見出し画像

ちんみぃpresents かえるフェス2024(1)

2024.06.08sat-09sun   at カエルの駅キャンプ場

ちょっとだけ真剣に働いてたらあっという間に1ヶ月以上が経過してしまい、記憶がだいぶ薄れてきてしまっています。ですが中々できない経験でもあったので、覚えている範囲で書きたいと思います。

6/7  21:00〜21:30頃

前日6/7はKOPERUさんの東京ワンマンに参加していた為、終演後お花の写真だけ撮ってすぐに会場を飛び出しました。

余韻味わうどころではないスケジュールですが、そこはKOPERUさんですから。こちらの都合などでその素晴らしさが1mmも損なわれるわけもなく、胸いっぱい・幸せいっぱいで電車に乗り込みました。

6/7  23:15

家に戻って急いでお風呂に入り準備万端。飲み会に参加していた夫が帰宅したので話しながら待っていると、妹から「着いたよ」の連絡。
夫と立ち話する妹を横目にコンビニで夜食を買い占め、我が家まで既に2h車に乗っている妹と交代、運転席に乗り込みます。

6/8  0:00

ここから東名をただひたすら走ります。キャンプ場までの所要時間は約7時間。休憩入れてざっと9時間というところでしょうか。

ところで

teppeiファンの皆様なら首もげるほどうなづいて頂けるんじゃないかと思うんですが、このイベント謎が多すぎませんでした?笑
告知が少なかったですよね。

いや……違うか。

告知はしてた、何度も。
してはいるんだけど、なんというか…知りたいことがごそっと抜けてませんでしたか?(誤解なきよう、文句の意図は1mmもございません。こちとらそれも楽しめるマインド保持者)

私はかなり早く参加を表明していた為、お会いした方に高確率で聞かれました。
「参加する…んだよね?あれ、私も参加できるのかな…?何用意すれば良いんだろう…っていうか私でも行って大丈夫…??」

わかる。

わかるよ!

わかります!!

普段インドアだったり、BBQ程度しか経験がない方。
遠方から参加するんだけど車を持っていない方。ガチアウトドアウェアを持ってない方。何をどこから質問したら良いかもわからないくらい、まるで見当がつかなかった皆様。おなーーーじ!私も同じでございます。

では、そんな私が何故すんなりと参加できたのか種明かしをいたしますと。

妹が20年以上も大型バイクに乗っており、時にはツーリングがてらソロキャンをし、時には夫婦で冬山キャンプに出かけるくらいのベテランキャンパーだったからです。

はい特殊。
持つべきものは、アグレッシブでかっけえ妹です。

というわけですので、teppeiさんのワンマンで日程が口頭告知された段階で、妹に即このようなLINEを送っております。

一生のお願いがある。
6月8日京都の山奥。キャンプ場での音楽イベント詳細不明。おそらくテント泊。
道具を全て用意して車を出し、我が家まで迎えに来て一緒に行ってほしい。また私はきっと楽しいが、あなたが楽しめるかどうかは全くわからない。
もちろん金は出す

とにかく 日付とうすらぼんやりとした場所以外なに一つわからない内容のLINE

このあまりにもふんわりしすぎてるLINEに彼女はすぐさま「わかった。全然一生のお願いってほどでもないじゃん」とこともなげに返信してきて、翌日には「有給を前後1日ずつプラスして確保した」との報告がきました。

やだ男前!お姉ちゃん惚れそうです

その後も、詳細が出た時にはyoutubeのリンクを送っただけで「概ね把握した道具は問題ない。お姉は自分で着る為にこういう服を持ってきてくれればあとは手ぶらで良い。全て任せろ」という、さらに惚れてまうやろ的なLINEが届きました。
かっけえ

もしご興味があったら、こちらに私が感じた参加するための条件というか環境というかそういったものをまとめてみました。もし気になる方がいらしたら、どぞ

3:00

妹の眠気が限界になり、一応私も寝るかね…というわけでSAで1.5hの仮眠休憩。

(….KOPERUさんのワンマンご一行も私と同じスケジュールで帰ってきているはず。きっと眠かろう)と、オタクらしく自分より彼らの心配をしつつ、SAに入る度に一応!一応ね。寝巻きにすっぴんの状態ですれ違うなんてことがあってたまるかと、必要以上に周囲を警戒し呆れられる姉でございました。

