SixTONESのフィギュアが良すぎる
昨日、2021年7月14日22時にSixTONESオフィシャルYouTubeに公開された新曲「フィギュア」が良すぎるので全国民に伝えたい。
作詞作曲はくじらさん、イラストはリトルサンダーさん、アニメーションはえむめろさん。どう見ても最強の布陣である。聴く前から最高が確定されていたしハードルは高かった。が、それを毎回必ず超えてくるのがSixTONESだ。
何度も出てくるフレーズ
裏切らないものを僕らずっと探して生きている
こんなんジャニーズに言われたら胸にくるよ
芸能界って需要がなくなったら終わり、仕事が来なくなったら続けていくことのできない世界だと思うの。ファンにも、周りの大人にも、誰にだって裏切られる可能性があって、何か一つ綻びが生まれればきっと本当に簡単におしまいになる。絶対に裏切らない確固たるものなんてないのかもしれない。そういう国で長い間生きている彼らが歌う「裏切らないものを僕らずっと探して生きている」は、説得力があって、聴く者の胸をえぐる。だって応援なんていつやめてもいいんだもん。彼らに引きとめる術なんてないんだもん。「ずっと応援するね」なんて嘘で、本当はみんないつ何がきっかけで裏切るかわからない。簡単に裏切る側にまわることができるんだよ。
もう一つ アイドル=idol=偶像 を感じさせるフレーズがあって
ショーウィンドウに並ぶ僕ら
代替不可であれよフィギュア
なんですけど
このフレーズがあって曲名(タイトル)が「フィギュア」なの改めて考えると泣けてきません?
しかもこれを6人の中で最年少でありながら一番小さい頃からジャニーズに所属している森本慎太郎くんが歌うところがまた泣けるんですよね。
彼らは何回ショーウィンドウに並べられてきたんだろう。何回返品交換されてきたんだろう。
先に言った通り「絶対」なんてない世界ですから、代替不可で“あれよ”なんですよね。願いを込めるしかない。ほかにも願望形の言葉って色々あると思うけど、“あれよ”ってところがまたいい。なんか投げやりな感じがして。
明るくて爽やかでキラキラした音に、切ない歌詞。私が大好きなJ-POPだなぁと思った。
曲の解釈は人それぞれだけど、私はこんなことを思ってしまってなんだか泣けました。
“たおやかに番を待つ 僕らずっとこらえて生きている” とかを考えるとジャニーズJr.の曲なような気もするんだよなぁ。白い半袖のシャツが似合う、夏の学生服のような曲。
ほかにも “花占いみたいに一枚一枚”
“散る夢の色” “花束を” とか
花にちなんだ言葉が所々で出てくるのも好きだし
序盤の樹くんのパートで“シーサイド”が出てきて終盤には“足跡を消す”につながるところとかも好き。フルが出たらもっと色々考察したい!
イラストもアニメーションも本当に素晴らしくて「代替不可であれよフィギュア」のところではメンバーカラーにかすんだ影がショーウィンドウの中からの視点で右から入所順に並んでいたりするのでぜひとも全人類に見てほしいー!!
フィギュアは8月11日に発売のSixTONESの5thシングル「マスカラ」に収録されているのでよろしくお願いします💠サブスク解禁の吉報はまだきていないのでCDを…CDを買ってください…後悔させないから…
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