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プチプレビュー:いわきFC vs ロアッソ熊本戦 (23シーズン第19節)

いわきFCの視点でのプチプレレビューです。

戦績

  • いわきFCは21位(勝ち点16)、熊本は12位(勝ち点24)。

  • 直近の5試合、いわきFCは1勝2分2敗、熊本は2勝1分2敗。

  • いわきFCは、ホームで今シーズン、3勝6敗。

  • 熊本は、アウェイで今シーズン、2勝2分4敗。

ロアッソ熊本の予習

  • 昨シーズン、J3からJ2に昇格して1年目で、4位の好成績を収めた。シーズンオフにJ1からの引き抜きなどで14選手が退団し、今シーズンは12選手が新加入した。

  • 基本フォーメーションは3-3-1-3。
    特徴のあるフォーメーションで、かつ結果を出しているので、いろいろな解説記事や動画がある。その中で、参考になった動画の1つを紹介。昨年の動画なので、名前があがる選手は移籍してしまっているが、今シーズンも、局面によって立ち位置を自由に変える、ワンタッチパスで逆サイドにボールを逃がす、2人ではなく3人でサイドを攻略する、といったサッカーを展開している。見ていて楽しいサッカー。

  • 敵陣ポゼッション指数は、清水に次いでリーグ2位(データ引用元:Football LAB)

  • 今シーズンこれまで、全23得点のうち、9得点をあげている石川が、第17節に負傷し、今節は欠場の見通し。

いわきFC視点の見どころ

  • 右SBのスタメン。ここ数試合、ボランチの宮本を右SBに入れてスタートしている。いわきFCの左サイドから右サイドにサイドチェンジをされた時のチェックや守備ブロックのスライドのスピード、1on1の勝率を上げるための判断と見ている。
    守備から入り、直近の3試合は無敗。あえて変化を加えることなく、宮本がスタメンと予想するが、前節に怪我から復帰した江川でスタートもある。
    熊本の左サイド攻撃指数は前節までの統計でJ2リーグ1位(データ引用元:Football LAB)。熊本の左サイド、いわきFCの右サイドの攻防に注目。

  • 熊本の平川への対策。Football LABによるチャンスビルディングポイント(選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会を構築することができたか)において、J2全選手の中で堂々の1位。平川からのラストパスは、これまで43本で、熊本で次に多いのが島村の14本。
    右SBは江川が蓋をして、宮本は常に平川の監視をする、でいかがでしょうか。

  • 近藤の覚醒。特別指定選手ながら、背番号9を背負い、先発起用も増えてきた。J2リーグのスピードや強度に慣れて、周りの選手との連携も高まっていることが、ここ数試合で、明らかにわかるのが頼もしい。やれること(たとえば、くさびに入ってボールをはたく)が、試合を重ねるごとに増えているので、自信を深めているのではないだろうか。
    ショートカウンターを発動し、嵯峨がGKとDFに間に高速クロスをグラウンダーで供給。ニアサイドに有田がDFを引き連れて潰れ役になり、ファーサイドに近藤が滑り込んでシュート、ゴール!

おまけ

ロアッソ熊本のホームページが見やすい。特にPCのブラウザでの閲覧がおすすめです。マッチデイプログラムは秀逸で、無料なのがびっくり。

また、くまもとブランド発信プロジェクト、の記事も楽しい。アウェイ遠征の参考になります。天草市、行ってみたいです。

以上、プチプレビューでした。


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