5:00

朝焼けを見つつ、再出発。
私は運転が全くと言って良いほど苦にならない為、行き帰り全工程の9割方を運転しました。ただ昔からこれ結構驚かれるので、そこそこ特殊なんだと思います。

9:00

最寄りICに到着。地元のスーパーで食材を買い込み、道の駅でキャイキャイし、たまたま開催していたクラフトフェスを覗いたりしていたら、気がついた時には11:30になっていて驚きます。急いで向かいましょう。

ついでに、とあるバンドのLIVE一般発売が先着で始まっていたので、運転手交代。無事にチケットゲットしました。山の中じゃ取れない可能性があるから気がついて良かったです。体は寝巻きのままですが、お顔は一応色々付け足します。

11:30頃

山のあまりの美しさになんだか楽しくなり爆笑しつつ進みます。

私たちは琵琶湖側から向かいましたが、逆の貴船神社の方から来るとこんなもんじゃなくてとにかく森が鬱蒼としていて倒木とか崖崩れの痕跡が半端なかったです。誰と話しても「貴船神社の方から来てないですよね!?あっちは相当…」と言われましたが、翌日は貴船神社に行くつもりだったので通りました。

そりゃあみんな言うわ!って納得でしかありませんでした。

12:00くらい

カエルの駅キャンプ場に到着。さっぱりこじんまりとした良いキャンプ場です。
妹がテント設営場所を決め、指示通りに駐車してエンジンOFF。やれやれ長かった!我が家からここまで約12時間が経過しています。

次は設営の準備を手伝おうと妹に指示を仰ぎますが「うーん。自分のペースでやりたいから、お姉はツイートでもしてれば」とつれないお言葉。
仕方がないのでビールをプシュッと開けつつ、周りを見渡します。

場内はかえる(雑貨)だらけ。本物は見当たらず

そして、ぐるぐる見渡します。割としっかり見渡します。

・・・多分ですけど、いません。主催者2人が笑

まぁLIVEステージは15:00からですし良いんですけども。
でも一応イベントは11:00からの表記でしたし、飲食等の出店者はもう設営が大方終わってる状態。準備まではキャンプ場スタッフが主導なんでしょうかね?

とはいえ、さすが時間に縛られないユニットちんみぃ。のんびりしてんなぁ

13:00頃

気がつけば、なんだか妹がソワソワしています。
なんか忘れ物でもしたかと尋ねると「昨日バイク仲間にこのイベントに来るんだって言ったら、急遽参加するって言っててさー。もうそろそろ着くっぽい」

「お。そうなの?昨日決めたの!?人のこと言えないけど、えらいフッ軽だねぇ」
「そうなんだよ」なんて言ってるとものすごい遠くから ドルルルルルルルルルルルルルルルルル・・・・と、重低音が近づいてきます。

「こっちこっちー!」と妹が手を振る先を見ると、いましたハーレーが2台。
内臓に響くエンジン音を轟かせ、キャンプ場の奥まった場所にいる我々のところまでモーゼの十戒のごとく中央を開き走ってきました。

という訳で、姉の私は初めましてのお2人を迎えた楽しいキャンプの始まりです。

13:30頃

設営が大方終わり、さて水でも汲みに行ってなんか作りますかね・・・と、妹と炊事場に行く途中でフォロワーさんに遭遇。お一人で日帰り予定で来たそうなので、椅子もあるからよかったらご一緒にとお誘いします。

そして、フォロワーさんに言われ少し遠くの小高い場所に目をやると。

・・・いた。いました。
主催者teppeiじゃなくて、関川さん(オデコネD)がwwwwwww

準備万端、完璧な設えのテントでくつろいでおられます。

さすが…!流石すぎます!!
まだ本人が来てないのに、その完璧な仕上がり。
仕事なのかプライベートなのかわかりませんが、愛されてんなぁteppeiさん。

何度も言いますけど、まだ当の本人が来てませんからね。

フォロワーさんと「こんなところにまで…愛ですよねぇ」「しかし良い関係性ですねぇ」「ラジオ永遠にやれば良いのに」などとヒソヒソ言っていると・・・きた。来ました。やっと来た。

主催者teppei 到☆着!

