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瀬谷西高校「SDGsプロジェクト」での連携について (フラワーサイクリスト 花育部 )

2023年3月7日、フラワーサイクリスト花育部が、約1年に渡り連携させていただいた、神奈川県立瀬谷西高校で「卒業式」と「完校記念式典」が開催されました。

本レポートでは、瀬谷西高校「SDGsプロジェクト」において、実施させていただいた内容をまとめました。


「SEYANISHI SDGs project」総合的な研究の時間での授業 (押し花カード作り)

日時:2022年2月15日
担当したフラワーサイクリスト: Kiyy

事前に学校で育てている花の「花がら」を、先生と生徒さんで回収して押し花にしていただき、それらを用いた「押し花カード作り」の授業を行いました。

授業の様子について、BS11 「NEXT company」でもご紹介いただきました。


「SEYANISHI SDGs project」総合的な研究の時間での授業 (バスボム・ハーバリウム作り)

日時:2022年9月20日
担当したフラワーサイクリスト:KiyyIzumi(撮影 Kamome

ロスフラワーや花を楽しむ方法を説明
バスボム制作の様子
ハーバリウム制作の様子


瀬谷西SDGsフェスティバル 「せやにしマルシェ」での出店

日時:2022年11月9日
担当したフラワーサイクリスト: Kamome

生徒さんと一緒にロスフラワーを用いた作品を販売


「資源循環発表ブース」では、生徒たちが結婚式場やファームから回収したロスフラワーをドライに変え、スワッグを作るワークショップを実施されていました。


完校記念式典での花束制作

日時:2023年3月7日
担当したフラワーサイクリスト: KiyyKamomeIzumi

協力企業・団体への贈呈用として、ロスフラワーを用いて花束を制作させていただきました。


生徒感想

お花屋さんや結婚式場で捨てているお花はないかとリサーチを行ったのですが、どこも工夫をして捨てる花をなくすための企業努力を行っていることと、身近にあるものを使って自分でも資源循環できることを学びました。
今後もここで学ぶことをやめるのではなく、どのような問題があるのか、またどのような取り組みがあるのかを調べるようにしたいと思います。そのほかに、環境へ配慮された商品を積極的に選ぶなど自分でもできることにも取り組んでいきたいと思っています
私は1年半SDGsの資源循環を頑張ってたくさんの知識を得ました。たいへんなこともあったけど、とても楽しく出来たので良かったです。私はこれからもSDGsに関わっていきたいと思いました。


閉校だけでなくコロナ禍という状況で、自己肯定感が低い生徒が多い中、どうにかしたいと始められたSDGsプロジェクト。

地域や企業の人達と関わることで、少しずつ生徒自身も変わり、最終的には"瀬谷西だから出来た" と自信が生まれ、一連の学習成果を「レガシー」(遺産)として遺すことも出来たとのことです。

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