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65歳の日常 2/7 宇宙船地球号の定員はいったい何人?

先日、古新聞の整理をしてたときに見つけた記事。
去年の暮れに世界の総人口が80億人を超えたそうです。

第二次世界大戦が終わった1925年頃の世界の人口は20億人ちょっとだったというから、70年でなんと4倍になったってこと?(・o・)
いったい、宇宙船地球号は何人まで乗客を乗せられるんだろう。
平和にのっていられる定員は?

地球温暖化を原因とされる異常気象で、すでに様々なひずみを生んでいる現在の状況を考えると、楽観的な見方は出来ないよなぁ~。

人が増えれば様々な資源を消費する。
水や食べもの、文化的な生活をするために必要なエネルギー等々が必要になるよね。
異常気象で、世界の穀倉地帯が干ばつで収穫量が激減してとうもろこしや小麦が高騰。家畜のエサを輸入に頼っていたから、経営が立ち行かなくなっている畜産業などなど。
また、海洋資源の減少で日本近海の漁業も大打撃をくらっているし。

その記事の試算に書いてあったことは、
全世界の人口が日本人の生活レベル(ってどんなだろ?)をするためには、
地球2.9個分。アメリカレベルだと5個以上、中国だと2.4個必要だって。

そこから考えられる事としては、資源の奪い合いが激しくなるってことだよね。
日本は既にその波に飲み込まれてきているのではないか。
過去何十年も、自分の国で何とかすることを放棄(怠慢?)して、著しく低下させてしまった食糧自給率。
グローバリズムという言葉に踊らされて、金さえ払えば何でも世界から買ってこられると思っていたのに、買えない事態になってきている?
世界のものの値段の高騰に日本中が悲鳴を上げ始めてるよね。

ロシアのせいだ、プーチンが悪い、と言ってるだけでは解決しようのない根本的な問題があることに、しっかりと目を向けなければかなりやばいことになるのではないかと感じる。
そんな状態なのに、同じ地球号の乗客同士でいがみ合いをしてる場合じゃないってことに世界中が早く気付いてほしい。
なんてことを妄想するジイジでした。

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