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神様のいない神社


ワイオを学んでいくと少なからず驚く話があり、意識の広がりを感じることがあります。

わたしはもともと神社さんにはあまり用を感じないタイプの人間ではあったのですが、

すでに祖の神々はおやすみされており、神様のいない神社が多数存在するという話は非常に興味深いことのひとつでした。

ただ、すでに神様のいない神社さんであっても、必要があって存在するところには気吹戸主命(イブキドヌシ)という風の浄化の神様が居られるのだそうです。


昨年の10月頃、地元の神社の前を通ったとき、ふと気になってそちらの方に顔を向けると、金山神社という文字が目に入ってきました。


ああ、そういえば、ここはカナヤマさんだったんだよなー。

金山毘古(カナヤマヒコ)神は皇の時代にも活躍なさる方で、金属に対する理解が深い、物づくりの能力を持つ方。

この方が協力神となっている人は、やはり職人など、技術系の人が多いらしいです。

わたしの母と息子はこの方が協力神でした。

現在、彫金に手を出しているわたしとしては非常に羨ましいかぎりなんですが。

以前、ここで息子のお宮参りをしたときに宮司さんに息子の名前を褒められて嬉しかった思い出のある神社さんでもありました。

いまさらながら金山毘古神の神社だったということに気づいたし、
それ以外にもどうも気になる感じがおさまらないので翌日お参りに行くことにしました。

境内は二つのお社があり、大きな方がメインになっていて、金山毘古神は奥の方にあります。

大きなお社の方はすでに神様が居られないことはわかっていたので、すぐに金山毘古神の方へ向かいました。

結構衝撃でした。

なにも感じなかったからです。

感じないというより、シーンとしてる。
スーンとしてるというか。

なにも感じられないことにちょっとしたショックを受けながら、他にある小さな祠もまわってみました。

小さな祠は二つ並んで佇んでいて、
ひとつはちょっと怖いと感じたので近寄らないようにし、

もうひとつの祠の前に立ってみると、神様からの信号を受けるときと同じような信号を強く感じました。

なんでここだけにこんなに強い反応が来るのかわからないけれど、でも嫌な感じでもない。

なんだろう、この祠には神様が居られるのかと思うのだけど、神様という言葉にはあまり反応がない。

結局、よくわからないまま家に帰ることにしました。

帰ってからもあの祠が気になって仕方なく、ずっと審神者を繰り返して探っていると、

なんとなく、訴えてくるような苦しい感じまでしてきたので、余計に気になって仕方なくなりました。

そこで、ワイオの言葉出し担当であり、友人のKちゃんに連絡してみることに。

彼女に写真を見せると、
カナヤマさまのところはなにも感じないけど、この先気吹戸主様が入られる感じがする、と。

そして、肝心のわたしが強く感じた祠には、未神(ミシン)様が3名、封印されているように感じると教えてくれました。

未神様とは、人間を卒業され、神様となるために修行をされておられる方々なのだそうです。

わたしはこの未神様という方々のことをこの時初めて知りました。

かつて、神様と一緒に戦った際に、こういった小さな祠に封印されてしまった未神様たちが居られることがあるのだそうです。

だから苦しいような感じもしたんだ。と納得しました。

封印解除は、きちんと手順を踏めばわたしにもおこなえるので、お声を掛けてから心を込めて封印解除をさせて頂きました。

やはり、気になるという感覚を無視しないのが大切なのだなと改めて思った出来事でした。


年が明け、2022年の元旦の朝、ちょうどこの神社さんの近くに用事があり、昨年のご縁もあったので、参拝しに行くことにしました。

祠の前に立つと、以前のときのような強い反応はないものの、やはり同じような感覚を再び感じて嬉しくなりました。

そして、金山毘古様のお社の前に立ったとき、前回はシーンとしていたのに、今回はちょっと感じるものがありました。

もしかして、もう気吹戸主神様が入られたのかな?と聞くと、強い反応が返ってきました。

なんだかとっても嬉しくなって、
これからの皇の時代もどうぞよろしくお願い致します。と言葉を掛けさせて頂き、

普段はあまり買わないお守りまで買ってしまいました。

先日、ある方の対話のサポートをしたとき、神社のご祈祷エネルギーさんが出てこられました。

祖の時代でお仕事は終わりということも理解されており、もうエネルギーがないのに、みんながご祈祷を頼まれるので仕方なくやっている、というようなことを伝えてくれました。

少しでも多くの方にこの事実を伝えしますと言うと、嬉しそうに返事をしてくれました。

改めて、これからの皇の時代は、神様方々を信じて従うのではなく、自分の足で立つ、ということが大切なのだなと感じました。







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