かなり足速に歩いてきたteppeiさん。さっそく関係各所に挨拶して回っていたかと思えば、すぐさま唐揚げの準備に取り掛かっておられます。

ということで、焦らせても申し訳ないので我々はしばし待機しましょうかね…というわけで、水を汲みついでにトイレに行っておきます。
事前の告知にあった通り、水洗の綺麗なトイレです。手前に男子小便器、奥に男女共用の大便器、入口扉は表に1つという造り。

さて出ましょうかと水を流していたら、バタバタン!バン!と勢いよく誰かが入ってきました。

(おー。。。マジか。。。男性が入ってきちゃったか。。)
と一瞬思いはしました。が、息を殺して終わるのを待ってるのも気持ち悪いだろうし…とも思うのでドアを開けて出ますと、こういう時の予感って当たりますよね。

案の定、そこには我らがラッパーがいました。

ファーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwwww

あーーーー!!!!!!wwwww 草!まじで草!
草超えて草原もはや森!古くてごめん!!

ガチで今ぜってえ会いたくねえNo,1!!!トップオブトップきたじゃんwww彼だって絶対嫌だろうよwwwww自分がトイレしてるすぐ後ろに「からあげTシャツ」着たオタクがいたらwwキモイでしょwwww

と、脳内でサバンナ並みに草を生やしつつ外に出ると、女子2名が心配気にこちらを見ていました。
・・・頼むよ、まじで。笑

とまぁファーストインパクトは割と最悪ではございましたが、とにかく彼が無事に到着したということで全て良しとしましょう(強引)着いて良かったよ、うん。

一方でご本人に自覚はきっとないと思うんですが、今まで私が見たteppeiさんの中で一番険しい顔をしています。なんならちょっとピリッとした空気すら纏っておられまして。そんなの初めて見たですよ。

「あー、眉間に皺ですねぇ」
「お顔、若干怖いですね」
「そりゃ疲れてるでしょう」「きっと眠いですよね..」
・・・・「それなのに、ちゃんと来てくれて嬉しいですねぇ」

東京で仕事してから大阪に戻りラジオ、終わりでそのまま皆と車で東京に向かい、リハをしてLIVEでかましたと思ったらすぐさま車に乗って大阪に帰り。で、いま京都の山奥にいるわけですから、疲れてないわけがない。
な訳はないが「悪いけど体がしんどいから俺だけ今日泊まって、朝 新幹線で帰るわ」とは絶対に言わなそうな方だ とも思うので、だからこそ割とガチで体調の心配をしておった訳です。

でも、彼は来た。ちゃんと来てくれた訳ですから、ならば。
これ以上の心配は無粋ってもの!!我々は全力で楽しむことにいたします。

14:00頃

バイク仲間、フォロワー、妹 という脈略のないグループですが、和気藹々とした空気の中我々のキャンプイベが幕を開けます。
さぁ皆様、ようやくここからが本番ですよ・・・長かったですねすいません。

まずは当然ですが唐揚げを買いに行きます。
唐揚げ屋teppei 、すっかりいつものスマイル。眉間の皺も消失。

「美味しい唐揚げですーーー ・・・お。」
ここで唐揚げTシャツを着た我々に気が付きます。
「美味しいですよー」「知ってるー!」

既に先客がいたので、少し時間を潰してのんびり待ちます。自分達の番が来てどさっと注文すると「これから二度揚げするんで、ちょっと時間がかかりますぅー」
「はーい。それ見越してきましたー」

そんな二度揚げの最中、唐揚げ屋さんとゆっくりお話ができました。

私「今日、眠くないですか?少しは寝られましたか?」
てぺ「はい、朝方大阪に着いて。そっから家で少し寝て、それから車でここに来ました」

「車運転してきたんですか?!お疲れだと思うのでお気をつけて下さいね。今日も終わったら、またすぐ帰るんですよね?」

「はい。今日は京都に車止めて、また東京に行きます」
「・・・え!!!?また東京に行くんですか?!」
「はい。新幹線で。」

「すごいですね…やばいお忙しすぎる……せめて新幹線でゆっくり寝て下さい!」
「大丈夫です!ぐっすり寝ます!僕どこでもすぐ寝られるんで。ちょっとでも隙間があったら寝てるんで。意外にちゃんと寝てます!」

