暑い暑いよ暑すぎる(競馬のお話その2)

皆さんおはようございますこんにちはこんばんは。
KEYTALKのボーカルの兄ちゃん、フェスで聴いたときとCDで聴いたときの声の高さの差にビックリしたふみ(パトゥティ)です。
フェスで『MONSTER DANCE』を聴いて曲を好き(踊れない)になっていざSpotifyで聴いたら全然違うの!
ベースの兄ちゃん逆変声期迎えてるやろ!レベル。
ハイトーンボイスの男性に憧れます。

さて前置きはこの辺にして前回の続きから。
今回は好きなお馬さん、好きなレースについて喋りたいと思います!


2.好きな馬・レース

まずは好きな馬から。
1番好きなお馬さんは「マカレア」です!


…。
いや誰やねん!!


ってなった皆さん。
その反応大正解です。
なんせ中央19戦1勝の成績なので逆に知ってる人がいたら泣いて喜びます😂
それもそのはず。
お気付きの方もいるかもしれませんが一口馬主で出資したお馬さん。
といっても当時10代だったので母親に了承を得て母親の名義でやってました。
一口馬主とは1頭の競走馬を複数人で出資する方法のことです。

2013年生まれ 父ダイワメジャー 母ワイオラ
今や売れ残りなんてキャロットクラブ(一口馬主クラブ)では考えられないんですけど、この頃はまだ売れ残りの馬が十数頭いたんですよね。
その中の1頭でした。
半兄にフランスの重賞勝ち馬がいて血統はなかなか良い。
なのに体が小さくて売れ残ってたんです。
でもその仔の写真に写るキリッと光る瞳に惹かれまして。

キミに決めたっ!

ってなりました。
そして馬名がマカレアに決まったわけですが。
意味がハワイ語で輝く瞳。
考えてくれた人凄いわ。(こんな名前の食パン屋あったよね?)となりました。

マカレアさん(NFしがらきにて)
今見ても可愛すぎる。あかん。好き。

まぁとっても可愛らしい子で。
でも気性が荒いのがこの子のネックになる部分でした。
元々トレセンで計る馬体重が420kgと小さいのに
輸送で大幅減。
で結局毎回400kgで出走。
ホント馬運車って狭くてずっと揺れてるし馬にとっては苦痛でしかないと思う。
そんな中毎回競馬場まで輸送されて頑張ってるお馬さんには敬意を表さなくてはいけないなと思うんです。

色々ありましたがそんなマカレアちゃんも輸送のない札幌競馬にて通算5戦目で初勝利をあげるのです。
ちっちゃな体でピッチ走法で懸命に走る姿にテレビの前で絶叫しました。
そしでゴール板を先頭で過ぎ、嬉し泣き。
後にも先にも競馬で泣いたのはこの1回限り。
たかが400分の1の分際でこんなに心を揺さぶれるんだから1頭丸々持ってる馬主さんは初勝利したときどういう感情になるのでしょうか。
馬主デビューされる柳田悠岐さん、感想お待ちしてます。

このときの鞍上はジョアン・モレイラ。
モレイラさん上手かったなぁ。
この週のモレイラさんは特に神がかっていて騎乗機会7連勝というタイ記録を打ち立ててます。
その記録にマカレアちゃんの名が刻まれるのはとっても嬉しいこと。

とまぁそんな感じでその後は1勝クラスで3着が1回あった程度でサラオクに出されました。
繁殖牝馬として過ごしていた時期もあったそうですが不受胎や死産で1頭も子を残せず今は行方不明です。

そう思うと競馬って楽しいし面白いしカッコいいし可愛いんだけどどこか儚さも感じます。
人間のエゴで産まれてきたと言われても否定はできないからこそ1頭1頭の命をどうか最期まで看取れる世界であってほしいなと心から思ってます。

ちょっぴり切なくなってしまったのでマカレアちゃん以外で競馬ファンなら知っていそうな好きな競走馬を羅列していくと

・アストンマーチャン

小さい頃家族に「まーちゃん」と呼ばれていたので応援していました。
この子もピッチ走法の爆烈快速娘。
強い時は本当に強い勝ち方なのに負けるときはあっさり負けるそのギャップも好き。
ニシノフラワーに続く3歳牝馬でのスプリンターズS(G1)制覇でした。
アドマイヤコジーンの繁殖牝馬として子供見たかったなぁ😢
ちょっとイメージとは違ったけどウマ娘実装ありがとう。
一家に一体マーちゃん人形!!!

