初心者向けジョブ 吟遊詩人(PvP)のつかいかた
監修 えありー
編集(清書)・画像作成 Lemonade a.k.a. Yagi
黒魔道士とモンクしかやらないのですか、色々経緯があり何故か詩人のつかいかたを書くことになりました。普段は格闘ゲームをプレイしています。よろしくお願いします。ファイナルファンタジーXIV:ジョブガイドを開きながら読むことをおすすめします。基本的なルールやセオリーについては他の記事を読んでください。それらを読んだ上で詩人をやりたいと思った方に向けたものになります。
吟遊詩人はビギナー向け【特徴】
吟遊詩人は主要スキルが少ない上、軸となる攻撃スキル「パワーショット」「ピッチパーフェクト」に近距離威力減衰があることから基本的に戦場から遠い位置で戦闘する為PvPを初めてプレイする人に多い、近づくのが怖いという人も含めた初心者におすすめ出来るジョブです。また魔法職と異なり攻撃スキルの詠唱が無いことも特徴です。詠唱中に動いてしまい攻撃を中断してしまうという事がないので魔法職に比べても容易に、柔軟に行動が可能です。また機工士や踊り子と比較してもメカニズムがシンプルであることも特徴です。遠隔で最も強い位置にいるジョブの黒魔道士に比べて出来ることは少ないですが、安定した持続的な中程度のダメージ、沈黙(アクション使用不可)3秒を付与できたりと詩人にしか出来ない事も多く独自性も持ち合わせています。簡単だからといって勝てない訳では無いということです。サポート能力も持ち合わせているので、戦闘しながら支援したいという人にもおすすめです。
試合展開を変える決定打的能力は持ち合わせていない【支援特化】
勝利条件であるタクティカルクリスタルを踏むには適さないジョブである・状態異常の適正が単体特化であること・防御無視や不死、確殺性能の無いリミットブレイクであることから黒魔道士や機工士の様に単独で試合展開を変える能力は持ち合わせていません。バンドのドラムスやベースに挙げられる様に、リズム的な土台の軸がしっかりしていないと本来の能力を発揮出来ないのでゲーム展開によっては何も出来ずに負けてしまうことがあります。味方の数は自分の残機です。適切な対象にサポートスキルを投げながらアシストキルを狙うのが詩人の役割となります。
詩人ローテーション
先に貼っておきます。「初心者向けジョブ 吟遊詩人(PvP)のつかいかた」はこれらの内容が詳細に記載されているという感じなので極論これだけ理解しておけばOKです。
思考の択が多いほど強いとするのであれば、詩人は初心者に最適【パワーショット】
敵との距離が遠いほど威力が上昇し最大で威力6000になります。各ジョブの平均HPが50000前後なのを考えると威力6000を約3秒感覚でばら撒く事が出来るのは意外と強力です。どのぐらいの距離を取っていれば最大ダメージを出せるかは木人を叩き距離感覚を覚えましょう。キャスターと違うレンジに挙げられる特徴として、詠唱中も移動が可能であるという点です。ちなみにパワーショットを打つとエンピリアルアローのリキャストが5秒短縮されます。
2~3秒毎に次の事を考えていく
「上手い」とか「強い」と言われる人は一瞬の間に様々な情報を管理しています。現実でも同じことが言えますが、何個目付いてるんだろうって人いますよね。いきなりそれをやれというのは無理があります。詩人のパワーショットには移動可能な詠唱時間があり、GCDも含めれば2~3秒程度の時間があります。機工士の様にスキルローテーションが変化したりする事もなく操作も簡潔です。詩人には「手を止める時間がある」という事です。基本的にはパワーショットの詠唱中のみになりますが、判断できる情報から「次は何をするべきか?」という判断を繰り返していきましょう。当然最初から全てをすることは出来ないと最初に書いているとおりです。簡単で、出来ることからはじめていくのがいいと思います。まずはパワーショット詠唱中に詩人の適切な距離が保てているか、次に味方のパーティリスト確認、敵が防御を使用しているか活性が付いているかを見るという流れが良いと思います。敵の数が減ったら入って来る情報が減るので、少しづつ考えていく択を増やしましょう。一気にやろうとせず、出来ることから始めましょう。もっと言えば、慣れない間は無理に動く必要すら無いでしょう。
詩人には有利な立ち位置があります。マップ毎に異なるので、自分の好みや状況にあった位置を使いましょう。向上心のある人はリプレイを見て、「ここはこうすれば出来たかもしれない、もしくはこう出来たら」と色々考えてみましょう。それがあなたの「択」になります。
言い方を厳密にすると、詩人の立ち位置は前線の「後ろ」では無く、前線の「外」
MPが無くなって軍用エリクサーを使用しようと後ろに下がったら、味方が後ろで追いかけられているとか何故か戦闘しているとかで軍用エリクサーを使用出来ずノックダウンしてしまったという事はないでしょうか。後ろで戦ってはいけない理由でもあります。