それは寝てるとは言わないんだよ…..と、おばちゃんは密かに思います。
母親でもあるまいし余計なお世話だから言わんけど。
今が頑張り時なんでしょうし仕方ないのでしょうが、できる時にどうか盛大に寝溜めしてくださいませね。

さてそこからは、昨日のKOPERUさんワンマンが素晴らしかったこと、オデコネ大好きリアタイ勢だということ。いろんなことを話すと

「ありがとうございます。でも、え?ラジオ リアタイして、LIVEも来てたんですか?」
「はい。朝方オデコネ終わりから寝て昼間に起きてLIVEに行って、急いで家に帰ってお風呂入って、すぐ車で出てきました」
「家は東京ですか?」
「はい。関東です。」
「・・・タフですね」(感心もしくは呆れ顔。感心だと思いたい)

・・・「teppeiさんの方こそですよ!!?」

「少なくとも昨日は私と同じ時間帯で移動してたはずですよね?!」
「あぁ、はい。まぁ..そうなんですけど。LIVE終わってご飯食べて、また車乗ってみんなで帰ってきました。楽しかったです!」

それから2024年前半はUCの動きがほとんどなかったから、個人のイベントはいくつか行ったこと。でもやっぱりUCのLIVEがないと寂しいから、待ってるってこと。teppeiのワンマンもまたやって下さいね!次は東京でも待ってますね!ということ。

とにかく結構じっくり揚げてらしたので、黄金色の鶏肉を間に皆で油を眺めながら色々とお話しさせていただきました。

LIVE会場とかだとこんなにのんびりガッツリ話すなんて不可能ですし、そういう期待は全くしてなかっただけに、もはやチケット代はペイできたも同然。
故にここからの全ては実質無料な訳です、私の頭の中では。

そして両手には揚げたての大きな唐揚げ!これ以上の幸せなんてありますかね。
ニッコニコでテントへと帰ります。

ちなみにこのお手製からあげ、私の人生史上でもトップクラスのジューシーさで最高に美味しかったです。ワンマンで配られたちょうど倍くらいのでっかいやつ!
このあと2h以上何も入らない程度にはボリューミーでした。

あー、なんてしあわせなんだろう…!

14:45頃

いよいよLIVEリハが始まります。
唐揚げで腹は満たされた!さぁここからは音に全集中でございます。

「動画撮っても良いですか?」
「もちろん!どうぞお好きにお使いくださーい」あざまーす

思った以上に音響が入っていて音が大きいです。
しばらくして始まったLIVE、トップバッターは確かちんみぃの相方けんすけさん。

「LIVEは始まりますが、近くにいても、遠くにいても、音楽を聴いても聴かなくても、何してても良いです。自由です。ルールとか日常とか時間とか、そういうもの全部忘れて、みなさん、好きに過ごしてください」

この日は心地よい風が吹いていて、風に乗って空気を優しく染めるギターの音色はゆりかごので揺られてるような心地よさと清々しさ。

ふと視線を横にやると、関係者に唐揚げをデリバリーして回っていたteppeiさんが、座り込んで気持ちよさそうに音を聴きながら目を細めていました。

唐揚げ屋teppeiは業務終了ですかね。
きっとここからは、ちんみぃのteppei。

とはいえ、まだステージにいる訳じゃないからガン見されるのは気持ち悪かろうと目を逸らしましたが(そもそもけんすけさんのLIVE中すまぬ)この時のteppeiさん、本当に信じられないくらい良いお顔をされていて。

(以下全てウィスパー)
「良い!!!?!!!!!」
「・・・良いお顔してます!なんて良いお顔!!」
「あんなん見たこともないくらいの顔してる(絶句)」

「写真...写真に納めたい......!!」
「でも......!でもそれは盗撮!!できん!オタクとしてそれはできない.......!!」
「撮れない...!あー、まかり間違って飛び入り参加とかうっかりしないですかね」

歯を食いしばり、悶え死ぬ寸前ですがギリギリでなんとか堪えます。どうにかまともな人間の皮をギリ被ったまんまでいられましたかね……。

その後LIVEも終わり、関川D に呼ばれたteppeiさんはテントでご飯を食べ始めました。さすが・・・さすが関川さん!ラジオ時のみならず、ここでもご飯食べさせてます。ふふ・・仲良しだなぁ。もはやおかんの領域。笑 愛ですねぇ。


案の定長くなったので、ここらへんで切って次に続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?