産後のおっぱいとの戦い


妊娠してからブラジャーが苦しくて仕方ない。

それは今までにない苦痛だった。

でも、仕事に行かなきゃならないし

仕方なく1番ユルそうなマタニティブラをつけてみた。

ワイヤーやフックはなく、頭からかぶる布だけのタイプだ。これが意外と気に入った。

まず、私にとって産後におっぱいが垂れるからとかは正直どうでもよくて

ストレスをどう軽減するかが課題だった。

この布だけのブラは、その課題をクリアした。

でもやはり、産後はおっぱいが急激に張ってきて、

Dの70だった私は多分3から4カップくらいは増したと思う

それくらいパンッパンに張った。

授乳が始まってからはおっぱいの張りは少し落ち着いたけど、

それでも、時間が経つとパンパンっていう日が結構あって、子供が乳ばなれするまでは張っていた。

私は早くも産後5ヶ月で乳離をした。

毎日の搾乳も早く終わらせたかったし、保育園にも入れなくらはならなかったからちょうど良いタイミングだったと思う。

離乳が完了したら、おっぱいは自然と出なくなった。

それからは以前使っていたブラジャーをつけるようにしたが、

やはりすごいストレスを感じた。

どうにかして慣れようと試みたが、私の体はもう過去に戻ることはできなかったのだ。


ワイヤーなしのホックタイプにしてみたが、それも苦しくて丸一日は我慢できない。

私はとうとう

スポーツブラにたどり着いた。

なんと素晴らしいスポーツブラ。

スポーツブラの良さを改めて感じた。

私が嫌いな、いわゆるワイヤーのタイプのブラは、おっぱいの形が綺麗に見えて、なおかつ女性らしいのがいい。

だかそれを捨ててでも私はスポーツブラをえらぶ。

それほどのストレスフリーだ。UNIQLOなどで売っている縫い目のないツルッとした肌触りのブラは最高だった。パットだけ入れておけば形もキレイだ。


おっぱいが垂れてもいいじゃないか。

子供を産んだ勲章とだと思う。

結局、パンパンに張って、垂れてしまったおっぱいは、元には戻らないと痛感した。

ブラをつけても、つけなくても、産後のおっぱいは、ほぼ垂れることは間違いないし、それは受け入れなくてはならない。

ワイヤータイプのブラは、どんなに高い物でも締め付け感が拭いきれないし、血行が悪くなる。決して体にいいとは思えない。

私は仕事の時だけスポーツブラをつける。

帰ってきたら速攻でブラを脱ぐ。

寝るときもTシャツ一枚でいいからとても楽だ。

私のおっぱいは毎日ストレスフリーだが、産後以上のしぼみはないし、がっつり垂れた感じもない。

暑いとおっぱいの下に汗をかくようになったくらいだから、時々おっぱいのマッサージをして、形を整えれば、問題は解消された。

私はおっぱいは大きい方ではないから、巨乳さんには当てはまらない話かもしれないけど、

出産で垂れたおっぱいは、誇りだと思う。

それに、

おっぱいが少し垂れたくらいでは、夫の愛は冷めないことが確立されていた。











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