FSO流教官研修

授業や訓練を定期的に確認して教育技法を維持向上させることが目的です。玉那覇の大学専攻が教育学であったため、実際に学校現場で経験した研修制度と、玉那覇の経験したFAA試験官研修制度の二つを合わせてFSO流にしたものです。

実施方法は次のようになります。授業・飛行訓練前のブリーフィング・飛行訓練・飛行訓練後のブリーフィングをビデオ撮影します。他の教官は現場または遠隔でその様子を観察します。撮影後に担当教官他全員の教官を交えて意見交換を実施します。内容・質問方法及び内容・教官の姿勢・目線・言葉・ジェスチャー・訓練生とのやりとり等は適切か?意見交換後にビデオを見ます。見ながら意見交換時に指摘したポイントを再確認します。ビデオを見た後に再度意見交換を実施し、課題と計画を明確にします。

自分を俯瞰する、他者の意見を受け止める、これにより自己成長を目指します。FSOの経営理念の一つが「全社員の自己成長を実現する」ですし、何より訓練生に対してより良い訓練が提供するのが目的です。

航空教育方法も常に新しいものを模索し、教官チーム全員で教育の質を向上させる。これがFSOです。

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