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65歳の日常 2/14 飛行機と天ぷら油

天ぷら油でディーゼルエンジンを動かす話は聞いたことあったけど、今の時代は飛行機まで飛ばしちゃうんだって?知ってました?(・o・)

昔「SAS」って航空会社があったけど、今の話題は「SAF」だって。
今日の夕方のテレビで見たけどなんかスゴいことになってるみたい。

天ぷら油などの使い古しの「食廃油」っていうらしいけど、それを生成して作った油が「SAF」。持続可能な航空機の燃料って意味らしい。
その油を使うと「CO2」が8割削減できるんだって。

そんなアホな、と思ったら、今までの燃料の場合、地面の下から原油をとってきて航空機燃料にするまでに出てくる、そして飛ぶときに燃やして出てくる「CO2」の計と比較すると、だって。なんやそれ。

天ぷら油とかは植物から作られる。植物は「CO2」を吸収してくれて、とか何とか。よく政治的な話で出てくる比較の話だね。

もちろん、地球環境に良くないものを減らすべき、という世界的な大義に異議を唱えるつもりはないのです。
ただ、今現在の供給量では航空機の燃料すべてをまかなうことはできないみたい。現実にはヨーロッパの航空機でも、通常の燃料に少し混ぜてるくらいの感じ。でも、私たちは問題意識を持って取り組んでいますアピールがスゴいね。言い出しっぺのヨーロッパだし。

既に、世界のあちこちで「食廃油」の取り合いが始まっているとか、、、(・_・)
みんなそんなに揚げ物食べてるの?脂質とコレステロールの取り過ぎに注意だよ。なんて(^^;)

今までも、いろんな用途に使われていた「食廃油」が「SAF」に流れるようになることで起こる弊害もあるようです。
日本の総量の半分は輸出しているんだって。驚きです。で、残りの半分の用途に鶏のエサに混ぜて食べさせているんだって。知ってた?(・o・)その油も、エサのとうもろこしも値上がりしてきているので養鶏業者が苦しみ始めている。だから、物価の優等生と言われていた卵でさえ、今までのような価格で販売することが不可能になりつつあるんだって。

誰が最初に言いだしたのか知らないけれど、欧米の先導でルールが作られてそれに合わせていかないといけない、みたいな流れが気に食わないね。
ルールは何でもヨーロッパの特権階級が決める、なんて感じがちょっとね。

CO2を出さない飛行船で旅行なんて時代がくるのかね?知らんけど。

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