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修正力 続編


今回このような質問をいただきました。

修正力に関して質問があります。

修正力を高めるトレーニングがあるのでしょうか?
※ここでいうトレーニングとは、設定された動作を繰り返し取り組むことで所謂体に覚えさせる方法

それとも状況設定したの中で、都度プレーを分析、思考しながら詰め重ねていくものなのでしょうか?

個人的には後者だと思っています。
ただそうなると、種類が沢山あるので、どの様に積み重ねるのか、プランニングに迷います。



これに対し返答遅くなりました。

修正力を高めるトレーニングはあります。
もちろん様々なシチュエーションを想定しなくてはいけないです。
ファーストアクション、セカンドアクション、サードアクション…もしくは4つ目のアクションまで。
ですが、がむしゃらに何でもいいから色んな想定していけば上手くなるか?というと中々そうではないと思っています。

例えば 前回の試合で、『これを失敗をしたから、次のトレーニングはそれを補う為のトレーニングをする!』では、この能力を向上させるに不十分である!というテストの結果の振り返りというのは、自分が体験して有効とは思えませんでした。

プランを持って臨む必要あると思います。
ただ多くの回数をこなす事は大事だと思います。
ですが、まずその状況に対してどのようにすれば対応できるか?の頭(思考)の部分の理解が必要不可欠になります。
そしてトレーニングプランをここでお伝えする事はできませんが、①立ち上がり方法、②実際にいける範囲の把握、③最大歩数の使い方(最大歩数とはファンブルなどした後、次のアクションに行くまでに使える歩数量)④相手の想定(ボールに詰められるまでの時間の猶予)⑤その全てプレーに無駄はないか?、という考えを形にするのがプランニングをする際に必要不可欠なことだと思っています。

こういう理論を話していても、いざ試合では自分自身でも正確にできる時ばかりではありません。
ただこの部分が正確にできている時は、本当に自信を持って対応できると感じられます。
それでも決められてしまう場合がありますが、ただ多くの失点では、それができず決められてしまう事が多くある為この修正力の部分はとても奥が深いものだと感じています。

いざプレーしている方は、一回でキャッチすることをもちろん意識して欲しいですが、それができなかった場合そういう修正能力を持っている事で、
◦プレーの幅
◦チャレンジできる範囲
を広げることができ、ミスが起ってもそれに対する適切な対応を増やし理解する事で失点数を減らすことはできると思います。

そういう意識の元チャレンジして見てください!


質問へは答えられる範囲ではありますが、返答していきたいと思います。

どこかのタイミングで色んな人と話をする機会が設けられたらいいな!と楽しみにしてます。

それではまた。




林 彰洋

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