VDMX5 何年経っても直らない致命的なバグ その1

#VDMX5 #VDMX #VJ

こんにちは、fumiです。
今回はVDMX5のバグについてです。
多々あるかと思いますが、個人的に重要だと思うものについて2つご紹介します。

1.レイヤーポジション

ご自身のレイヤーポジションを見てみてください。

こうなっていませんか?
これは新規にレイヤーを作成しプロジェクトを保存終了、次回立ち上げた際に発生しているものです。0.05ピクセル程度ですので実際に出力しても気付かないレベルですが、過去これにハマってかなり時間をとられてしまいましたので…。

実際にあった事例として、システムはポン出し再生にRoland PR-800HD、VJとカメラエフェクト用途でVDMX5、間にスイッチャー。
PR-800HDでロゴ出ししている際、当機に素材の取り込みを行う必要が発生しVDMX5でのロゴ出しに切り替えることになりました。
スイッチャーでソースを切り替えたところ同じ素材を出しているにもかかわらず滲んだように切り替わりました。
結果的にはVDMX5の上記の問題によりズレていたことが分かりましたが、ポジションは盲点で原因の救命に時間を要しました。(当時全く触っていない機能だったこともあり)
実はこれ結構大きな問題で、原因究明をするために再生機、スイッチャー、その他ぶら下がっている変換機なども疑うことになってしまいます。
再生ソフトである以上 素材のポジション、スケールはバニラの状態で正常に出力されていないと困りますよね。。

解決策
該当のレイヤーポジションを選択しUI Inspectorから0を直打ちするだけです。

これを症状が出ているレイヤー全てに行い保存終了、再度起動すると解消しています。

レイヤーを追加するたびに新しく追加したレイヤーはこの症状が発生しますので、プロジェクトの改変で追加した際は都度保存終了、修正…を行う必要があります。


2.フレーム送りスライダーのバグ

これは僕の運用方法上、かなり死活問題です。

ここのバグです。
コンサートなどでポン出しを行う際、映像と外音がズレているとスピード調整やフレーム送りをして微調整することがあります。
VDMX5ではこのスライダーに1,3,5フレームなどのマークを打って送り量を調整するのですが、ソフトを起動し直すとスライダー幅が3までになってしまいます。
そもそも再起動すると上限が3.00になるのでアサイン以前の問題。

数年前のアップデートで直っていましたがここ最近のバージョンで復活しています。
ご存知の方がいたら教えて下さい。(切実)

解決策
ControlSurfaceから値を送っても再起動時はバグっていますが、一度Secondを選んでFramesに戻せば解消されます。
しかし、これではレイヤーが多いときに不便なため応急的な対処になります。
解決策が見つかりましたら共有します。

以上、楽しいVJライフを!

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