シノリガモ、コスズガモなど【探鳥日記#05】2024.02/11(日)
この日は県南をぐるっと回った。
まずはいつもの河口へ。昨日見た雄化ヒドリガモを探してみたが、そもそもカモが全然いなくて、雄化ヒドリガモも見当たらなかった。
今日の目的は県南なので、諦めてちゃちゃっとフィールドを出た。
鳥の海に着き、車を出て歩こうとしたら上空をオオハクチョウの群れが通過。その中に一羽大きめのガンが混じっていた。
この顔の模様はサカツラガン!…かと思ったが、よく見てみると普通にヒシクイ。
影で偶然サカツラガンのように見えたようだった。(写真確認したときめっちゃびびった)
家の上空からも北上するハクチョウの声がちょくちょく聞こえるので、もう北帰行が始まっているのだろう。
早いものでもう冬が終わろうとしている。
さて鳥の海だが、海上には豆粒サイズのビロキンが数羽浮かんでいる程度。
干潟のほうは遠くに休息中のダイシャクシギ一羽、後はアメヒヒにハマシギの群れが遠くを飛んでいたのみだった。
砂浜にも特になし。少し残念だが次のフィールドへ向かった。
次のフィールドへ移動途中、車の中からタゲリの30羽前後の群れを発見!
これはラッキーと思い寄り道して観察。
去年もこの時期のこの場所で見ていて、前回は陽炎が酷くボヤボヤだったが今回は良いタイミングで太陽が雲に隠れて、しかも距離がかなり近かったため綺麗に撮影できた。
観察条件が良かったのでとても楽しかった。
次の目的地に到着。
干潟には特に何もいない。
砂浜では波打ち際でミミカイツブリが採食していて面白かった。魚はいるのだろうか。
さて狙いのシノリガモを探してみるが見当たらない。
今日はいないか?と思っていると真下で潜水採食しているカモが2羽。紛れもなくシノリガモだった。
ちょうど体を隠して観察できる場所だったので、近くで長く観察できて嬉しかった。
のんびり観察して次のフィールドへ。
i漁港に着き漁港内を見てみるが特にいなく、奥の砂浜に行ってみるとたくさんのスズガモが浮かんでいた。
なにか混じっていないかと確認してみたがなにもいなく、ふと視界を広くすると、ぽつんと浮かんでいるカモがおり、見てみるとビロキンだった。
かなり遠かった。が、今季は豆粒サイズでしか見れていなかったので、とりあえず双眼鏡でわかり距離で見れて安心した。
次に今回の一番の目的だったt漁港のコスズガモを見に行った。
今まで何回か見てきたが、特徴的な初列風切を撮れていなかったので、今回こそはと撮影に望んだ。
早速スズガモ群がいたのでこの中にいるかなと思ったらいなく、少し焦っていたら奥の方に一羽で休息中していて安心した。
こちらとしては何時間でも羽ばたくまで待つつもりでいたが、あっけなく10分ほどで羽ばたいてくれてしっかり撮影できラッキーだった。
無事目標を達成して、まだ時間があったのでもう少し南下して鳥を見ることにした。
m漁港に到着し、着いてすぐ近くをワシカモメが通過したがすぐに飛んでいってしまい撮れず。
他に個人的にめぼしい鳥はいなかったが、珍しくカンムリカイツブリが陸に上がっていた。
弱っているのかと思いきや、観察しているとすぐに立ち上がってとことこ水に戻っていった。
最後に近くの河口でカモ探し。
ヒドリガモ、オカヨシガモはいつも通りの数がいたが、珍しいものは混じらず。
その代わりいつもはいないオナガガモが多く、スキャンしてみると雄化個体が一羽混じっていた。
県南はまだ経験が少ないので、いまいちどう回ればいいのかよくわかっていない…
3月中旬になったらまた来て、カイツブリ類の夏羽を近くで観察したいと思う。
日時 2024.02/11(日)07:30〜17:15
観察種
✨ヒシクイ1
オオハクチョウ
コハクチョウ
オカヨシガモ
ヒドリガモ
✨アメヒヒ♂1
カルガモ
マガモ
✨オナガガモ(雄化1)
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
✨コスズガモ♂1
✨シノリガモ4
ビロードキンクロ
クロガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
キジ
キジバト
オオバン
カンムリカイツブリ
ミミカイツブリ
ハジロカイツブリ
タゲリ
ハマシギ
ダイシャクシギ1
ユリカモメ
ウミネコ
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ1
カワウ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
ミサゴ
トビ
ノスリ
アカゲラ
ハヤブサ
ハイタカ
モズ
カケス
ハシブトガラス
ハシボソガラス
ミヤマガラス
ヒバリ
ヒヨドリ
ムクドリ
ツグミ
イソヒヨドリ
スズメ
ハクセキレイ
タヒバリ
シメ
ベニマシコ
カワラヒワ
ホオジロ
カシラダカ
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