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Thank youとThank you very muchのちがい

Thank youとThank you very muchの違いって何だと思いますか?

教育系の仕事をし始めてもうすぐ10年。
特に英語を扱う仕事をしている中で、目にしてきた違いといえば
Thank you=「ありがとう」
Thank you very much=「ありがとうございます」
それだけの違いのイメージでした。

しかも、Thank you very muchってあまり使われないような。
教科書にもほぼほぼ出てこなかったような。。
なんとなくですが、丁寧すぎるが故に使われない、
少し大袈裟までもあるのではないかと思っていました。

あくまでも、日本で育ち、ごく普通に英語教育を受けている私なので
もちろん解釈の違いや習い方の違いはあると思いますが
Thank you very muchって普段使いしないのかな

というイメージでした。
(イメージの話ばかりですみません)

この間ハワイへ行ってきて、私の第1目標である
『なるべく英語を使ってコミュニケーションをとること』
を達成するべく、いろんな人と話して英語をよくよく聞いていました。

そんな中で私が感じた、Thank youとThank you very muchの違い
それは、Thank youって意外とカジュアルすぎるんじゃない?
失礼とは言わないけど、場面によっては合ってないんじゃない?
と思うところがありました。

そもそも、これらの違いを疑問に思ったきっかけは
ある店員さんがThank you very muchと言ってくれたことでした。
その時に、あ!Thank you very muchって使われるんだと思いました。

Thank youとYesを使いたがる日本人
何かしてもらうたびにとりあえずThank youと言っちゃいますよね。
(私もその中の1人)

でももしかしたら、Thank youよりも
Thank you very muchの方がいいんじゃない?
と思ったシチュエーションは
ホテルやレストランなどで何かを尋ねて教えてもらったときです。

最初はThank youのみで言っていたのですが
Thank you very muchと言うようになってから
明らかに向こうの方の反応が変わったことで
違いに対して違いがあることが確信に変わりました。

こっちがThank youと言っているときは
向こうも「いえいえ〜」「いいよ〜」みたいな。
でもThank you very muchと言ってみると
「こちらこそありがとう!」「楽しんできてね!」
みたいな。声のトーンが必ず変わるんです。

明らかにThank you very muchの方が丁寧なので、丁寧に返してくれてるだけと思えばそれだけなのですが。。。
トーンを合わせてくれてるのかもしれないですけどね。

でも私の中ではThank you very muchって
普段の会話の中で使われないものだと思っていたので、
実際に使われているところを目で見て耳で聞いて
そして自分も使ってみて相手の反応を見る
なるほど〜!と思いました。

そして、言語の勉強って本来こういう形で行われるべきだよな〜と思いました。

私たち日本人だって日本語を学ぶのは日常生活の中で、
赤ちゃんの時に母なり父なり、おじいちゃん、おばあちゃん
兄弟や先生などいろんな人が実際話しているところを聞いて、真似して、褒められたり怒られたりしながら
言っていい言葉、良くない言葉を学んできた、
そう思うと、日本語以外の言語だって基本的には
実際使われている場所で使っていくのが良いよなと思いました。

もちろん、私が感じたこれらの違いが「正解」なのかはわかりません。
地域によってはThank youが良くてThank you very muchと言うと
浮いてしまうことがもしかしたらあるかもしれません。
(そんなことがあるのかわかりませんが)
あくまでも私がハワイに行って感じたことです。

でもこうやって自分の中での当たり前が解かれて
新たな発見につながっていく、
自分で見つけた違いを実際使い分けてみて
相手の反応がわかる
それがとてもおもしろかったんです。

そして発音も上手くなければ、咄嗟に出てくる単語数も限られている英語を
現地の方はそれでも聞き取ろうとしてくれて
理解しようとしてくれて、私はそれが何より嬉しかったです。

これだから英語の勉強はやめられない。
通じる嬉しさを知ってしまったら、もっともっと話したい
自分の中の狭い世界をもっと広げてみたい
英語が少しできるだけで、もっと!と欲が出てくるのが不思議です。

自分の世界を広げるために
まだまだ知らない世界を見つけるために
次の発見を求めて、本日も仕事を頑張りますか🌏🔭👀

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