宇宙マッサージへの旅⑦

ついにやって来ました美濃!
列車からホームに降り立ち、前を見るとあきらかに地元民ではない風情の女性、何故かニコニコしている。
おそらく私同様、mm booksに行かれるに違いないと睨んだ。
初めて行く場所の道連れになっていただけないかと、普段ならしない声をかけてみた。
やはり!mm booksに行かれるとのこと。と、その時!なんと駅舎から出て来た先ほどの見送り女性は
今から行こうとしているmm booksの
正に創始者、服部みれい氏ではありませんか!ええ〜っ!!なんという宇宙タイミング!
声をかけた女性は既に顔見知りらしく、ひとしきり会話が弾んでいる。
唖然と見守る私。いつもネットの向こうにいた人が、今、目の前で普通に喋っている。
列車は待っていてくれるわ。
車掌さんは一緒に走ってくれるわ。
遠い存在と思っていた人が突然現れるわ。
お天気はいいわ。
もう、何がなんだかである。

じゃ、と素早く立ち去るみれいさんに、一緒に写真を撮っていただきたく呼び戻す。
もちろん、もちろんとまた素早く戻っていらっしゃる。動きが速すぎる。
あわあわとなりながら、カメラに収まる。こんなミーハーな事したのは、初めてだった。

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