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個性が溢れる平和な世界を創りたい!!実践心理学講師/心理カウンセラー中村元洋さん

子供の頃に抱いた想いを今も一貫して持ち続け、伝え続ける中村元洋さんにお話しを伺ってきました。インタビューを通して、中村さんの子供のような素直さと内なる熱さ、人柄の温かさを感じました。

中村元洋さんプロフィール
出身地:長崎県大村市
活動地域:福岡県
経歴: 約12年間海上自衛官として勤務 、上司や部下との関わり方について試行錯誤していた時にNLPと出逢う。その後アメリカでNLP(実践心理学)の資格を取得。学んだことを実践してみることで自身の変化を実感し、現在、実践心理学講師、心理カウンセラーとして活躍の場を広げている。
現在の職業および活動: 実践心理学(NLP)講師、心理カウンセラー
座右の銘: (いい意味での)適当、いい加減、自己中心


Q1.中村さんが思い描く、これからの夢・ビジョンを教えてください。

中村平和的なものが浸透すればいいなと思っています。今平和だって思えるようなところもそれが本当の意味での平和を表しているのかなっていうのは僕の中では疑問視するところです。たしかに争いは少ない、みんな優しい感じかもしれない。けれど腹の内でそうしているところであるのかな?と思います。表面では笑顔。でも心の内ではくそーっと思っていたり、我慢をすることってあると思うんです。みんながある種の我慢を取っ払うと言いますか。我慢で個性を潰すのではなく、個性を活かせていけたらいいなと思います。

けれど、 それを一人でってなると、どうしても限界がありますし、力及ばないところっていっぱいあるのでいろんな方々と協力し合って助けてもらいながら、時に僕自身も誰かの助けになるのであれば力になってその志を共に叶えていきたいなと思っております。そういう人たちとの繋がりを広げていきたいですし、自分が日頃やってることを通してそういう人達を育てることが夢です。

記者:凄く壮大で素敵な夢ですね!!

Q2.その夢を具現化するためにどんな目標や計画を立てていますか?

記者:その夢を叶える上で、別に僕がその中心にいなくてもいいのかなと思います。それぞれでその活動が広まっていったり、そういう想いがいろんなところから浸透していけば広がりは早いのかな?って思うんですよ。いったらセミナーをした時に僕の想いとかを言って、そこでいいなと思う人がいてくれたらその場で盗んでもらってその人がしてくれても構わないんです(笑)

ゆくゆくは全国を飛び回れたらいいなと思っていますね。今現に全国を飛び回られてる僕と似たようなことをされている先輩方もいらっしゃるんですけど、そこを目指しているわけではなく、オリジナル的な感じですよね。先輩達のやっていることをそのまんま真似するのではなく、あぁそういう世界もありだなと思いつつ、自分なりのやり方でやっていきたい想いがあります。

記者:オリジナルのやり方で、そういう想いを発信する人が増えていったら素敵ですね!

Q3.その目標や計画に対してどのような活動指針を持って、どのような活動をされていますか?

中村:実践心理学を伝えていくというのをメインでしているんですけど、教科書的なところではなくて、個人的に感じている私の主観的な考え、想いとかをその場で話をしてみんなで共感したりとかあるいはちょっとそこはよくわかりませんとか言ってもらって精査していくというのをやっています。

心理学のスキルというのは世の中にいろいろありますけど、媒体でしかありません。どうしてもなかにはこのスキルを学んだから私はもうハッピーですという方も見受けられるんですがそうなるとどうしても振り回されてる感じがするんですよね。心理学のスキルに振り回されるのではなく、自分が心理学のスキルを使うんだというようなことを伝えています。物事をひとつの方向からだけでなく、色んな方向から観れる、真意を観る目を持った人達を育てていきたいですね。

記者:みんながそうなれば主体的な生き方ができる人達が増えていきそうですね。

Q4中村さんが先ほどの夢を持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見があったのですか?

