見出し画像

【バンカラ梅田店の運営から離れる事となりましたのでご報告】

この度2022年1月1日をもちまして「BAN×KARA 梅田店」を「BAN×KARA 心斎橋店」運営会社へ事業譲渡することになりましたのでお知らせいたします。今後は心斎橋店運営会社が心斎橋店、梅田店の2店舗を、今までと変わらず運営していくことになります。バンドメンバーやホールスタッフはそのまま残りますので、今後とも引き続きバンカラ梅田店、心斎橋店共々よろしくお願い申し上げます。

それに伴い、運営を委託されていた弊社株式会社フラワーズロマンスも運営から離れる事になりました。

思えば芸人を辞めて、経営者になりたくてHIU(ホリエモンのオンラインサロン)に入り、そこで出会ったオーナーの西川さんに「2人でバンカラやろう」と声をかけて頂き、右も左も分からないまま運営をして来ました。

最初は社員として店長業務を行なっておりましたが、2018年11月より自分で株式会社フラワーズロマンスという法人を立ち上げ運営委託という形で運営させて頂いておりました。

32歳で芸人を辞めた自分は「名刺の渡し方」も、「エクセルの使い方」も何も知りませんでした。
ビジネスのいろはを1から教えて頂いた西川さんには感謝しております。

そしてバンカラで出会い、支えてくださったたくさんのお客様、スタッフに感謝しております。

5年間で様々なトラブルや事件に見舞われたくさん成長させて頂きました。

いい機会なのでちょっとした事件簿をまとめてみました。

・声裏返り事件
スタッフ同士が掴み合いのケンカ。
僕が意を決して「やめろ!!」と止めに入るも慣れてなさ過ぎて声が裏返る。

・楽屋ハグ事件
楽屋扉開けたらスタッフが楽屋で抱き合ってたのを見て硬直。数年後そのまま2人は結婚。

・子沢山事件
スタッフ間で恋愛が続出し計3名出産し少子高齢化に貢献。
 
・新地ママ逆ギレ事件
新地のママらしきお客様が来て口調が上から過ぎた。
腹たって「ほな帰っていいですよー!バイバーイ!」と挑発ギミに対応。
その後お連れ様の半グレみたいな人に10倍返しでキレられる。
その後全力で謝罪し、調子に乗った5分前にタイムマシーンで戻りたいと切に願う。

・真っ暗なバンカラ事件
ビルの電力のヒューズが飛んで照明、機材が一切使えなくなる。
お客様にご説明し、その日は真っ暗なアコースティック生バンドカラオケに。

・痴漢取り押さえ事件
ビラ配りしていたスタッフが10名くらいの酔っ払いの若者に絡まれて痴漢される。
涙ぐむスタッフからの報告を受けてビビりながらも意を決して追いかける。
恐怖を振り払うために「ウヒョー!」と北斗の拳のザコキャラのような奇声を発する僕。
警察に電話しながら追跡し、梅田泉の広場でなんとか犯人をつかまえる。
警察が来るまで10分羽交い締めで待ってた。
その後犯人が未成年である事が発覚。
このエピソード言ったらみんなからめちゃくちゃモテるかと思いきや意外とモテずふてくされる。

・逆ナン事件
酔っ払ったお客様がバンカラから帰られた後路上で潰れてしまったとお連れ様に電話を頂く。
新地の真ん中で潰れてしまったお客様を介抱する為に駆けつける。
あたふたしながら介抱するも、その献身的な姿を見ていた通りすがり女の子が僕に好意を寄せ、紙に書いた電話番号を渡される。
生まれて初めての逆ナンにめちゃくちゃにやける。
あっこれはモテるエピソード言いたかっただけです。

・誕生日大スベリ事件
誕生日なので1ヶ月ほどまえからお客様に告知。
当日は期待してウコン2本を飲み準備。
そしてシャンパン30本、スタッフ2倍に増員して準備するもその日はお客様6名しか来ず大スベリ
自分の人間性を疑う。

・ノーゲストクリスマス事件
クリスマスにスタッフ全員でサンタコスして待機するもオープンして初めての終始ノーゲスト。
ただの身内のサンタコスプレパーティーに。

・逆恨み事件
スタッフとお客様が恋愛する。
なぜか店長が巻き込まれて仲を取り持つが、仲違いし泥沼化。
関係ない僕がお客様に逆恨みされ脅迫メールを送られる。

・上半身裸事件
ホールスタッフを募集するもなかなか応募が来ず。
とち狂って店長が上半身半裸の動画を載せるとなぜか問い合わせが来る。
変な採用手法を見出す。
それから問い合わせが鈍るとすぐ脱ぎだす癖がつく。

・10万事件
スタッフと閉店後スマホゲームにハマる。
ハマりすぎて事務所の鍵を開けっ放しで、別部屋でスマホゲームしてたら事務所に泥棒が入り10万盗まれる。
それ以来そのスマホゲームはしていない。

思い返せば集客に苦しみ、マネジメントに苦しみコロナに苦しみと、苦しかった事ばかり思い浮かびますが、そのおかげで今の自分があります。

これからは映像制作事業「芸人インターン」とイベントプロデュース事業をメインに行っていきます。

お世話になった皆様に少しでも恩返し、恩送り出来るように、会社を大きくし、理念である「一つでも多くの笑顔を作る」をより多く体現する為に邁進したいと思います。

僕がいるバンカラ梅田店は残り一ヵ月の営業となります。
スタッフ不足により営業できる日は限られておりますがお会いできましたら直接ご挨拶させてくださいませ。

長い間ありがとうございました。

BAN×KARA ZONE-UK  
店長 中道

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?