NBAAに取り上げられたTommy Suell アメリカでも注目される理由とは
友人であり、お互い同じ人をMentorをして持つ間柄。Tommy SuellがNBAAに記事として取り上げられた。玉那覇をフライトインストラクターとして育ててくれたBobbie SuellはTommyの父親。Tommyも2歳の時にBobbieに操縦のイロハを学んだ。
今回は記事の内容を日本語に訳して紹介する。
誰もが75種類の飛行機で7000時間以上飛んだわけではありません。また、誰もが16歳の誕生日に単独飛行を実現したわけではありません。そして、ほとんどのビジネス航空パイロットは、「昼間」の仕事のために飛行機に乗った後、自由な時間を使ってアクロバット飛行大会やリノエアレースに出場することはありません。
ラスベガスに拠点を置くチャーター便運航会社Steelman Aviation/AirSmartのCEO兼オペレーションディレクターであるトミー・スエル氏は、上記のすべての業務をこなし、AirSmartが拠点を置き、3機の自家用機を拠点とするノースラスベガス空港の航空業界では、非常に有名で尊敬されるメンバーとなっています。Suell氏は過去5年間FAAパート135オペレーターに勤務しており、現在は同社のピラタスPC-12とPC-24を操縦する16人のパイロットを管理しています。彼はまた、同社の指定FAAチェックエアマンでもあります。
「父は私のお手本であり、飛び方を教えてくれました 」と日本で育ったスエルさんは言います。「私たちは嘉手納基地の飛行クラブに所属していました」 流暢な日本語を話すスエルさんは、日本にいる間は「黒人外国人としての差別に気づかなかった」と話し、若い頃に渡米してからの自分の業績や行動が尊敬を集めていると感ずるとも。また、日本の顧客サービスの良さは、彼のキャリアにも活かされています。
パイロット資格取得の費用のために、スエルさんは、航空機へ燃料補給業務や、客室乗務員としても働いていました。グランドキャニオン上空の観光フライトが最初のプロの仕事。ボーイング737の型式限定も取得し、地域航空であるアメリカンイーグルやゴージェット航空とビジョン航空と経験を積みました。
元々は航空会社のエアラインパイロットとしてのキャリアを計画していましたが、結婚して4人の娘を持つSuellさんは、AirSmartが提供するライフスタイルを気に入っています。「私たちは自宅を拠点とした事業を行っています」ほとんどのパイロットは夜に帰宅することができます。
スエルさんは、有色人種の学生たちに、航空業界でのキャリアのための訓練が手頃な価格で実現可能であることを示したいと考えています。彼はOBAP航空宇宙キャリア教育アカデミーに参加し、格納庫で学生たちに航空機のツアーを提供しています。
スエルさんの長女アメリアさん(8歳)はもうすぐ父親を追い越すかもしれないのです。戦闘機パイロットを目指す彼女は、すでにアクロバット機のピッツのコントロールをマスターし、アクロバット飛行を行っているのです。彼女にとってのヒーローである米国空軍サンダーバードパイロットのミシェル・カラン少佐に紹介されたケリー・クラークソン・ショーの出演を果たしているのです。
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