中村:今の仕事をする以前、自衛官として働いておりその中で、上司の想いと部下の想いと自分自身の想いと、色んな想いがある中で、それぞれが板挟みになったんです。これは、自衛隊に限らず、どの仕事や人付き合いにも言えると思います。相手の本音がなかなか観えなかったりとか自分自身も本音を出せず、建前のところで話をしている感じがしました。使命感とか正義感とか責任感とかがネガティブに働き、ぶつからないようにするために、「〜しなければならない」といって自分を抑えて抑えて本当はやりたくないけれども、やりたくないって言えなくて。自分達で勝手につくりあげた壁に苦しんでいる感じがしてました。そういうのが全てネガティブに働いておりこれをどうにかしたいなと思っていました。

男性はプライドが高く、吐き出すことが下手なのでストレスを抱えやすいです。僕自身も年齢の上下関係に重きを置いていて、年下にタメ口をきかれると「なんだおまえ?」みたいな感じでした(笑)いろんな人と出逢って関わっていくうちに、僕なんかより歳上の人に僕がタメ語で話すのを許してくれるのはなんでなんだろう?と感じたりとか、年下の後輩達と話したりする時に気づかされたりとかがいっぱいあったので、先に生まれたから先生だとかはなくて下から学ぶことだっていっぱいあるじゃないかと気づいた時にプライドのハードルがぐっと下がりましたね。人と話をするって大事だなと思います。人と話すことで自分にない視野を観ることができますから、人の価値観世界観に触れるっていうのは財産だなと思います。

記者:常になんでなんだろう?と疑問を抱いたり、いろんな視点から観るということを通し、自分の価値観にとどまらない出逢いをされ、いろんな気づきをされていったんだなと思いました。

Q5.その発見や出会いの背景には、なにがあったのですか?

中村:幼い頃、テレビの中のものは全部教育番組だと思っていたんですよ。殺人事件とかのニュースはこういうことをするとよくないよというのを教えるためのフィクションだと思っていました。だけど、それが実際に起ったことを流しているってわかったときにすごく心がざわついたというか衝撃的だったということをはっきり覚えています。。この世はなんて怖いし、悲しいんだとその時に感じました。「人を傷つけるってあるんだ。人を殺すってなに?死ぬってなに?悲しいことも怖いことも同じ人間が起こすことがあるんだ。仲がよいだけじゃダメなんだ。同じ人間同士でそういうことするんだ。それによって周りの人はこういう思いをするんだとか…。」というのが一度に来た感じ。その当時の3歳の子供が思い描いていた世の中の期待、平和ってものを裏切られた感じでした。世の中はみんな楽しくてみんな仲良くて、大人はすごくて、子供は自由でというようなことを思っていました。それがそのニュースによって、一気にそんなの偽物だーじゃないですけど、崩された感じでしたね。

やはりその時の出来事が僕にとってすごく強烈で意味を与えるものだったから今こういう道を進んでいるのかなと改めて思いますね。心理学の話の中でも、6歳くらいまでに人は自分の人生のstoryを組み立てると言われています。3歳の時の衝撃によって僕はこういう自分のstoryを創ったのかもしれません。知らず知らずのうちに無意識的にそういうものを学ぶために自衛隊に入り心理学と出逢い自衛隊を辞め独り立ちし、こういう道を進んでいる。全て3歳の時に抱いた想いと繋がっている気がしますね。

記者:3歳の時に抱いた想いが今の夢にまで繋がってるって素敵ですね!!とても熱い想いを持たれている中村さんだったら、きっとその大きな夢を実現していくんだろうなと思いましたし、一緒にそういう世の中を創っていきたいと思いました。貴重なお話しありがとうございました。


中村元洋さんの詳細情報についてはこちら↓↓↓
blog: https://www.creativeofmind.com/
Facebook: monkysience2/https://www.facebook.com/

【編集後記】
今回インタビューを担当した木村、曽田、緒方です。 とても明るく親しみやすい中村さん。人が好きということで、初対面にも関わらず、始めからとてもオープンにお話ししてくださいました。物事を固定で観ずあらゆる方向から考えようとされるところに心の柔らかさを感じたり今ココ自分が心でなにを感じられているのかそこにいつもフォーカスされているので言葉一つ一つに重みと深さを感じました。子供の頃からずっと一貫した想いを持ち続け、熱く伝え続ける姿に、とても応援したいし、一緒に平和な世の中を創っていきたい気持ちになりました。
今後の更なるご活躍を楽しみにしております。

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36