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サジタリウス杯 環境振り返り

■環境

脚質Tierとバ群

逃げ(大逃げ含む)≧差し追込>>>>先行環境。逃げ環境は久々。
この原因として、「中山2500」だったことが挙げられる。
具体的には以下三点。
・逃げの有効加速はアンスキと勝ち鬨両方が使えるためいつもより強い
・長距離なのでバ群が伸びきり、リードをかなり稼げる
・最終直線が300mと短く(他コースは大抵400m以上ある)、

 後方脚質が差し切る前に逃げ切る展開が多くなる
これらが重なり、最も逃げが強くなるコースになったと考えられる。

大逃げについて

エースとして純粋に強かった。これは全く予想できなかった。
対面大逃げで共倒れのリスクを抱えるも、強めな勝率と採用率をレートや大会等で記録した。ハイリスクハイリターンな脚質だった。
「脚質Tierとバ群」項で述べた通り、そもそも逃げが強くなる要因が重なった上で、更に強力な逃げたちを蓋できたため有利となった印象。
ただし、中盤2位について固有でグイグイ迫ってくるクリダスカには非常に弱かった。固有出されたら最後、高確率で抜かれてしまう。
したがって「ポジキ解除後に固有で迫れる逃げには弱い」ということになるので、これは今後の参考にしたい。

更なる長距離では今後どのようになるか、楽しみである。

ただし1か0かの性質上、2位以下にも価値があるポイント制度(月例杯など)ではポイント効率面では微妙かもしれない。ちなみに月例杯やサークル対抗戦では全て対面大逃げマッチングで全てスズカが死にました。

後方脚質について

パチンコ脚質として、上振れたときに理論値で全てを叩き潰すという役割を遺憾なく発揮していた。
理想ムーブをしたUF4逃げがUG1に差し切られたこともあったため、上振れたら仕上がり関係なく本当に手が付けられない。
差しは「無我夢中」で事前評価通りのバフとなり、真っ当に救済された感じ。中盤力を問題視していたものの、皆迅速果断なしでなんやかんや差していたし差されたため、中盤金に固執するのもそれはそれで視野の狭い考え方だったのかもしれない。加速が強けりゃやれるんだ。

中山2500でなければ基本的に後方脚質有利読みなので、より今後の期待が高まる。

デバフについて

マイルや中距離と違って発動できる金デバフは基本一つになるため、いつもよりは弱い。そのため環境では119番道路のヒンバス並に出会わない読みだったが、体感10戦に1戦ぐらいしか遭遇しなかったのでまぁそんな感じだった。
マイルや中距離ではミロカロスに進化して襲ってくるのでどうかそのままでいてくれ。

ただしレート戦では「エース1デバフ2」構成で勝率を5割近くまで安定して叩き出している豪傑もいた。
仕上がった強力な一体を用意すれば、どの距離でもデバフ2人は選択肢になり得るのかもしれない。何かの間違いで銀河宇宙最強レベルの個体を作れた場合は今後の参考にしよう。

スタミナについて

下り坂+デバフが弱くなる距離のため、要求スタミナは案外低かった。金回復込みでスタミナ800程度もあればギリ走りきれた、という印象。
スタミナデバフは大会以外ではちょこちょこ遭遇した。

■以下、個人的な記録

戦績

第1R 20戦18勝
第2R 20戦19勝
第3R 20戦15勝
第4R 20戦20勝
決勝 勝利
総合勝率 81戦73勝 約90%

編成と方針

・当初は最推しのキタちゃん+チョコボン+何かで計画。
しかし長めに設定した育成期限(1週間)でキタちゃんを育成してもついぞ距離Sを付けることができず、本採用は断念。編成の路頭に迷うこととなる。

*我ながら、いつ見ても気が狂いそうなスクショである

・「大逃げが強い」という風の噂を聞いてスズカを育成し、すんなり仕上がる。確定採用のチョコボンが「垂れウマ」を取得できていたこと、またルムマ試走でスズカ自身が無双したため、そのまま本採用して「大逃げ編成」という今までやったことのない編成で臨むことに。

