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自分のキャパと発達障害


とあるVoicyを聞いて

社会派ブロガー、ちきりんさんの2023年12月25日のVoicy(https://voicy.jp/channel/1295/650504)を拝聴し、うんうん、とものすごくうなづいてしまった。もう12月分は購入しなければ聞けないため、ネタバレは避けるが、「自分のキャパを知ることの重要さ」についてお話されていた。これは本当~~~にそのとおりだと思う。
ストレスの原因は突き詰めれば人間関係とキャパオーバーになるのではないか。でも、人間関係も要は「どこまで耐えられるか」ということだから、結局キャパ、ということになるかもしれない。

キャパを分解してみると

キャパ、とは具体的に何なのか、私なりに考えてみた。
図でいうと、①元々こなせる能力(頭の良さだったり、器用さだったり)、②経験などにより要領を得たもの(なので、子どもの頃は出来ることが少ない)、③若さ(体力・気力)でカバーできるもの、なのではないか。このうち、③は年と共に減っていくのは自明である。そのため、②を増やしていくしかない。②には、自分で得た能力の他に、他人に頼る(アウトソース)、文明の利器を得てショートカットできるようになるものも含むとする。

予想できることとできないこと、戻れることと戻れないこと

私は発達障害を抱えており、普通の人よりも出来ることに制限があることを自覚している。図で表すと、1番上の部分だ。①のキャパが削られているイメージ。常に頭(や、場合によっては体)が多動により落ち着きがなく、その分疲れてしまい、キャパが狭くなるのでは、と思っている。
この狭すぎるキャパのため、「これは向いていない」と思ったら努力で何とかなるものではないことはよくわかっているし、他の人が難なくやっていることも楽観視しないよう、自分に何度も言い聞かせている。
そして、ストレスに弱いため、やってみて無理だったら(言葉は悪いが)途中で投げ出すこともやってきた。今は年齢を重ねたため、過去の経験から「これをやったらどうなるか…」と予想し、難しそうなことは最初からやらない。
ただ、この方法が通用するものとしないものがある。しないものの代表、それが出産・子育てだ。予想はできても、本当の意味ではリアルに想像できないし、絶対に後戻りできない。一度足を踏み入れてしまったら、完全なるキャパオーバーでもなんとかするしかない。

子育て完全キャパオーバーの私が②を増やすために

子育て+仕事は完全に自分にはキャパオーバーだった。だからと言って、仕事を辞める選択肢はない。1日中子どもと一緒の方が余計つらい。保育園は偉大すぎる。これも②を増やすための一つの選択肢なのだ。
子育てでつらいことも(書ききれないほどあるが)分解して考えてみると、

A. 家事が50倍くらいに増える
B. 子どもが起きている間に寝られない(寝た後に家事や残業をするが、子どもが早起きなため、寝不足)
C. Bも含むが、子どもに合わせた生活スタイル、生活リズム。自分の好きなことは全くできないし、子どもが起きている間は相手をしなければならないし、日中は疲れさせるために運動させなければならない。夜は夜で読み聞かせや公文をやらせたりなど。そして機嫌も上下が激しい。
D. 一人でできないことの補助。おむつ替えや着替えなど。。。

と、書いてみて思ったが、子育てって他人に合わせることの究極の形なようだ。それは発達障害者はかなり不得手ですよね。。。

まだまだあるが、これで機械化や人様の手をお借りするのが1番簡単なのは、もちろんAだ。家事代行やホットクック、ヘルシオ、ルンバ・ブラーバは当然使用している。さんざんnoteでも色んな方がこれらの話を記載されていると思うが、私も例にもれずにこれらのnoteを発信していきたい。キャパオーバーでグッタリしているどなたかのお役に立てることを願いつつ…

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