『炎上』はなぜ起きる?

フォロワーが少なくても、炎上は起こりえる。起こる可能性は減らせているといっても炎上の可能性をゼロにすることはできない。ゼロにするのであれば、これは非公開に設定して、フォロワーもゼロにして一切誰にも公開しないことで完全に炎上はしなくなる。

しかし、これは、ゼロにしてしまうことで、SNSとしての特徴であるコミュニケーションや共有といった特徴を生かし切れていない。これでは、チラシの裏にお絵かきをしたり、名言を書くのと同じく、ほぼ自分に公開されるだけなので、他人が関与することはほぼない。

それによって、炎上は起こらない。素晴らしい。

フォロワーが少なくとも、アカウントが非公開ではない限り、検索やハッシュタグなどに引っかかる。少ないだけでも、アンテナを幅広く、そして高く張っている人にとっては救い上げられてしまうのだ。誰も見ていない、という状態は本当にフォロワーがゼロで非公開にしていなければ実現しないのだ。

人よりもアンテナが高い人というのは、そのグループや組織で広報担当やマーケティング担当している人というべきか、人の行動の先の先を見通していかないといけない人、見通ししないといけない人だ。

Twitterのリスト、そしてアプリなどの機能で自動でとあるワードに反応して表示するような機能があれば、見つかってしまうのだ。見つかってしまえば、スクリーンショットや別な媒体において、シェアをされてしまうとTwitterのみならず、広がってしまう。これにより元ネタがぼやかされた二次的な情報などに反応した人が、さらに煽り立てられたりして、さらに炎上する。

ネット自警団、ネット上での自警団などの第三者などが、さらに炎上させたことで、広がった炎上を戻すことはできるだろうか。自然消滅するまで、自動投稿で関連ワードが投稿されたり、スクリーンショットが2chにまとめられたり、など、さらに複雑化広域化していく。

これによって、炎上しないのがよい、炎上したくないというのであれば、本当に気が知れた仲間内でフォローしあうだけなどにしなければ、狭いコミュニティにならなければ厳しいのだ。これでも、自分だけ仲がいいと思っているだけでは、いずれ鬱憤がたまった人が炎上する種を漏らすことは否定できない。

ようは、そういう炎上するネタを書かない努力をする。そして、炎上してしまった場合は、すぐに謝罪などをしないと、勝手に炎上させていく存在がインターネット上には多い。気を付けておくのに越したほうがいい。

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