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昨日の敵だった闇のエネルギーさん


先日、ある方の御魂さんとの対話のサポートをさせて頂いた。

その方は、カバー(オーラのようなもの)に異変があり、その原因となっているものをさぐっていたときに出てこられた闇のエネルギーさんについて、お話します。

原因はヒーリングだということ、そのヒーリングにはアシュタール、およびサナトクマラが関わっていることは以前から知っていたので、

見えない存在の言葉を出す能力を持つKちゃんにそのように伝えて、呼びかけてもらったら、やっぱりサナトクマラの闇のエネルギーさんが出てきた。

でも、なかなか光に変わることを渋るので、なぜなのかと聞いてみると、変わることを止められると言われた。

じゃあその止めてくる方にも出てきてもらおうかとお呼びしたら、

なんと鞍馬寺に関わる闇のエネルギーさんが出てこられた。

Kちゃんが、

「なんか、総本山って言ってるから、鞍馬寺の闇のエネルギーさんかな?」

わたしは、ついに宿敵の相手と話す日がきたか!とだいぶ興奮していた。

ニューエイジ系から続くスピリチュアルとは、反キリストである悪魔崇拝者的存在がキリスト教以外の異教をすべて混ぜ込んだもの。

現代の日本に住んでいると、なかなか理解できないところがあるけれど、

宗教に対する夜の時代の人々の思いというのは、どんな形であれ、根強いものなのだ。

鞍馬寺はニューエイジ系スピリチュアルの総本山といえる。
わたしにとっては、ラスボスに近い感覚がある方でもあった。

呼び掛けると、ゆっくりゆっくり、でも少し、威圧するような感じで話し始められた。

神聖な者しか触れてはならぬ

選ばれた者しか、来ない


調べていた頃、スピリチュアルリーダーは大抵このお寺に行っていることを知った。

金星のアシュタールが君臨したと言われている寺。

そこへ訪れるリーダーたちは皆、総じてサナトクマラ、アシュタールに呼ばれたと口を揃えて言う。

お前には無理だろうなぁ、来るのは

「そうですね、わたしは選ばれませんね、絶対にね。」

思わず笑ってしまった。

合わないだろうなぁ

「わたしは、あなたのもとへは行かないと決めた御魂でもありますので。」

 ………

「だいぶ、これまでの時代、大変活躍されて来られましたね?」

そうそう、

うまくごまかしてなぁ

鼻が高い


鞍馬天狗と掛けてる?急にずいぶんと洒落っ気のある雰囲気に変わった。

闇のエネルギーさんとは言え、心ある存在なんだ。

第一、わたしと話してくれるような闇の方々は、わたしに言われなくたって、すでに自分の役割のこともこれからのこともわかってる。

すべて理解した上で出てきてくれている。


なにを目指して、人は力を得たいのだろうか

神聖なる光とは、なんだろうなぁ

わたしには、見当たらないぞ

ここに来る者もなぁ、

なにを求めておるのかのう

わたしにはもう、なにも力はない

たよりにされてもなぁ、こまるでな



そのとき、最初の興奮はすっかり止んで、心からこの闇のエネルギーさんの力になりたいと思った。

わたしにできることといえば、光に変わってもらうこと。こうして伝え続けることしかないのだけれど。

そして外に力を求めるのではなく、自分の力で歩み進めていくことをこれからも伝えなきゃいけないと思った。

そういうことをするとなぁ、

お前にも刃が向くぞ?


2月のあのツラさを思い出した。
うう、またあれがきたらやだなぁ…でも、

「でも、わたしには伝えることしか思いつかないですし、できることをしたいです。」

では、まことの思いとして、

伝えてもらえるかのう

表立っては言えんが、

本音ではある



(光に変わることの)礼にな、

おまえに、ちと力を貸そうの


これは、闇の力を使うことになるのかな?汗

と、一瞬思ってしまったけど、そういうことじゃなく、なんらかの形でそっと手助けをしてくれるのかな。

例えば、刃が向かってきたときにツラさを少し和らげてくれるような。

「はい、ありがとうございます。」

じゃ、よろしくたのむな

では、では


……………


昨日の敵は今日の友だ。


あの頃、スピリチュアルに対する違和感の正体を探るべく、スピリチュアルの闇をずっと一人で調べ続けた。

検索していくなかでたどり着いた鞍馬寺の写真を初めて見たとき、苦しさに耐えられなかった。

なんでみんな気付かないの?

どうしてだれも立ち止まろうとしないの?

凡人のわたしが言ったところでだれも信じない。
伝えることによって訪れる信号を受け取るのが嫌で、強くも言えない。

そしてわたしは、闇とは知らずに関わっている人たちをなんとかしたいという思いを手放した。

もういいや、知らない。

そんな風にも思った。

でもその思いが届き始めた。

他のだれでもなく、敵だったあなたに。


昨日の敵は今日の友


最期の最後まで、闇を光に変え続けた先生の言葉だ。

大昔、もしかしたらわたしも闇として働いていた時代があったんじゃないだろうか。

だから、憎みながらも心のどこかで、今でも闇であり続けるあなたを救いたくて、

ずっとあなたのことが気になって仕方がなかったのかもしれないよ。

そうじゃないと、あなたがわかってくれるたびに嬉しくて泣きそうになる、この気持ちの説明がつかない。

やっぱり、わたしはあなたたちが光に変わるまで、仲間と一緒にここで待つことにするよ。

闇さんこちら、手のなる方へ。


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