大逃げを採用しており、バ群が余計に伸びてしまう関係でスズカと後方脚質の相性が悪いと考えていたため、最後の3人目は誰にするか一生迷っていた。
が、蓋を開けてみれば「大逃げ2以上で大逃げは絶滅し、かつ逃げも加速が遅れて絶滅する」なんてケースも多かったため、結局言うほどアンチシナジーではなかった模様。やっぱり後ろ置いとくのは大事

出走ウマ娘

キタちゃん(逃げ)

スキル構成はほぼ理想に近かった。距離Sさえ、距離Sさえついていれば…
ただしチャンミでは、圧倒的な格下性能を見せつけて勝率自体は最エースチョコボンに次いで2位に。また、月例予選ではキタちゃんがポイント稼ぎとなって通過できた。一番時間をかけたのについぞ距離Sをつけることすらできなかったが、本当によく頑張ってくれました。

チョコボン(逃げ)

とりあえずチョコボン育成すっか~と思ったらなんと育成2回目でシナリオレコードぶっちぎりでやべーのができた。一瞬でチョコボンの育成自体は終わる。
ただしスキル構成は微妙。直コ4種のうち1種しか取れていないため、ハナ取りに関してはハリボテ感が否めない。事実、しっかりこれらを取得できている逃げには評価点関係なく前を取られていた。中盤スキルは本当に大事。

圧倒的な存在感を放つ「中距離コーナー〇」。サークル杯では自他ともにこのスキルをイジり倒したのである意味おいしいスキルだったのかもしれないが、一応言い訳しておくと余り60ptでヒントレベル最大のこれしか取るのがなかったからである。なんかお茶目な感じがしていいだろ別に!!!!!!

スズカ(大逃げ)

当初スズカの採用はまるで予定になかったが、試しに育成したら良い感じのができてしまい、また最エースのチョコボンが「垂れウマ」を取得できていたのもあって、そのままエースとして本採用。
パーマー一枚差しなのにスタミナと根性が異様に盛れているので、金回復取ればワンチャン競り合っても生きるか?とか浅ェこと考えてたけどそんなことはなかった。

何気に非常に重要となる「プロフェッサー」を欠損している。これはコーナーで発動するため本コースでは中盤速度として強力なのと、2500mでは2回発動する可能性もあるため、見た目以上にバ身利益が高い。これさえ欠損してなければ更なる景色を見られたかもしれない。

大逃げ対面で対消滅する関係上マッチング運に振り回されやすいが、そんなリスクを抱えても勝率は高く、数値以上に強く感じた。
チャンミ決勝はマッチング運に恵まれ大逃げ単体の超有利対面。危なげなく逃げ切ってくれた。プラチナの景色をありがとうスズカ

クリオグリ(差し)

後方脚質では資産上一番育てやすかった白きガブリアスを採用。結局、一生こいつに助けられている。

一見芝S距離Sウマ好み直コ3種◎と申し分ないように見えるが、
こいつも上述の「中コチョコボン」と同様に謎ポイントがある。

そう、回復構成である。

どうあがいても接続できず、運良く最速で発動したとしてもスリセ起動、
だいたいは最終直線で発動する劣化速度スキルとなるこの構成。今まで見たことのない謎構成で芝枯れるわ。これも結構恥ずかしかったんだからァ…

ただし意外と不発は少なかったし、芝Sの助けもあって序盤および終盤の加速力は化け物だったため、それほど不利は取っていなかった印象。
(芝Sはパワーに直接かかるわけではなく、加速の計算上でのみ使用される。そのため、バ場適正がSになると「加速が強くなる」という認識で概ね問題ない)

またこのコースではスリセではなく直線トリガーにして接続を狙う形が机上では強かったため、その構成にしていれば更に舞えたかもしれない。

■最後に

今年最後のウマ娘シーズン。
初めての対抗戦は副将として出場、決勝トーナメントまで進出。
サークル杯は優勝。(因子厳選対決はダントツのドベ)
チャンミも優勝。

実質アニバーサリーから本格的に始め、個人的に今まで最高の成績。めちゃくちゃ今シーズンは遊び尽くせた。

今年は本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。










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