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KOCオープニング リリック考察まとめ/梅田サイファー

※注記※
KOCのオープニングがあまりに最高すぎて色んな解説を一生読んでおり、それを自分用にまとめたものです。ほぼ既に他の方が書かれている内容であり、もし辿りついてしまった方はぜひ広げずに1人でひっそり楽しんでください。これは広めたいって方は私のtwitter履歴見ればご本人さん達に辿り着けますので、そっちをRT!

今回は、前回優勝者「空気階段」にちなんだ映像演出になっており出場者が階段を登る映像が使われている。ナレーションはキングオブコメディの今野さん。お笑いファンの方が「これはアツい」と多数書かれていた。
(韻は太字/リリックの意味は番号で記載)

※ 順番は、出演者の”アイウエオ”順になっている。


いぬ(担当:teppei)s

いぬ on theフロア
崎から トップ ー①
角から はみ出 想像力
太田と    有馬の    オートクチュール
角から 頂く キングオブコント ー②

①---太田さん、有馬さん共に宮崎県出身
②---M-1,KOCほか全て準決勝未満のダークホース

かが屋(担当:テークエム)

三年ぶりに 暴れる ー①
才能きっと “バレる” ー②
演技派 過激派
 注目度No.1 ー③
気付けば 沼っちゃう Who's Comin’ at ya?
待たせ  COME BACK ー④
輝け かが屋 ー⑤

①---2019年ぶりの決勝進出
②---ビジュアルがCreepyに似てる縁からCreepyNuts「バレる」(2019R-1テーマ)MVに出演。この時のR-1には賀谷が1人で出場
③---演技力が高い演劇型の芸風
④---加賀が療養より昨年復帰。2度目の決勝進出
⑤---自身の番組で演じる「かがやけミラクルボーイズ」からか、単に韻なのか

クロコップ(担当:OSCA)

おもしろそう」と言われて何年 ー①
こっちのクロコップも ー②
巻くチャンピオンベルト ー③
勝賞金で全国ツアー
チケットももちろん「ソウルドアウト」 ー④

※ OSCAさんは、芸人時代からクロコップと交流があり担当したと思われる
①---2018「おもしろ荘 夏の陣」で優勝するが、その後なかなかブレイクせず
②---ミルコ・クロコップが芸名の由来元
③---ミルコ・クロコップ/複数のチャンピオンベルトを所有している
④---荒木はSOUL'd OUTファンでDiggyMO'のオマージュネタもある

コットン(担当:コーラ)

天然コットン100%いかんせん ー①
圧倒的吸収 ほらやばいセンス ー前半①/後半②
こっから先コント史に伝う
伝説を残せ きょんと西村

①---「しくじり先生」にてコンビ名をラフレクランからコットンに改名。命名者は横山由衣。意味は”コットンのように色々吸収するから”
②---きょんのネタ「やばいね〜」

最高の人間(担当:KOPERU)

最高の人間 ハイクオ リティなリアリティー ー①
奇想 天外 ゲラゲラ笑わせるエンターテイナー ー②
クズだろうが崩さなスタンス ー③

①---最高→ハイクオリティ 人間→リアリティー
②---吉住はラジオアプリ”GERA”で「吉住の聞かん坊な煩悩ガール」担当
③---岡野はクズキャラとして有名

ニッポンの社長(担当:KZ)

ニッポンの社長 100%コント師 ー①
無二一 圧倒的 衝撃 ー①・ー④
ついに決意 3度目の正直 ー②・ー⑤
辻にケツが 優勝をその手に ー③

①--- ニ(2)ッポンの社長(1・10)0%コント師
①---無二(2)で唯一(1) 圧倒(10)的
②---つ(2)い(1)に(2)決(2)意(1) (3)度目の正直
③---辻(2・1)に(2)ケツ(2)が

※ ①〜③まで1・2・3で数字に置き換え可能
というか 2・1/2・1の法則性ある。
憶測:活動2013年11月〜/辻→NSC大阪32期・ケツ→33期など活動履歴に現れる数字が1〜3までの数字なることが多いから?

④---憶測:ボケ・ツッコミがないネタがあるから?
⑤---3年連続の決勝進出

ネルソンズ(担当:KBD)

プレッシャーで軋(きし)まん重厚BODY ー①
文句なしガチでフォール勝ち ー①
技力筋力全部ロック ー②
ネルソンズゲトるレスポンス

①---軋/岸 健之助 まん重/和田まんじゅう フォール勝ち/青山フォール勝ち
②---青山と和田の運動神経を活かしたコントが多い。またトリオ名の由来がレスリングの技”ネルソン・ホールド”(羽交い締め・急所を狙う首攻めの一種)近年はクリス・マスターズが”マスター・ロック”の名称で使用

ビスケットブラザーズ(担当:KennyDoes)

