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世界と私を繋げた本(落合信彦とサッチャー)
年末年始に岡山の実家に帰ると、10代で悶々としていた頃に読んだ本が本棚に並んでいて当時を思い出す。
右側は、当時憧れだった国際ジャーナリストの落合信彦さん(落合陽一さんの父)が退任直後のマーガレット・サッチャーに独占インタビューした時の雑誌「BART」の記事。
当時、田舎の高校生にすぎなかった僕は、これをみて「世界は何だかすごいな」と漠然とワクワクした。
その後、渡米してワシントンDCに住んでいた頃、サッチャーが関係者向けに出版講演会を開くという情報を得た。鉄の女・サッチャーに目の前でサインをもらい、握手もさせてもらった。本で見た歴史上の人物を目の前にして不思議な感じだったのをよく覚えている。
世界は広いようで狭く、狭いようで広い。そんなチャンスを与えてくれたのは明らかに「本」で、本がなかったら、今のような経験はできなかったと思う。本には感謝しかない。
2024年、今年は久しぶりに本を書こうと思う。
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