【厳選抜粋】好きな曲が1周年ならオタクは感情を曝け出すべきだろ【一千光年1周年に寄せて】

2024/3/19に出した私の初投稿noteの一部です。
あまりに見るに堪えないので非公開にしていますが、抱え込んだ思いをせっかくnoteにしたのに非公開じゃんっていう現状が苦しくなったのと、

別にこれ言わなくてよかったな…って部分が沢山あって、抜粋して再投稿することにしました。

一千光年はこれね

 非公開にした部分には、こうなるに至った経緯が書かれてます。まあ大事なのはそこじゃないので。


救われるような立場じゃないと分かっています。それでも、楽になりたかった。







2-5 悲しきモンスター

贖罪

一千光年投稿からしばらく経って、工作行為によって曲の価値が削がれてしまったことを自覚した自分は、
贖罪のために奔走していました。

自分が一千光年の地位向上のために、風化させないために、出来ることはきっとあると信じてあらゆる手立てを考えました。
そうすれば、いつかは自分も心から一千光年を愛せるかななんて楽観的な考えで。
無駄に曲への解像度はあるので、これを使わない手はありませんでした。

幸いにも、ボカロ界には先程話したKiite Cafeという素晴らしい仕組みがあります。
何が素晴らしいかと言うと、いちリスナーの矮小な声が何十人もの他のリスナーに届くのです。

Kiite Cafeには数々のイベントがあります。その中には先程のボカコレアフターパーティーのように、リスナーからのリクエストによって選曲が決まるようなものがあります。
多くの場合、リスナーはリクエストと一緒に「推しコメント」を送ることができ、送ったコメントが実際にイベントで表示されることがあります。
何百人もの人間の目に映るのです。
やるしかないと思いました。

今見るとちょっと恥ずかしい

また、先程のツリーツイートにあるnoteに書いてあった通り、1度Kiite Cafeで流れた曲が次に流れるのには約2週間かかります。
すなわち、きっちり2週間ごとに流れている曲は超人気曲ということになるはずです。

その思想のもと、2週間ごとにKiite Cafeに滞在し、自分の「イチ推しリスト」に一千光年を設定し、曲が流れるまで待つ、いわゆる『イチ推し耐久』を行っていました。

実際に流れた瞬間に人が集まり始める光景は、何度見ても込み上げて来るものがあります。(そういう便利機能(ユーザーさん開発)がある、通称イチベル)

このような "歪んでいない" 愛による応援を続けると同時に、Twitterアカウントも作ったので、Kiite Cafeのリスナーさん達からフォローを頂いて自分のツイートが見られるようになってきていました。

そのため、何度も何度も一千光年やいよわさんについてツイートしました。心優しいフォロワーの方々がいいね・拡散をしてくれて、少しは何か一千光年への貢献ができたのではないかと思いました。

それがせめてもの贖罪になっていれば、どれほど良かったか。


好きな曲を愛せない

こんな感じで一千光年に対して応援をし続けましたが、心から一千光年を愛しているかというとそんなことは多分なくて。

あの曲を考えるといつも、罪悪感がジャマをするのです。

何回も、何回も、あの曲を聴きました。
何度も、何度も、あの曲が好きになりました。
けれど自分の犯した罪が消える訳ではありません。
「一千光年が好き」と何度言っても、それは中身のない空虚な言葉でしかなくて…
あの曲は私を許してはくれないんです。
ハナからあの曲を愛す資格なんてなかったのです。

いや、本当に自分を許せないのは自分自身です。
散々あの曲を汚しておいて、大した愛もないくせに愛に溢れた心優しい人に混ざろうなんて。
そんな不誠実な人間が、許せなかった。

本当はそんな人達に混ざれる訳がない。
なのにうわべだけ取り繕って生きている自分が、
それで何度もいいねを搾取してきた自分が、
どうしても嫌で。

いつの間にか、何も感じなくなっていました。
感動は枯れ、心地良さもとうに使い切りました。好きな曲ほど沢山聴いて、飽きてしまうのはよくあることでしょう。
まったく心を動かされなくなってしまった。

好きな曲を愛せない。誰かが愛しても自分が許さない。どれだけ行動しても自分を認められない。
これほど辛いことがあるでしょうか。
自分には思いつきません。

私にとってあの曲は、惨めで辛くて苦悩に満ちた曲です。
それでも一千光年を忘れることはありません。
一生惨めな気持ちを抱えて生きることがせめてもの 慰めなのです。



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