見出し画像

[靴屋のSDGs]和・洋を問わない、個性派サコッシュ

コロナ禍が始まってから、もうすぐ3年が経とうとしています。
ウイルスの猛威は未だに終息する見込みがありませんが、緊急事態宣言による飲食店休業や大規模施設の閉鎖などはなく、少しずつコロナ以前の暮らしが戻りつつあります。
今年の夏は多くの地方でお祭りや花火大会が実施され、本当に久しぶりの開放感あるひと時を、たくさんの方々が楽しまれたことでしょう。

お祭りといえば、浴衣を着て出かける方も多いかと思いますが、浴衣や着物の和装には巾着や小さなバッグ・ポーチ等が必需品ですよね。
弊社フットバンクスでは「靴屋のSDGs」として取り組んでいる「余った国産牛皮革材料の再利用」商品で、個性的なサコッシュを制作しています。浴衣などの和装だけでなく、もちろん洋服にも似合います。使用シーズンも問いません。

使用シーンは以下のようなイメージ。

・浴衣や着物に合わせる物入れとして使う
・近くのお買い物や少しのお出掛けバッグとして使う
・旅先でのセカンドバッグとして使う

2つ折りサイフ・スマートフォン・キーケース・メガネケースなど必要最小限のものが入るよう、縦型デザインになっています。
サイズ(口を閉じたときの収納スペース)は縦17 × 横12 × 幅6 cmです。

「凧」モチーフの平タッセル
サイフ、メガネケース、スマホ、キーケースもすっぽり入る

飾りには、和をイメージした「凧」モチーフの平タッセルを採用しました。

そして今回こだわったのが、蛇腹状になった口(金具)です。
しぼめた状態で3cm程度、ふたを開けると直径10cmまで広がります
どことなくレトロな雰囲気で、他にはない雰囲気が漂います。
取付けは金具の穴数に合わせてポンチで革に穴を開けて、手で編み上げました。
補強もかねてポリエステルの組紐を使うのですが、この蛇腹金具、穴がとても小さくて、細い針しか通りません。その細い針の針穴に、太めの組紐はとても入りづらく……。編むのには一苦労しました。

蛇腹金具の耳部分に付くショルダーベルトの長さは、最長で1m20cmです。5cm間隔で8つの穴が開いており、調節が可能です。
ベルト幅は15mmなので、短く結んで手で持つこともできます。

ショルダーベルトの長さは、最長で1m20cm

こちらのサコッシュは、FOBS FACTORYの商品としてCreemaにて販売予定です。
これからもFOBSはお客さまのニーズにお応えできる革アイテム作りを企画したいと考えていますので、「こんなのが欲しい!」などご要望がありましたら、ぜひコメントいただければと思います。よろしくお願いいたします!

一日でも早く、暮らしが平常に戻りますように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?