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健康について:加齢黄斑変性になっちゃいました

貼り付けた画像は、no+eの画像から拝借したものです。
ちょっと極端だけど、部分的にはあってるんですよ。マジで。


「加齢黄斑変性」って、聞いたことありますか?


加齢、はそのものズバリでわかると思うけど、
黄斑ってなに?聞いたことないけど、どこにあるの?
変性ってくらいだから、変になっちゃうのかな?

普通の人は、こんな感じですよね。
実際、私も発症してみて、マジ?って半信半疑だったんですから。

黄斑とは、眼球の網膜の中心部分で、視神経が集中してくるうすい膜のこと。デジカメのセンサー部分ですね。
ここで光を電気信号に変えて脳に送り、画像として脳内で像を結ぶ。だから、ここが歪むと画像が歪んで脳に取り込まれるんですと。

数年前に白内障手術をしたときに、左眼に少し異常があることは聞かされていました。

黄斑前膜が肥厚してると。

パソコンで、Excelの枠を見ると少し歪むんですよ。それは分かってました。
これ自体は視力に影響しなければ問題ないというので、白内障の手術後も近所の眼科で年に何回か検査して異常はありませんでした。

悪魔は突然やってきて、、、

それは去年2023年12月21日のこと。
ホントに突然のことでした。

朝、鏡を見たら顔がない、、、?
正しくは、左目だけで見ると、視野のあちこちが歪んで見えるんです。
とくに真っ正面は、空間がゆがんで別の次元への入り口があるみたいに見える。まるで、SF映画だよ。
そのゆがみで自分の顔が隠れててるんですから(・O・)
これは、ただ事ではないのは私でも分かる。

一応仕事に行ったけど、両目だと映像がごちゃ混ぜになって、パソコンの画面が見えない。
左目をつぶって、右目だけで見ればなんとか。
つぶってるのはしんどいから、左手で隠したりしながら昼過ぎまではなんとか仕事してた。

で、早退して眼科に行って診てもらったら、先生も慌ててた(*_*)
いつもの写真と比べたらまったく違うんですもん。出血してるみたい。
やっこうヤバイみたい?(゜o゜;)
夕方5時近かったけど、病院に電話してくれて、明日の診察予約を取ってくれました。で、紹介状を書いてもらって行く先は、、、

聖路加国際病院へ

悪魔をやっつけるには神の力、信仰が必要、ってわけじゃなくて紹介されたのが築地の聖路加国際病院だったわけで(^^;)

大病院の初診は大変。そしてショックなこと数々

翌日、朝早くから築地に向かいました。初診ですからね。
高層ビルの聖路加タワーを目指していったら、病院はちょい手前にあっていったん通り過ぎてしまい、裏側の車止め(ホテルの入り口みたい)から入りました(^^;)

初診受付して眼科外来に行って、しばらくして視力検査。
右目は普通に見えるけれど、左眼が、、、

殆ど見えない、、、

これまた正確に言うと、視力検査定番のわっかはどこが開いていますか?
なんだけど、見ようとするポイントに、異次元空間の入り口があって邪魔して見えないんですよ。

これまで、私の視力は白内障手術後、左右共に1.2くらいでした。
それなのに、左目の視力が ”0.3” くらいしかない、、、トホホ orz
どえらいショックです。
でも、これはまだ序の口。
この後もまだまだ続いてく襲ってくるのでした。

診察までには検査検査、、、ふう待ちくたびれた

他にも瞳孔を開く目薬を差して、眼底の写真を撮るのに時間がかかり、
診察室に呼ばれるころには、他の患者さんが殆どいなくなった2時近くだったかと思います。

担当して下さったのは若い女医さんでした。診察室で両目をしっかり見られました。
ちょっと気になったのは、やけに右目を詳しく診ているなぁ~、ということ。

そして見せられた1枚の写真。
なにやら丘のように盛り上がっていて、その下に空洞があるようなものでした。
後で分かりましたが、その写真こそ、まさしく「黄斑」が眼球の内側に向かって押し上げられて歪んでいる「黄斑変性」の症例そのものだったのです。

目に注射(?_?) レーザーも(?_?)

「左目のゆがみの原因は「加齢黄斑変性」で間違いないでしょうね」
とのこと。やっぱり(;。;)

「で、右目にも異常があって、穴が開いてます。」
え~~(・O・)
「網膜裂孔」が1箇所あります、だって。
ショック orz まったく自覚症状は無かったんですよね。  

「でも、一つしか無いし小さいから治療すれば大丈夫ですよ。」
トホホ。

そして続いて、
「治療ですが、左目は眼球に注射することになります。右目はレーザーで焼きます。」

が~~ん(*_*) 目に注射するの?マジっすか?
加齢黄斑変性の治療の定番なんですって、トホホ。避けようがない。

高校生の時に、部活の同期で目に注射されたやつがいました。
そのとき、身の毛がよだつ思いをしました。
そんな恐ろしい治療があるのか、と。

その頃から数えて、50年あまり。
自分にそんな状況が巡ってくるなんて、、、
トホホホホ、、、です(;。;)

そして、「網膜裂孔」ですが、実はこれは少し前提知識がありました。
実は私の奥さんが何回かやってるんです。で、レーザーで焼くということも聞いて知ってました。立ち会ったこともあります。
大した治療ではないようなこと言ってたから、少しだけ気が楽というか(^^ゞ
でも、本当のショックはそのあと襲ってきました。

女医の先生、おもむろに紙を出してきて注射薬の説明を始めました。
そしたら、

目が飛び出るんですけど(゚o゚;; それでも、、、

「この注射は、”アイリーア”という名前で、定番のお薬です。一回あたりの治療費がこちらです。」
と、印をつけてくれた金額が、、、

3割負担で1回あたり「47,000円」

(?_?)(?_?)(?_?) 目の治療してるけど、目が飛び出ちゃうんですけど(゚o゚;;
そして、
「この治療は完治を目指すものではありません。悪化による失明を防ぐものなのです。」

そう、高~い、痛~い(だろう)注射をしても、それでも、完全に元には戻らない、と言われちゃったわけで(;。;)

ダメ押し。
1ヶ月おきに3回が定番になってます、、、
(゚◇゚)ガーン

仕方ない。失明するのいやだから、注射しない選択肢はありません。
今後の治療計画を相談して、看護師さんに説明を受けました。
そしたらそしたら、、、、
まだ来るか!(*_*)

「黄斑変性は長いお付き合いになるんですよね」
だって。
なんでも、3回注射を打って症状が抑えられて、改善したらしばらく経過観察を続けて、悪化の兆候が見えたらまた注射。観察。
これの繰り返しになるんだそうです。トホホ。これで何度目だ?(~_~;)

アイリーアの眼球注射と、レーザー手術を4日後に予約して病院をあとにしました。

長い時間病院にいたせいで、全身のだるさと、瞳孔が開いたままで外の眩しさを感じながら帰途につきました。
どうした!俺。しっかりしろ(・O・)

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