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デジゲー博2016レポ

2016年11月13日、秋葉原UDXにて開催されたデジタルゲーム展示・即売会、デジゲー博2016に行ってきました。

去年に引き続き2回目の参戦で、今年は前回より色々なブースを見て回れたと思います。

VR/非VRと、ひとまず見て回ったブースをそれぞれまとめておきます。何も考えず書くと延々と紹介し始めそうなので簡潔に。

そうそう、今年のパンフレットなのですが、表紙でもVRヘッドセットにフィーチャーしていて、さすがVR元年!

■Spicy Tails / Project LUX

A07-ぬるぬる動くVRビジュアルノベル

まずはVRに突撃! ということで、『狼と香辛料』でおなじみ支倉凍砂先生が手がけるVRビジュアルノベル、『Project LUX』のブースへ。

対応HMDは御三家だけど、会場ではHTC Viveで展示。地味に初装着。前重っ……! ずり落ちる!

アニメ調モデルは日本ならでは、さらに干物妹うまるちゃんのうまる役・田中あいみさんがヒロインの声だけでなくモーションキャプチャーもつけているということで、ぬるぬる動いて可愛かったです。

あと(VR的な)空間の広がり方も丁寧だった。

というわけで、Mogura VRの紹介記事へリンクを貼っておきましょう。

PSVR版もあるので買います。楽しみ。

■稲穂スタジオ / アスクギア First Chapter

C03b-プレイ時間10時間超の体験版!?

続いて連絡待ちに小休憩で、知り合いのブースを回ることに。

なすーさんはツク5の頃から(一方的に)お世話になっている方で、毎回濃ゆいRPGで楽しませてくれます。

今回の『アスクギア First Chapter』は体験版もとい前編と言わんばかりの大ボリューム。

ちまちま遊んでますがすごい喋る! そしてマップの情報量! 勉強になります。

■麻婆飯店 / うえぽんでこれーしょん

B04b-王道の戦略シミュレーション

全ゲ連だったかの交流会で意気投合した友人が出展するというので訪れる。

冬コミにも参加するとのことで、アクティブ!

SRPGはあまりやらないのだけど、分かりやすく操作も軽快でいいさわり心地。UIも自分で作ったりしているようで丁寧な作りです。

冬コミ1日目は行けるか分からないけど、頑張って!

■自転車創業 / 星の欠片の物語

A06-VRのもどかしさをゲーム性に落とし込む

改めてVRを、と思ったのがすべての始まりだった……。

結論から言うと1時間半くらい並びました。長すぎぃ!

僕は初めて知ったのだけれど、自転車創業さんには根強いファンが多いようで。

長蛇の列は周囲のブースを封鎖した挙句、外に連れ出されて寒空の下並んでました。

今作『星の欠片の物語』は現代VRの不自由さをゲーム性に転嫁した作品ということで、ヒロインと協力してギミックを解くアドベンチャーゲーム。

デジゲー博版ではギミックにあまり触れられなかったのと、説明がくどい、モデルが少しカクカク……というのが惜しかったかな。

ただしおっぱいはとても揺れます。

■スマイルブーム / SMILE GAME BUILDER

F07-あの"3D版ツクール"がVR対応!?

するかは分からないけど、面白いから色々やってみてる、という話。

スマゲビは3D版のツクール、もといRPGツクール5みたいなゲーム制作ツールで、PC向け3Dツールは見ないのでとても期待してます。

今回体験できたコンテンツはVR主観での探検とVR見下ろしでの操作で、コントローラ移動だったけど酔わなかった。

スマゲビが正式にVR対応したら欲しいかもしれない。ところでRiftってめちゃ軽いっすね。

あ、体験者に配られてた「旅するハイチュウ 夕張メロン味」、くっそ美味かったです。というわけでMVP。

■Syake / SYAKERAKE

B18b-無料でDLし、後から好きなだけ払う"任価"方式のゲーム配信サービス

俺はお前を待っているんだよ!!!

要するに、お金の支払いは任意でね、って感じのサービスです。もちろん無料で遊んでもいいし、支払った金額が評価になるので、面白かったら好きなだけ支払えばいい。

うーん、その金額の指標が欲しいかもだけど。規定の金額支払えば特典がもらえる、払い切り型のEntyみたいなシステムがあればいいかも?

そんなシャケラケさん、今年中にはサービス開始するということで。ほんとかぁ~? 始めは春先→延期して秋頃リリースという話だった。

あとHじゃなくてYなんですね、SYAKE。

というわけでサイトはこちら、サービス開始を正座待機してます。

フリゲの一歩先に進みたいけどシェアウェアは勇気がいる、そんなあなたに。フリーゲーム業界のお布施システムにも合いそう。

■ねぎとろわさび / ローグHEX

B09-HEX型のローグライク

Android/iOSで配信中の六角形ローグライク。

システムは至ってシンプル、操作もスマホ向けにフィットしていて遊びやすい。今入れたので後で遊んでみます。

HEXのローグライクはありそうで見ないから面白そう。

他にもスマホゲーによくあるひたすら計算するゲームとかも展示してました。

■グッチ会ハード部門 / SHOOTING ATTACK

B16b-ひたすら連打!!!

ひたすら物理ボタンを連打して秒間16発の記録と回数を競うという、パンチングマシーン的なシンプルな展示。

ふらっと寄って「一回いっすか?」「ドゾ」スパパパパ! 「あっしたー」そんな体験でした。シンプルに楽しい。

僕は筋肉振動連打型です。秒間12発くらいだった。

■Cygames / AGE↑AGE↑VR 2016

A01-背中の振動も気持ちいい落ち物パズルVR

サイゲさんの社内コンペで作ったVRゲームを出してみたそう。

振動パックを装着して、落ちてきたカラーブロックを並べ替えて繋げて消すシンプルなアゲアゲゲー。普通に楽しかった。今回体験したVRコンテンツの中では一番好きかな。

サイゲもVRはまだ様子見だけど、今回の出展とかを通して反応を探っているようです。さすがゲーム会社、クオリティは高い水準でした。

Viveコントローラ初体験だったんですが、いい感じの重みに大きさ、トリガーボタンも使いやすくていいですね。Viveは頭が重いのが難点だけど、コントローラはこっちの方が好きかも。

■WandV / SEIYA

A02-頭で捉えるVRリズムアクション

頭を動かして星を受け止めるVR音ゲー。

動画だと古いバージョンで星の区別がつかないけど、デジゲー博版はラインごとに色分けされていたのでプレイも快適。

難しい曲では激しい動きが要求されてなかなかいい運動になります。

ノーツを受け止めると頭に振動のフィードバックが来るのと、合わせて歌詞が表示されるのが気持ちいい。

■FRAME SYNTHESIS / VR刺身タンポポ

A05-刺身にタンポポを載せるだけのOculus Touchコンテンツ

ほんとにタンポポ載せるだけでした。

しかし肝はOculus Touchということで、これまたTouch初体験でした。

なるほど摘むように摘める。

ただ個人的にはそこまですごい! とは思わなかったかな……? Touchのポテンシャルを引き出したコンテンツを遊べば変わるのかも。

タンポポ載せるのは楽しかったです。

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ということで、今年のデジゲー博はVRに知人の活躍にSYAKERAKEはサービス開始はよ! と、たっぷり楽しめました。

あとRift、Vive、合わせてTouchコントローラにViveコントローラと、一通りVRHMD御三家を体験できたのは良かったかな。いえ、もぐらさんで遊ぶ機会はあったんだけども。

終わった後UDXのすぐ側にある丼物屋で食った肉も美味かったです。来年は……出展……しま……!!

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