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ダビンチリゾルブ19速報

NAB2024Update(YouTube)で紹介されたダビンチリゾルブ19の新機能について紹介します。
日本語や英語の字幕が出ていなかったので、何度も戻して見ながら内容を確認しました。参考にしていただけたら嬉しいです。
いろいろ画像貼り付けて説明したかったですが、著作権の問題がありますので文字だけで紹介させていただきます。

私の下記YouTubeチャンネルでいくつかピックアップして実際の画面で紹介していますので参考にしてください。

https://youtu.be/CyJzYvGcj1Q

太文字で協調しているところが、個人的に追加されて嬉しかった機能です。

無料ユーザー向けアップデート機能紹介


無料版ユーザー向けにより詳細な解説ページを追加していますので参考にしてください。

アップデート内容(ダイジェスト)


オーディオトランスクリプション(文字起こし)機能

  • テキストと一致するタイムライン上のクリップをカット編集できる【有償版のみ】
    テキストを削除すると連動してタイムライン上の該当部分をカットしてくれる機能。これは便利かも。

  • 複数話者を区別して文字起こしができる【有償版のみ】

  • テキストを検索&置換(一括置換も可能)【有償版のみ】

エディットページ

  • トリムエディタ機能
    クリップ間の境界をスライドさせる機能。
    今までもトリム編集モードにすればできてたと思うけど、なぜ追加されたのかちょっと分からなかったです。

  • 再生ヘッドを真ん中に固定するモード追加
    カットページのような編集ができます

  • 複数チャネルの音声を持つクリップで属性画面を開かなくてもインスペクターで編集ができるようになる

  • リファレンスコンポジション
    Fusionで作ったエフェクト部分だけを共通化できる。共通化したクリップは修正をいれると適用した他のクリップも反映される。テロップのアニメーションを共通化しておくとまとめて変更ができるので便利かも。

カラーページ

  • カラースライスのコントロール追加

  • AIによる高精度なトラッキング機能(inteliTrack機能)【有償版のみ】
    安定したトラッキングができるそうです

  • AIによるノイズリダクション(UltraNR機能)【有償版のみ】
    サンプルエリアを指定してAnalyzeボタンを押すだけで最適なノイズ削減のパラメータ調整をしてくれる

  • レイヤー機能
    今までは1つのノード画面でノードを接続してカラー編集していましたが複雑になるため、プライマリー、セカンダリーなどをレイヤーに分けてノードを管理できるようになります。デフォルトではレイヤー1つなので変更が必要。

  • フィルムルッククリエーターエフェクト【有償版のみ】
    ブルーム、グレイン、フリッカーなどフィルムエミュレーションができる機能が追加。Dehancerとほぼ同じ機能。

  • Defocus Backgroundエフェクト
    背景をぼかしたり、色合いを変えたりすることができる

  • Face Refinementエフェクトの改善【有償版のみ】
    人の顔の検出を手修正できるようになります

デリバーページ

  • 指定したビデオトラックの書き出しのオン・オフができる

メディアプール

  • タイムラインバックアップを削除する機能追加

Fusionページ

  • テクスチャーツールの追加

  • VDBファイルを使ってリアルな炎や雲を表現することができる

  • MutiPolygonマスク機能
    複数のマスクを一つのノードで扱える。今までPolygonノードを複数つかっていたのが一つにまとめられてノードがシンプルで管理しやすくなるそうです。

  • シェープにテキストツール追加
    shapeで図形を作ってテキストと組み合わせるとき結局通常のマージノードで合成が必要でしたが、shapeの中で閉じてマージができるようになります。これは便利になると思います。

  • BSplineシェープツール追加
    曲線の図形をつくれるようになります。

  • シェープにアニメーションモーションパスが使える

  • TrackerでAIを使った高精度なトラッキング【有償版のみ】

テキスト+

  • エディットページのビューワー上でテキストの入力や部分的に位置を変更できる
    動画ではテキストの入力ができるとは言っていなかったですが、メニューにそれらしきものがありました。みんなが欲しがっている機能だと思います。色なども変えられるかは分からないですがこれは嬉しいですね。

フェアライト

  • Music Remixier機能【有償版のみ】
    iZotope RX standardに入っているmusic rebalanceとほぼ同じ機能。人の声だけを残したり、消したりすることができます。そのほか、ドラム、バス、ギターなども個別に同様のことができます。

  • Dialogue Separator【有償版のみ】
    SuperStone CLEARとほぼ同じ機能が実装。人の声、環境音、背景音を分離してそれぞれの音を大きくしたり小さくしたり消したりすることができます。

  • Ducker
    人の声が入っているときにBGMの音量を自動で調整する機能。これは欲しい。

  •  自動パン機能【有償版のみ】
    オブジェクトをトラッキングして、音の聞こえる方向を自動で変えてくれる機能。臨場感を出すのに役立つ機能だと思います。

  • 3Dオーディオのアップデート【有償版のみ?】
    ※あまり詳しくないので説明省かせていただきます。

  • EQのリアルタイム解析機能【有償版のみ?】
    ※動画の解説だけでは良くわかりませんでした。






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