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#探鳥日記12【2024.4.21(日)7:30〜11:30】

夏鳥を探しに、久しぶりに山へ向かった。
早速歩き始めると、キビタキやエゾムシクイの鳴き声が聞こえてきたが、声は奥の方から聞こえてきて姿は見えなかった。そんな中、近くでクロジが囀っている声が聞こえた。近くまで来ないかと待っていると、リスが笹薮の中を走り回っているのが見えた。相変わらずきのみを石にぶつけて音を鳴らしているような声で鳴いていた。どんどん近くまで寄ってきて数メートルのところまで来ると、木に登り尻尾をこすりつけていた。近かったためレンズを向けることはできなかったが、肉眼で灰色がかった毛並みを見ることができて良い気持ちになった。
クロジは泣き止んでしまったので先に進むと、また声が聞こえたので戻ってまた待った。するとなんと目の前の枝に飛び乗ってさえずり始めた。しかし、枝被りで顔が隠れてしまっていた。写真にはならなかったか、眼の前でクロジの囀りを堪能でき至福のひとときだった。
それから歩き回り、飛んでいくトラツグミを見たりしたがあまり夏鳥は見られなかった。上空では渡っていくヒガラとカケスの群れがよく見られ、マヒワとイスカのフライトコールも聞こえた。カラ類が警戒し始めたと思ったら低い空をハヤブサが飛んでいた。道端にたくさん咲いている可憐なスミレが綺麗だった。日光を浴びる大きなブナの木は、美しいものだった。小一時間歩いてやっとキビタキの姿を捉えることができ、それで終わりとなった。ツツドリ、サンショウクイ、センムシエゾムシの声は聞くことができたが姿は見れなかった。父は別ルートを歩いていたがそっちでは結構な数の夏鳥が見れたようだった。私は声を聞くこともできなかったオオルリとクロツグミ、そして宮城県的珍鳥のツミもいたようだった。次回は歩き方をかえてみようと思う。

キビタキ♂
枝被りクロジ
ヒトリシズカ
タチツボスミレ
ブナ

鳥はあんまりだったが満足感はある日だった。短いレンズも欲しい。

観察種

  • キジバト 

  • アオバト(s)

  • ツミ(父確認)

  • コゲラ

  • アカゲラ

  • アオゲラ

  • ハヤブサ1

  • サンショウクイ(s初認)

  • モズ

  • カケス

  • ハシブトガラス

  • ヒガラ

  • ヤマガラ

  • コガラ

  • シジュウカラ

  • ヒヨドリ

  • ウグイス

  • ヤブサメ(s初認)

  • エナガ

  • センダイムシクイ(s初認)

  • エゾムシクイ(s初認)

  • メジロ

  • ゴジュウカラ

  • トラツグミ

  • クロツグミ(父確認、初認)

  • オオルリ(父確認、初認)

  • コマドリ(s初認)

  • キビタキ♂3

  • ウソ(c)

  • イスカ(フライトコール)

  • マヒワ(フライトコール)

  • アオジ(c)

  • クロジ

計30種類


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