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アンテナを張り巡らせる人たちの魅力

コロナ渦で不況がさらに深刻化している世の中ですが、ここぞとばかりに勢いを伸ばしている人達がいるのも事実です。しかも世界同時発生しているこの危機的な状況を全員同じスタート地点に立った。全員振り出しに戻った。今までの常識をリセットして行ける。ここからはその人達の独壇場です。

全ての事象において陰と陽がある。同じように見えて視点で変わる。グラスに水が半分入った状態の話は有名ですね。半分しか入っていないという見方もあれば、半分も入っているという見方もある。

影があれば日が当たるところもある。明けない夜は無い。いろんな言葉がありますが、先日見た番組でHIS澤田会長の言葉には感動しました。世界中に拠点を持つ旅行会社のトップです。売り上げ99%減というほぼ壊滅的な状況の中です。

これまで危機あるたびに成長してきました。今回のような大打撃は初めて、創立以来の赤字という危機です。しかし危機があるから成長する経験があるので、今回の大きな危機は大きな成長になるでしょう。

海外拠点ではアイリスオーヤマの展示販売店へと事業転換。学研の教室へ事業転換。海外旅行をオンラインで体験する事業を開発。これら全て現場の人間から出た提案とのこと。引き続き現場の人間からの提案を募集し6,000件もの応募があったことは驚きです。そこから10件に絞り込み事業化予定。

無いものを無いと不平不満をいうことは簡単。不平不満では何も生まれない。時間の無駄。そこに留まるのか無いところから何かを発見するアンテナを張り巡らせる澤田会長を始め、HISのスタッフには素晴らしい魅力を感じます。

10年後には宇宙ホテルを開始するとか

そんなことできないよ!というよりできる方法を考える。SF映画で登場した夢のような道具はほぼ実現化しています。人間の頭で考えることは時を経て技術革新で実現するのです。

考え抜くとそれを実現化する障壁が見えてくる。そこを解決する方法を考えればいい。

澤田会長は「地上で設計して宇宙で組み上げるだけ」とさらっと。「10年後にはできてますね」と。

成功の秘訣は?との質問に「成功するまでやれば成功します」とさらり

トーマス・エジソンも「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」

人間の頭の無限の可能性です

パイロットになりたい!でもこんな航空業界に大打撃を与えているのでは夢も希望のないと諦めるのか、それともどのような方法があるのかを考えるのは頭の中です。考えると行動に移行します。行動するとアンテナのキャッチする範囲が広がります。

仮にパイロットとして働くことができた後に発生するであろう危機を乗り越えるためにも、同じ考え方や行動でアンテナを張り巡らせておく習慣をつけておくときっとその危機を乗り越えられるようになるでしょう。

そういう方々を玉那覇のFMラジオ番組でゲストとしてお迎えして力をもらっています。明るい未来をイメージしてワクワクするか、それとも落ち込むのかは自由です。せっかくの人生ワクワクしませんか!

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