ、大きな仕事が舞い込み、頼まれるようになったとおっしゃっていました。著書でも書かれていましたが、悪魔に魂を売るかのように働いたと言っていたのが印象的でした。笑

〜感想〜

1番に思ったことは、

サイバーエージェントめちゃくちゃいい会社やな。」

ということです。

藤田社長だけでなく登壇されていた京大出身の社員さんも、年齢は若いのですがしっかりと自分自身の夢や目標を持って働いており、1番前で講演を聴いていたので、夢について語っている時の(特に入社2年目の上田さんの)目がギラギラしているのが一目で分かりました。上田さんは新人賞を獲り、2年目でマネージャーをされている方なのですが、このような例はそんなに珍しくないと社長がおっしゃっていたことで、若手の成長機会というのがその人次第で本当にあるんだなという手触り感がありました。笑

それと、私はGoodFind経由でこの講演を申し込んだのでCA関係者は藤田社長しかいらっしゃらないと思っていたのですが、社員さんや内定者がこのイベントを成功させるために企画をしたり、カメラを持って動き回ったり、アンケートを回収したりしているのを見て、大変エネルギッシュな社員さん達であると思ったのと同時に、会社というひとつの組織としての一体感を肌で感じました。

あと1つ少し残念だったのは、GoodFind上では「関西の学生にいま、伝えたいこと」という題名になっていたので、東京よりも機会が不足している関西、ひいては地方の学生の生存戦略のようなものが聴けるのかなと思っていたので、そこが聴けなかったのが少し気になりました。

しかし、その分上述したように学べる点が非常に多く、参加することができて本当によかったと感じています。

結構つらつらと書きましたが、構成上書きにくかったたために書いていないこともあるので、何か気になった方はメッセージください!🙏

最後に、こんなに拙い私の処女作読んでくださった皆様、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?