・スリープレスナイト

上村洋行騎手(うえちん)とのコンビが大好きでした。
上村騎手はサイレンススズカといった名馬に騎乗経験はありますが、スリープレスナイトと出会う前まではG1勝ちなし。
そして上村騎手は1990年後半に「黄斑上ぶどう膜炎」という目の病気を発症し騎乗成績が落ちてしまい、一時期は騎乗を自粛。病を克服して復帰した苦労人です。
スリープレスナイト自身はダートで勝ち星をあげ勢いそのままに芝短距離を席巻。
2008年スプリンターズS(G1)で中山の坂を諸共せず突き抜け人馬共に嬉しいG1初制覇となったのでした。
ゴール前からガッツポーズする上村騎手(うえちん)も喜びを抑えきれなかったのでしょうね。
この子も繁殖牝馬としては1頭しか子を残せず早世。
孫のセラフィナイトが頑張ってます。

・テイエムプリキュア

二度も蘇ったプリティー×キュアな戦士。
2歳時は阪神JF(G1)を無敗で制するも翌年以降低迷。
オーナーももうダメかと思っていたのでしょう。
6歳の1月、日経新春杯(G2)が引退レースと発表されました。
しかしこのレースで鮮やかな逃亡劇で快勝。
人気薄・軽いハンデで周りのマークも殆どなく軽快に逃げ切る姿を見せ、引退の花道を自ら飾ったのです。
鞍上の荻野琢真騎手(オギとん)はこれが重賞初制覇。
それ以来オギとん重賞勝ってないの寂しい…。
と、ところがどっこい。
この結果を受けオーナーは異例の引退撤回を発表します。
引退撤回をした馬って他にオメガパフュームぐらいかな?
ただその後のレースは9着、18着、14着。
やっぱり日経新春杯はフロックだったんじゃないか。
そう思う人が多数いる中であのレースを迎えることとなるのです…。(続く)

これまで4頭好きな馬をあげてみましたが、全部牝馬。
女の子大好きな傾向にあるようです(照)

そして今年一口馬主を自分のお金で始めることにしました!!!
周りでやってる方が沢山いらっしゃるのでやりたい気持ちが強くなりました。
どの一口馬主クラブのどの馬に出資したのかはまた追々お話できればと思います😂


続いて好きなレース。
1番好きなのは2009年のエリザベス女王杯。
そう先程のテイエムプリキュアが2度目の復活を遂げたレースです。
この時テイエムプリキュアは勝ったではなく2着でしたが十分すぎるほど頑張りました。
勝ち馬はクィーンスプマンテ。
この馬は彗星の如く現れたヒロイン。
共に人気が無く大波乱となりました。
そしてこの3着馬が圧倒的1番人気だったブエナビスタ。
このブエナビスタを負かした2頭がカッコ良すぎた。
そしてブエナビスタの豪脚を目を見張るものがありました。
あれこれ喋っても伝わらないのでマジでこのレース見てください。
2分29秒。損はさせません。

ご覧いただけましたでしょうか?
私は競馬初心者の方がいたらこのレースを100%オススメしたい。
これが競馬の怖さでもあり面白さでもあると!!!

まず2頭は最初のコーナーを曲がった時点ではそのまで後ろとの差は離していません。
その間他の馬は徹底的に人気のブエナビスタの動向を気にするわけです。
ブエナビスタも同様に他の人気上位馬の様子を伺います。
そうこうしてる間にクィーンスプマンテとテイエムプリキュアはお構いなしにリードをぐんぐん広げていくわけです。
普通このように大逃げの馬がいる場合は必然的に全体のペースが速くなるわけですが
実際このレースのペースは後ろが牽制するばかりで先頭の馬でも平均ペースぐらいでした。
このペースを刻めたのも2頭の勝因の一つ。
1頭ではなく2頭で走ったのも走りやすかったのかもしれません。

そして3コーナーを迎えるにあたってもまだ他馬はブエナビスタを気にしてるわけです。
あくまで想像ですがブエナビスタが動いたらそれに対応して付いていこう。
と思っていたのでしょうか。
そしてブエナビスタ騎乗の安藤勝己(アンカツさん)は前との差が広がりすぎたと思ったのかさすがに3コーナーで外から進出していきます。
しかしブエナビスタが上がっていった直後の切り替わったカメラワークにご注目!!!!!(1:43〜)

ここが1番好き!!!!!!!!
前の2頭は後続とのリードを保ったまま早くも最後の直線へ向かおうとしてるではありませんか!!!!!

後続に絶望感を抱かせるアングル。
今見ても鳥肌が立ちます。
そしてここからブエナビスタが猛然と追い上げます。
ホントにこのときの末脚は凄い。
めちゃくちゃ強い。
でもそのブエナビスタを振り切り2頭でワンツー!!
クィーンスプマンテ&若手の田中博康ジョッキー、テイエムプリキュア&ベテラン熊沢重文ジョッキーお見事でした!!!!!!!!

1番人気の馬が圧倒的な強さで勝つのも良いですが
こういった人気薄が金星をあげるのも面白くて好きです。
馬券的には苦い結果になるのは目に見えてますが…笑


書くの疲れました!笑
今日はここまで!!
最後に今日のココッチをお届けします!!
皆さんに癒しを与えれたら嬉しいな〜
ではではこれにて!!!
ご静聴ありがとうございました!!!

おやすみ前で若干おねむのココッチさん。
体重減らない…。

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