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子供が将来を楽しみに思える世の中を創りたい!!マネーバランスドクター吉田麗子さん

どんなお客様とも長くお付き合いされている家庭のかかりつけマネーバランスドクター吉田麗子さんにお話を伺ってきました。

プロフィール
出身地:大分県
活動地域:福岡
経歴: 1977年生まれ。大学(社会教育学専攻)卒業後、損害保険会社の営業事務、FP事務所の経理等を経て、20代最後の誕生日にファイナンシャルプランナーとして独立。仕事と子育て、ミーハー謳歌にてんやわんやしながら現在に至る。現在の職業および活動: ファイナンシャルプランナー(家計相談、セミナー等)
座右の銘: ミーハーは世界を平和にする


Q1.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

吉田麗子さん(以下、吉田 敬称略):子どもが大人になったら、あんなことしたいこんなことしたいって、将来を楽しみに思える世の中を創りたいです。そんな世の中を創るためには、まず大人が楽しく生きることだと思います。そして楽しく生きるためには、お金というものはきっても切り離せないものです。今に精一杯ではなくて、お金のことをしっかりすれば、何十年先のことが楽しみに生きていけるよ。それをみんなに伝えていきたいですね。

記者:吉田さんのように楽しんでいる大人がたくさん増えていったら、世の中が夢や希望に満ち溢れると思いました。

Q2.それを具現化するためにどんな目標や計画を立てていますか?

吉田:私は、計画を立ててそれを目指していくとどうもうまくいきません(笑)(計画立てましょうという仕事なんですけどね(笑))世の中は、ものすごいスピードで変化していて、自分が5年後10年後想定した事とも全然違うことが起きており、私の予想では絶対その通りになりません。だから目標計画は1年プランで、去年1年こんなことしたから今年は1年どんなことしようかな?を考えるくらいに今はしています。

記者:時代の変化は激しいですよね。計画に縛られない柔軟さは必要に感じました。

Q3.その目標や計画に対してどのような活動指針を持ってどのような活動をされていますか?

吉田毎月、もしくは1年間の家計管理とゆりかごから墓場までの一生のライフイベントにまつわる収入支出を考えていくことをやっています。
新しいところに目を向けがちなので、今目の前にある仕事を大事にすることが私の戒めです。目の前のお客様を大切にしています。また周りで起こることを反面教師にしています。なんでこの人、私にこんなことしてくるんだろう?という人がいたとして、私も誰かに同じようなことをしている。思い当たることが結構あるので、あれ?おや?って思った時は自分が他の人に対してそれをしていないかってことを振り返ります。

そして、PDCAをまわすことを仕事上でも日々の計画を立てる上でも大事にしています。(予算立てますPlan、その通りやってみますDo、検証つまり予算内で収まったかどうかCheck、予算の修正Action)それをすることで、自分がやろうと思っていることが少しでもずれてきた時に早く気づくことができます。プラン通りいかないことも多いので、できていなくても自分を責めずハッピーに生きると決めて、あとは楽しく動いています。

記者:日頃から自分自身を見つめ直すことや、目の前の一人一人のお客様を大切にされていらっしゃる、その姿勢が美しいなと思いました。

Q4その夢やビジョンを持ったきっかけはなんですか?

吉田:昔の私の人生観は、結婚して出産までがゴールでした。結婚してすぐ子どもを授かると思っていたんですがなかなか授からず、仕事をしようと思っても新婚さんはどうせすぐ辞めるでしょうということでなかなか雇ってもらえませんでした。次第になにをしていいのかわからなくなり、自分で仕事を作ろうと思い、まずは前職でやっていたことを活かせるFPの資格を取得しました。

お金のことを学び始め、自分の家計の問題がクリアになっていくと一気に視野が広がり、自分だけではなく、地域、県、企業、社会、国、地球ってどんどん意識も変化していきました。
そんな中、なぜこんなに国の財政が厳しいのか?なぜみんな一生懸命働いているのに家計が苦しいのか?にも疑問が生まれ、それは大人がきちんとお金の勉強をしていないのと、政治に無関心だったからだと思いました。今の子ども達が10年後30年後の未来を生きていく時代というのは、今の私達大人が創っているものなんだと気づいた時、自分だけ知って満足するのではなく、もっといろんな人に伝えていきたいと思いました。子どもを授かってからは特にきらきらした願望だけではなく、責任を感じるようになりました。

記者:未来の子ども達のためにも自分だけではなく、いろんな人に伝えていくことはとても大切だと思いました。

Q5その発見や出会いの背景にはなにがあったのですか?

吉田母親になったというのは大きかったと思います。出産子育てというのは、私にとって絶対マストなもので、長女との関係性において、初めて努力ではどうしようもないことがあるというのを強烈に感じました。授かるまで時間があったり、流れたりというのがあったので、命を授かること自体も奇跡なんだと出産までに感じました。バランスが摂れた食生活をしていてもつわりは意外と重く、いざ生まれてみると、意志がはっきりしている子がでてきてしまい(笑)言うこときかないし、ご飯食べないしみたいな(笑)そんな自分が思うようにならないことを育児でたくさん経験しました。
でも、そんな時に周りの人達がすごく助けてくれたんです。例えばうちの娘は劇や体操をするにしても、やったりやらなかったりでしたが、ある時先生が、「癖が分かりました。○○ちゃん100%自分の中でできるって思わないと外にださないですね。」と言われました。普通やらないと先生側としては心配になると思うのですが、そういう癖とかも彼女としっかり向き合ってくれたからこそ、わかることだと思うし、そんな風にいろんな人が関わってくれるから育っているんだと気付きました。
恐らく自分もそういう子どもだっただろうなと思います。親や友達や先生が関わってくれて育ったんだと考えた時に、今まで関わってくれた全ての人があって、私という人間があるんだと思うようになりました。それまで、誰かのおかげで自分があるという気持ちや考えが全くなく、「私がこの道を自分で切り開いてきました。以上」みたいな感じで、親に対しての感謝も恥ずかしながら十分ではなかったと思いますが、命をここに授かって生んでいろんな人が関わって助けてもらったことで、自分自身も「親におじいちゃんおばあちゃんにお世話になってたんだ。周りから助けてもらってたんだ」ということを感じることができました。それまでのわがまま放題になっていた自分から誰かのおかげ、人様のおかげってところを知ることができました。

記者:ご自身を立ち返られることで、気づきや感謝が溢れていることがすごく印象的で素敵だと思いました。

吉田麗子さんの詳細情報についてはこちら↓↓
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【編集後記】
今回インタビューを担当した堂本、高村、原田、木村です。
とても明るく、面白く、気さくな吉田さん。お話を伺っていると、とても気持ちがハッピーになりました。事あるごとに自分自身を振り返られたり、一人一人の目の前のお客様に向き合われるお仕事に対する姿勢にも感動しました。今後の更なるご活躍を楽しみにしております。

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36