詠唱のあるパワーショットを除き、詩人の攻撃スキルは着弾が早いスキルが多い事が特徴です。敵の軍用エリクサー使用を妨害するには適しています。射線を増やすことによって敵の後退位置を減らしたり有利な攻撃を仕掛けることが出来ます。マップ毎や個人の好みで位置が異なるので研究してみましょう。孤立した敵を狙うのも適しているので敵陣側のメディカルキットを回収にも適しています。
味方の数は自分の残機【時神のピーアン】
これまでの通り詩人は基本前線~クリスタル下に踏み込むジョブではありません。なので時神のピーアンで状態異常を無効化させ、時神の護りを発動させる事を目指しましょう。有利時以外で自分がクリスタルに乗り続けなければいけなくなった時点で負けです。前線で戦闘している味方向けのスキルなので、自分に投げるのはあまり得策ではありません。いきなりパーティリストを見るの難しいよという人はとりあえず一番前にいる人に投げましょう。まだ周囲も見れませんというのであればリキャスト毎にタンクか近接に適当に投げましょう。適当に書いてますが正しい相手に投げられないと味方のノックダウンに直接つながるので難しいスキルではあります。
時神のピーアン マクロ
素早く狙った味方に出来るようにマクロを用意しておくと良いでしょう。<>内は2~5まで作成すること。内容次第でMOにも対応します。下のマクロはアクションを変えれば様々なアクションに対応します。PC勢もパッド勢も多様される定番のPvPマクロなので色々試してみましょう。
浮いた敵を作る【リペリングショット・黙者のノクターン】
リペリングショット、黙者のノクターンは攻めにも自衛にも使える極めて優秀なスキルです。状態以上を2つ以上持っているジョブはそれ程多くありません。浄化と防御の使用確認をしてから沈黙かバインドを使う動きが非常に強力です。
ゲーム序盤で突っ込んでくるタンクや近接や赤魔道士への妨害が特に強力です。「帰れなくなる状況」、「状況的に倒せそう」、「物理的に孤立したままにする」=倒す事が出来る状況を作るにはどうすればいいかを考えましょう。またどちらも使用する事でピッチパーフェクトが使用可能になります。特に黙者のノクターンは残りわずかの体力を削り切る動きに優れています。慣れてくると、自分の中でそういった倒せそうな敵が視覚的にフォーカスされる感覚、「浮いた敵」が見えてきます。適切なアクションを心がけましょう。これもリプレイなどで「ここは倒せたかも」と択を増やせる機会です。
リペリングショットは自衛や回避にも優れています。バーストを受けると思った時に使用がメインになりますが、自分から接敵し前線にいるにバインドを付与する事も出来ます。実は用途が多いスキルなので、様々な使い方を試してみましょう。一部の敵の連携をバインドや沈黙でずらすことによって弱体化させたり、不発させたりする事が出来ます。成功しないともったいない動きになるので難易度が高いですが、色々試してみましょう。
リペリングショット マクロ
格闘ゲームだと「暴れ」など言われる類のもの。敵を狙っていたら他の敵が接近してきて急いで自衛が必要な時に。ターゲット不要。一番近くの敵に自動発動するので慣れると任意の相手にバインドを仕掛けられるようになります。ちなみに敵の位置に依存するのでこれで敵陣側に飛んでいかないよう注意しましょう。このマクロは必須ではありません。
リキャストは20秒、効果は30秒 目的があるなら実はすぐ打たなくてもいい【エイペックスアロー・ブラストアロー】
特に記載する事はありません。対象直線範囲なので複数の敵を巻きこむことが可能です。威力6000・威力8000の計2回を連続して行えます。使用すると周囲に威力上昇・リキャスト短縮の効果があります。支援効果があるので手なりで使用していきたいところです。表題の通りリキャストが20秒、支援効果が30秒なので周囲に味方が居なかったり、防御を使われていたりもっと複数の敵に当てられるなら10秒待ってもいいということになります。適切なタイミングで使用しましょう。この攻撃は距離減衰がありません。敵を仕留める時にブラストアロー使用前後のGCD間に黙者のノクターン+ピッチパーフェクトを合わせて使うことも多いです。
壁越しでも効果が適用に 周囲に味方がいるならなるべく早く打ちましょう【英雄のファンタジア】
特に記載する事はありません。占星術師のビエルゴの塔が削除されたため唯一のリミットブレイクゲージ加算スキルです。敵味方のHPに影響を与えません。効果は与ダメージ上昇・ウェポンスキルのリキャスト短縮です。エーペックスアロー・ブラストアローの効果と合わせるとウェポンスキルリキャスト30%短縮、威力20%の上昇と実はそこそこな効果量になります。余裕があるならアロー2種と合わせて仕様したいところです。使い得のスキルなので周囲に味方が3~4人いるのであれば直ぐに使ってしまいましょう。使用時、突然謎のタクトを取り出し踊り始めるので事故死しないよう注意が必要です。
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