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1年。

お世話になっております。
年の瀬ではありますが、特にそれが理由ではなく仕事が忙しい元フランス人です。
いやむしろ年の瀬のせいであってくれ。

あれから1年が経ちました。
気持ちの整理は文章にしてまとめ、つけたつもりでいましたが、
どうしても考えてしまう日は少なくなく、ふとした瞬間に涙が出てくることもありました。
少し落ち着いた今、考えを綴ります。

一つお伝えしたいのは、沙也加さんの歌を聴くと涙が出てきてしまっていた1月の頃と比べて、
今ではちゃんと沙也加さんの歌を聴けるようになりました。
いや、むしろ沙也加さんの歌から元気をもらっています。
やっぱり自分は沙也加さんの歌に魅了された人間なので、どんなに悲しくても聴きたいものは聴きたい。
あの伸びやかな高音。かといって滑らかではない、良い意味でわずかなざらつきを併せ持った特徴的な声質。
遺された声を求めてもいいものなのだろうか、縋っているように見えないだろうか。
葛藤も入り混じりながらではありますが、MUSICALOIDだったり、TRUSTRICKの曲、はたまた個人名義の曲を日々聴いております。

やっぱどの曲も今聴いても全然褪せないし惚れこんじゃうんだよなー。
SAOのキャラソンの「Ubiquitous dB」は壮大な世界観にいつもワクワクしちゃうし、TRUSTRICKの「FLYING FAFNIR」はタイアップ曲だけあって強い。
最近はMUSICALOID #38 Curtain Call!から「kiss」がお気に入り。
恋愛がテーマの歌詞って基本ほとんど刺さらないんですが、
サビの「壊れるようなキスをしましょう この空さえ爛れるほど」の歌い方から漂う悲壮感と憂いに毎度惹き込まれちゃうんですよ。
各種サブスクで配信中なので、良ければ是非。

なぜ死んでしまったのだろうかと考えたこともありましたが、
その答えは絶対に出ない。誰にも分からない。
無駄ではないとは思うけど、建設的ではないな。
生きてる分好きな事、楽しいことやり尽くしてやろう。
沙也加さんが悔しがるくらい、人生を謳歌してやるんだ。

人を応援する、俗に推し活するなんて言いますが、
自分の推しに対する考え方も見つめ返すきっかけになりました。
「推しは推せるときに推せ」
誰が言い始めたか分からないし、こんな軽い言葉で片づけるのはいささか不本意ですが、まさにこの通りだなと。
自分の興味には正直に、純粋に。そしてやれる範囲で最大限のことを。

その結果がDDかよってツッコミは甘んじて受け入れます、だって魅力的な応援したくなる人がたくさんいるからね。

故人は思い出してあげることこそが一番の弔いです。
このnoteを読んで、少しでも思い出すきっかけになってくれれば幸いです。

沙也加さんが向こうでも笑顔で過ごしてることを願って。

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