アドルフ・ヒトラー:キリスト教に関する彼の引用

以下は、ヘルマン・ラウシュニング(Hermann Rauschning)、第1版、1939年の「ヒトラーは語る:彼の真の目的に関するアドルフ・ヒトラーとの一連の政治的会話(Hitler Speaks: A Series of Political Conversations With Adolf Hitler on His Real Aims)」から引用したものです。

「毛嫌いするのは他の人に任せなさい。旧約聖書だろうが新約聖書だろうが、あるいは単にイエスの言葉だろうが、それはすべて同じ古いユダヤ人の詐欺だ。これでは私たちは自由になれない。ドイツの教会、ドイツのキリスト教は歪んでいる。人はドイツ人であるか、キリスト教徒であるかのどちらかだ。両方になることはできない。」

「ヒトラーは、ヒューストン・スチュワート・チェンバレン(Houston Stewart Chamberlain)やフォン・リーベンフェルス(Von Liebenfels)、そして一部の党員が推進した「アーリア化したキリスト教」や「アーリア人のイエス」神話には興味がないことを明確にしていた。『イエスをアーリア人にすることはできない。それはナンセンスだ。何をする必要があるのか?私が教えよう。私たちは、教会が現在行っていること以外のこと、つまり、日ごとに地盤を失うことを防ぐ必要がある。だが事を急ぐことはできる。牧師たちは自分たちの墓を掘らせられるだろう。』と彼は述べた。」

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この引用の本は次のとおりです:ヒトラーのテーブルトーク 1941-1944:ノーマン・キャメロンとR.H.スティーブンスが翻訳した彼の私的会話。著作権、エニグマ・ブックス(Enigma Books)2000年。初版はイギリスで出版された。英語版の翻訳物は1953年にフェルト&ニコルソン(Weidenfeld and Nicolson)から出版された。

「根本的に誰の中にも、我々が神と呼ぶ全能感[つまり全宇宙における自然法則の支配]がある。この感情を利用することに成功してきた司祭たちは、自分たちが押し付ける信条を受け入れない人間に対して罰を与えると脅す。」

「ボリシェビズムはキリスト教の隠し子である。」

「人類を襲った最も大きな打撃は、キリスト教の到来だった。ボリシェビズムはキリスト教の隠し子である。どちらもユダヤ人の発明である。宗教に関する意図的な嘘は、キリスト教によって世界に導入された。ボリシェビズムは、人間に自由をもたらすと主張するが、実際には人間を奴隷にしようとしているだけで、同じ性質の嘘を実践しているのである。古代の世界では、人間と神々の関係は、本能的な尊敬に基づいていた。それは寛容の考えによって啓発された世界だった。キリスト教は、愛の名の下に敵対者を抹殺した世界初の信条である。その基調は『不寛容』である。」

「キリスト教がなければ、イスラム教もなかったはずだ。ゲルマン人の影響下にあったローマ帝国は、世界征服の方向に発展していただろうし、人類は15世紀の文明を一挙に消滅させることはなかっただろう。」

「キリスト教が人間に魂の生命をもたらしたとは言わせない。その進化は自然の摂理の中にあったのだから。ローマ帝国崩壊の結果、何世紀にもわたって続いた夜があった。」

「キリスト教は自然法則への反抗であり、自然への抗議である。論理的に極端に言えば、キリスト教は人間の失敗を組織的に培養することを意味する。」

「科学は嘘をつくことができない。」「科学は常に、瞬間的な意識の状態に応じて、何が真実であるかを推論しようと努力している。誤りを犯しても、それは善意に基づいている。嘘をついているのはキリスト教である。自分自身と永遠に対立しているのだ。」

「古代世界が純粋で明るく穏やかだったのは、天然痘とキリスト教という2つの大きな災いを知らなかったからである。」

「キリスト教はボリシェビズムの原型であり、社会を弱体化させる目的で、ユダヤ人が大量の奴隷を動員したものである。したがって、ローマ全体の健全な要素がこの教義に対抗していたことが理解できる。」

「昔は、キリスト教の名の下に行われた。今日では、ボリシェビスムの名の下に行われている。昨日の扇動者はサウル、今日の扇動者はマルドカイ(Mardochai)だ。サウルは聖パウロに、マルドカイはカール・マルクスに変わった。この害虫を駆除することで、我々は兵士たちが考えもつかないような奉仕を人類にすることができるだろう。」

「結局のところ、キリスト教が私たちの民族に強要されたのは、6世紀から8世紀の間に過ぎなかった。それは、キリスト教の断罪と利害の同盟を結んでいた君主たちによってだった。」