勢いはまさに今こそ“暴れ人” ー①
キング目指すその目はTiger ー②
担いだ あの “ピンクチャリ”から 場面は茶の間に ー③
ビスビスブラブラ蘇る“フェニックス” ー④/前半 ー⑤/後半

①---旧コンビ名:暴れ人
②---ツッコミ:きん ボケ:原田 泰雅(たいが)
③---ラジオでのエピソード/喧嘩してピンクのチャリを担いだ話から
④---youtubeラジオ オープニングが”ビスビスブラブラ”
⑤---ラジオでのエピソード/フェニックス事件から

や団(担当:ILL SWAG GAGA)

夢を語った光と影 ー①
過ぎ去った過去の栄光 握りつぶし ー②
いぶし銀叩き上げ ー③
高嶺の花 咲かせろや団 ー④

①---本間と中嶋は小学校からの付き合いで、かつ小6から中学まで同じクラス。2007年の結成後、メンバー脱退による解散危機などもあった。
②---かつて事務所ライブのトップ常連組。山-1グランプリ優勝・SMAホープ大賞など経験あり
③---キャッチコピー”弾丸コント” 。KOCには2008年から連続出場し、過去6回準決勝進出。R-1には2010年から連続出場し、1度準々決勝に進出。M-1は過去3回、THE MANZAIに過去1度エントリー。他事務所からの移籍者が多かったSMAの中では数少ない生え抜き組
④---高嶺の花=KOC優勝(意味:遠くから見るだけで手に入れることのできないもの・憧れるだけで自分には程遠いものの例え)咲かせろ=勝ち抜け・優勝

※ KOC終了後、ご本人たちから「俺たちのだけ薄くないか?」というような感想を持たれていたと噂で聞いたが、他に比べるとコンビ/トリオ名やネタなどわかりやすい言葉の韻などではなく、抽象的な言葉が並んでいる為そう感じちゃったのかな と思う。(責めてないし批判の意図はない)
加えてここだけテイストが違うというか、ゆったりとしたフローと、技術の巧みさというよりは感情のこもった作りだっからかもしれない。

でも違うのだ。
ここはガガさんにしか出せない、人間くささが全開の噛み締めるような歌い方(歌うとは言わないか。蹴り方?)で最初は静かに、そこから徐々に上り詰めるように大きくなっていく声が、や団のこれまでの長い苦労の年月を表しているかのようでありかつ、これから舞台で戦う彼らにとってマイナスと感じるような言葉の連なりには決してせず、これまでの歩みを見事に表現している。

そして最後に彼は ”今宵こそ花よ開け” と己の想いを言葉にし締めた。
私はライブでガガさんのバースを聴き、真正面からズドンと放たれる想いに思わず涙が零れたことが何度かあるが、こういうところにやられてしまう。

とまぁこれは私の個人的感想だが、KOC公式youtubeのコメント欄などを見ると、”格好良い!””グッときた”などの感想が非常に多く、嬉しくなった。

その後、周りの方が説明をしてくださったようで「自分たちのが1番!」とメンバーのみなさんが絶賛してくださっていました^^

ロングコートダディ(担当:peko)

脱力系が沸かす 端から端 ー①/前半 ー②/後半
堂々と前通る 堂前と兎 ー③
目指すオフロードの旅
2目もマジ  ロングコートダディ ー④

①---独特の緩い雰囲気が特徴。キャッチコピーにも”脱力系””ゆったり系”
②---ネタ「井上さん」から/段ボールを運ぶ。兎の本名「高橋翔太」の”橋”
③---堂前 透
④---2度目の決勝進出

hook(担当:R-指定)


Who's the KING?
暗転から明転 明転から暗転 ー①
Who's theキングオブコント?
歓声から名声 ー②
その空気塗り替え ー③
れ 階段てっぺん ー③

①---2022KOCのキーワードが”暗転”。偶然だが売れる者とはこういうことか
②---歓声を浴びれば浴びるほど、大きな名声が手に入る
③---前年2021優勝の空気階段。この時点では歴代最高得点は彼らであったため、その最高得点を塗り替えて頂点へという意味。「無限まやかし」というラジオ内では「空気階段」という言葉で、これまでいろいろな表現を見てきたが、今回のR-指定のような”空気”と”階段”に分け、さらに ”空気(の得点)を塗り替えて””登れ(勝ち上がれ)”という表現はこれまで誰もしたことがない。さすがR−指定とのこと(記憶違いがある可能性あり)

・beat(担当:Cosaqu)

と、ここまでがオープニング。
全出場者が階段を登っている映像となっており最後に大会ロゴが出た後、今度はその階段のてっぺんから審査員が1人1人降りてくる映像に切り替わるという演出。松本さん以外の審査員は、そのてっぺんをとった者たちでありこれぞまさに神演出。

今後KOCは、ずーっと梅田でやって欲しい。

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