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自分で考えるアタマを持つこと

SNSの普及によって、誰でも世界に向けて発信することが出来るようになった現代。
とは言っても、私は日本語でしか発信してないから、伝わる可能性は日本国内が最大範囲ですが(^^;)

なにか事件が起こると、すごい勢いであちこちに書き込みがあって賛否両論巻き起こる。
しかし、ニュースソースはTV,新聞の情報がメインになるわけで、そこでの誰かさんの発言というのが権威づけられていて、ものすごく大きな重い意味を持つことになるんですよね。

今回の元首相狙撃事件についても様々な情報といいかげんな論評、批判がSNSにも飛び火しているんですよね。

正直言って、テレビが引っ張り出してくる「何々に詳しい評論家」とか言う人の中に「あんた本当に詳しいのか?」と思えるようなのがいるから困る。
で、さらに困ったことに、その胡散臭い輩が発する言葉を丸ごと飲み込んじゃう、鵜みたいは視聴者が沢山いる。
TV見てるだけ、又は、偏った情報だけを信じちゃう、考える事を放棄して丸ごと信じる人がいるから、世の中厄介だ。

マスコミがよくやらかすけど、事件の真実の全貌が判らないこの時点で、パズルのピースが一つ出てくる度にあれやこれやの想像が始まる。
事件関係者に寄りますと、今日こんなことを言ったようです。って、やつですな。どんな事件関係者だよ(・_・)
警察もマスコミと結託してて、情報を小出しにすることで見返りでももらってんじゃないの?と勘ぐったりしてしまう。

マスコミにしてみれば、事件の内容すべてを調べ終わる迄警察が何も発表しなかったら、売れるものを作れないわけですよね。
警察も何も言わないと、隠蔽だ!知る権利が~!なんだかんだとマスコミが騒ぐからなんか発表しなくちゃならない。
すると断片的な情報が出て、そそっかしいメディアは視聴者をミスリードすることもあったりする。

結局のところ視聴者は、真実を知りたいというよりも、一応の結論(本当の真実ではなくても)が出るまで、そこに至るまでの推理を楽しんでるだけのお客さんでしかないってこと。

テレビの情報(バラエティ?)番組のコメンテーターって、お前なんでそこにいるの?ってタレントが多くて話を聞く気にもなれない。
その連中は(知識の裏付けの無い)一般市民の一人としての意見でしかないのに、それに同調してそれが正しいと思う奴もいるわけで、、、とんでもないスパイラルだ。

今言える事実は、元首相が応援演説中に暴漢に狙撃されて亡くなったと言うこと。これだけはまごうこと無き事実だ。
でも、真実の解明はまだ始まったばかり。

今わかっている断片的な事実だけで、真実を推理することはただのお遊びでしか無い。想像してるだけでしょ。
新しい事実が出てきたら、推測がひっくり返ることだってあるんだから。

マスコミの妄想合戦が始まっている。
すべての真実はわかったときに「うちが正しかった!」と言うために。

でもこの事件、真実は解明されるのでしょうか?
明かされない闇がない事を願うばかり。

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