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勝部祐子からの記事、最終回

Go For部!発信企画に投稿し続けて気づいたら31日で、慌てて最後の記事を書いています。こんなに自由な時間があるのに何してたんだろう……って落ち込んでる人いますよね、きっと。でも、「自由」って時間があることとイコールじゃないって改めて気づけただけ良しとしようと私は思っています。

勝部祐子から記事がきました#3に書き残していた言葉をちゃんと拾って5月を終わらせようと思います。記事はこれ。

そして、書くことはミュージカル『青空の休暇』です。

2011年が初演です。初演の時は、それまでやってきたこと全てを否定されているような感覚がずっと全身に纏わりついていて、とにかく溺れないようにバタバタしてた。

でも、共演の先輩方はじっと待っていてくれました。だって、私のせいで5分もないシーンに、その日の稽古時間を全部使っちゃうとかザラでした……。ホントに申し訳ない気持ちで毎日過ごしてた。

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今、当時のノートを読み返しても胸が苦しくなります。でも、地面に穴が開くほど下ばかり見ていた私が、こうしてミュージカルを続けられたのは、別作品の演劇鑑賞会の例会がその後しばらく続いていたからです。毎日公演を重ねて、毎日、会員さんから声援をいただいて……。もう、全国の会員の皆様に足を向けて眠ることが出来ません。

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2014年は静岡県ブロックで再演致しました。全24ステージです。

まだまだ足りない部分はありましたが、3年間の私の変化を、共演の先輩方が満面の笑みで迎えてくれました。そして会員の皆さんが、それ以上の笑顔で『青空の休暇』を待っていてくれました。

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移動日に女子会をしました。女性スタッフ6人と女性キャスト6人。この公演に向けて初めて髪を短くしたんでした。

そして2017年。四国と首都圏ブロック、そして東京公演の全34ステージ。

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実は、ねりま演劇を観る会の会員の私。会員でありながら例会の舞台に立たせてもらえるという幸運をいただけました。カーテンコールの挨拶で「もう、思い残すことは有りません」と思わず言っちゃいましたが、本当にその通りの気持ちでした。その上、翌年、会の総会での基調講演という大役をいただき、初めて自分の人生を言葉にまとめて、人生の大先輩方の前で話したことも大きな経験となりました。

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言葉によってスランプが始まり言葉に救われ、再び言葉で傷つき、言葉を探して改めて自分を知ると言う経験をしたのがこの『青空の休暇』でした。そして、社会情勢が作品や自分自身に及ぼす影響を実感し、考え続けるきっかけとなったのもこの『青空の休暇』でした。

さて、6月です。記憶の断捨離が終わって容量が増えた脳ミソに新しい知識と経験を入れていかないと!と言いながら、新しく買った参考書の文字が読みづらくて、初めてダイソーの老眼鏡に手が伸びそうになった勝部祐子でした。(悩んで、まだ買ってません!)

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