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VOX vs Crybaby: ギタリストのための二大ワウペダルブランドについて思うこと


序章:ワウペダルについて

ギター演奏において、エフェクトペダルは音色を豊かにし、
演奏の表現力を高める重要な役割を果たします。

特にワウペダルは、
その独特の音色変化で多くのギタリストに愛用されています。

この記事では、二大ワウペダルブランド
VOXのV847-AとCrybabyシリーズを比較し、それぞれの特徴を探ります。

最も、世の中にはすでにワウペダルを比較するような記事は山ほど存在するので今回は私の体験を踏まえてお送りします

## 1. ワウペダル VOX V847-A購入

私は最近、VOXのV847-Aワウペダルを購入しました。
購入に至ったきっかけは、今まで長年使っていたCrybaby 535が調子悪くなってしまったことです。

VOX V847-Aを選んだ理由は、
そのクセのなさと、
どんなジャンルにもマッチする汎用性、
そして銀ピカの外観の魅力にありました。

VOX V847-A

## 2. 私が機材を買う基準について

私が機材を選ぶ際の基準は、必要性と機能性です。

逆に言うと 必要でないものを買いたくないという
無駄なプライドを持っています。

VOX V847-Aは、その美しさにも関わらず、長らく「必要ない」と思っていました。

しかし、Crybabyの不調という予期せぬ出来事が、
新たなワウペダルの購入を決断させたのです。

しかし、今回のVOX V847-A購入で、新たにわかったことがあるので、
本記事にまとめさせていただきます。

## 3. VOXかCrybabyか?

ワウペダルといえば、
VOXとCrybabyはギタリストの間でよく比較されます。

私が最初に購入したのはCrybabyでした。
購入当時高校生で、Crybabyにした理由は特に無く、
その当時はそもそもワウペダルの違いどころか
どんな種類があるのかも知らなかったのです。

時間が経つにつれ、VOXを使うギタリストも増え、私の中で興味が芽生え始めました。

しかし、それぞれのペダルがどのように異なるか
実際に試奏するまでは理解しづらい部分がありました。

## 4. 実際に弾き比べて見て初めて分かる事もある

私はこれまで YouTube やウェブサイトなどで
VoxとCryBabyを弾き比べてみた
といった動画や記事を見てきましたが
正直両者の違いは自分的にピンとくるものがありませんでした。

参考私がこれまで参考にしたワウペダル比較サイト

西尾知矢さん:
定番ワウペダル 「VOX」 「CryBaby 」 を弾き比べてみようー!同じ弾き手が同じセッティングで比べておりますよー!

エレキギター博士
ワウ・ペダル徹底比較!!「VOX」vs「Jim Dunlop」vs「Morley」編

今回VOX V847-Aの購入にあたって
実際にお茶の水でVOXとCrybabyのペダルを弾き比べてみました。

すると、今まで漠然としていた
両者の違いを肌で実感しました。

大雑把に言うと
VOXは確かにクリーンで汎用性がありますが、
Crybabyにはそれとは異なる独自のクリーンさがありました。

このような発見は、実際に自分で試奏してみなければ
得られないものだと改めて実感しました。

## 5. VOXとCrybabyの違い(主観を交えた)

私の感じたVOXとCrybabyの最大の違い
それはそれぞれの「クリーンさ」だと感じました。

VOXはジャズやクリーンな音楽等幅広い音楽に適した万能な機材である

私はそういった印象を持っており、
自分にはCrybabyよりVoxのほうが合っている
そういう認識をずっと持っていました。

しかし、今回実際に踏み比べてみて新たにわかったことは
Crybabyにも独特のクリーンさが存在する
ということです。

例えて言うなら Voxのクリーンさが
ジャズコーラスのクリーン さであるならば
CryBaby のクリーンさは
marshall jcm800のクリーンさ
と言えば(ギタリストには)伝わりやすいでしょうか?

Voxを試した後、CryBabyを試してみて改めて感じたことは
「あ、これ今まで感じていたCryBabyの気持ちよさだ!!」
でした。

少々皮肉めいたことですが、他の機材を買おうとすることで、
改めて今まで使っていた機材の良さを知ることになった形です。

やはりCrybabyにはCrybabyの捨てがたい良さが存在していました。

Crybabyはライブパフォーマンスでの使用を想定したような、
より温かみのある独特な響きがありました。

強いて私の解釈で両者を使い分けるなら

レコーディングではVOXを、
ライブではCrybabyを使用することで、
最適な音色を引き出せるのではないかと考えています。

## まとめ:ワウペダルの選択 - VOX V847-AとCrybabyの世界


ギター演奏の世界におけるエフェクトペダルの選択は、
ギタリストにとって非常に個人的かつ重要な決断です。

特にワウペダルは、その特有の音色変化で
プレイヤーの個性を大きく反映します。

本記事を通じて、私がVOX V847-AとCrybaby 535を実際に使用し、
それぞれのペダルの特性を探求した体験を共有しました。

## 機材の実際の触れ合いから学ぶ

ワウペダルに限らず、機材選びにおいて重要なのは、
実際に自分の手で触れ、耳で聞き、
自分の演奏スタイルに合わせて試すことです。

インターネット上のレビューやデモンストレーションは参考になりますが、
最終的には自分自身での体験が何よりも価値があります。

私の場合、実際にVOXとCrybabyを弾き比べてみることで、
それぞれのペダルが持つユニークな魅力を肌で感じることができました。

## VOX V847-AとCrybabyの独自の良さ

VOX V847-Aはそのクリーンで汎用性の高い音色が魅力的であり、
幅広いジャンルの音楽に適応できます。

一方でCrybabyは、
よりロック寄りでエッジの効いた個性的なサウンドを提供します。

両者の違いは、
まるでジャズコーラスの清潔感あるクリーンさと、
Marshall JCM800の荒々しいクリーンさを比較するようなものです。

経験を通して新たに発見したことは、
各ペダルが持つ独特の良さの再認識です。

特にCrybabyに戻ってみて感じた「これぞCrybabyの魅力」という瞬間は、
新しい機材を試すことのもう一つの価値を教えてくれました。

## 結論

ワウペダルを選ぶ際には、
VOX V847-AとCrybaby 535のように、
それぞれに独自の特性と魅力があります。

重要なのは、それぞれのペダルが自分の音楽スタイルや
表現したい音色にどのように合うかを理解し、
実際に体験してみることです。

レコーディングやライブパフォーマンスの用途で使い分けることで
それぞれのペダルから最適な音色を引き出すことが可能です。

最終的には、機材は単なるツールではなく、
ギタリストの音楽的アイデンティティの一部となります。

自分にとって最適な選択をするためには、
実際に試して、自分の耳と感覚を信じることが最良の方法です。

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