「しかし、キリスト教は病んだ頭脳の発明である。」「これ以上無意味なことは想像できないし、神格の考えを嘲笑に変えるこれ以上卑猥な方法も想像できない。」

「純粋なキリスト教は、カタコンべのキリスト教は、キリスト教の教義を事実に置き換えることに関係している。それは簡単に言えば、人類の滅亡につながる。それは、形而上学の皮を被った、心底からのボリシェビズムに過ぎない。」

「ローマの崩壊をもたらしたのは、ドイツ人やフン族ではなく、キリスト教だった。今日、ボリシェビズムが唯物論的、技術的なレベルで達成していることを、キリスト教は形而上学的なレベルで達成していたのである。」

「キリスト教の侵入がこの世界にどれほどの残酷さ、屈辱、虚偽をもたらしたかを想像することはできない。」

「この秩序を破壊するのは常にユダヤ人である。弱者の強者に対する反乱、獣性の知性に対する反乱、量の質に対する反乱を常に引き起こしている。キリスト教が野蛮さと愚かさの頂点に達するのに14世紀を要した。したがって、自信過剰で罪を犯し、ボリシェビズムに対する確実な勝利を宣言するのは間違いである。ユダヤ人が我々に危害を加えることができないようにすればするほど、我々はこの危険から身を守ることができる。ユダヤ人は、自然界では触媒の役割を果たしている。ユダヤ人を排除した民族は、自然に自然の摂理に戻る。」

「キリスト教は人類が経験した中で、最悪の退行である。そして、この悪魔(diabolic)のような発明のおかげで、15世紀も後退させてしまったのがユダヤ人なのだ。さらに悪いのは、ボリシェビズムによるユダヤ人の勝利である。もしボリシェビズムが勝利したら、人類は笑いと喜びの才能を失うだろう。人類は、灰色と絶望に運命付けられた、形のないただの塊になってしまうだろう。」

「古代の神官は自然に近く、物事の意味を慎ましく求めていた。それに反して、キリスト教は矛盾した教義を公布し、それを力で押し付ける。そのような宗教は、不寛容と迫害を内包している。それは、考え得る限り最も血なまぐさいものだ。」

「キリスト教の宗教が美の敵であるshavelings(軽蔑。頭をそった聖職者)によって支配された世界で美に起こっているのと同じことが音楽にも起こっている。」

「我々の時代は、必ずキリスト教という病の終わりを迎えるだろう。」

「宗教におけるテロリズムは、簡潔に言えば、キリスト教が普遍化したユダヤ人の産物であり、その結果は人の心に悩みと混乱を撒き散らすことである。信仰の領域では、テロリストの教えは、人間の自然な楽観主義から目を逸らし、臆病な本能を発達させる以外に目的がないことは明らかである。」

「我々は、ユダヤ人を我々の中から追い出し、キリスト教を我々の政治生活から排除することに成功した。もし今日、ギリシャやローマの時代を際立たせた素晴らしい民族の誇りが見られないとしたら、それは4世紀にユダヤ人とキリスト教徒がこれらの古代文明の記念碑をすべて組織的に破壊したからだ。アレクサンドリア図書館を破壊したのも彼らである。」

「タルススのパウロが作った宗教は、のちにキリスト教と呼ばれるようになったが、それは今日の共産主義に他ならない。」
ボルマンが割って入った。「ユダヤ人のやり方は、その本質において決して変わることはないと彼は言った。どこの国でも支配階級に対抗して民衆を扇動してきた。どこの国でも、既成の権力者に対する不満を煽ってきた。これらは、彼らがのちに集めようとしている収穫物を生み出す種なのだ。彼らはどこでも、同じ血を引く人々の間の憎しみの炎を煽っている。階級闘争を発明したのは彼らであり、この理論を否定することは、常に反ユダヤ的な措置でなければならない。それと同じように、反共産主義であるいかなる教義も、反キリスト教であるいかなる教義も、事実上、反ユダヤ的でなければならない。従って、国家社会主義の教義は、反共産主義であり、反キリスト教であるが故に、卓越した反ユダヤ主義である。国家社会主義は、芯までしっかりとしており、その力のすべてがユダヤ人に対して集中している。それは、純粋に社会的な側面を持っているように見える問題でも、自国民の社会的快適さを推進するために計画されている問題でも、同様である。」

総統はこう締めくくった。
「ブルグドルフ(Burgdorff)は、共産主義とキリスト教の関係を扱った論文を私に渡してくれた。現代においても、この二つの間の致命的な関係が、人間の知性に対して日々明らかになってきているのを見ると安心する。」

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*「」、[ ]は原文。( )は翻訳者。