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カーネーションが大爆発!?フローリストが行うお花の応急処置。

こんにちは、Yukinaです。

タイトルをみてびっくりした方、いらっしゃるかもしれません。でも、本当に!仕入れたカーネーションが大爆発してしまっている時があるんです!

カーネーション大爆発!?

根元が裂けてしまっているカーネーション

どうしてこのように爆発してしまうのか、、。一概にこれだけとは言えないと思うのですが、原因は過度な堆肥で起こってしまうことが多いそうです。悲しいことに、このように根元が裂けてしまったお花が市場に出回っているのも事実です。

お花の農家さん全てが素敵な綺麗なお花を育てるよう努力をしています!おそらくこの状態で出荷しない農家さんもいらっしゃると思います。

今回は、農家さんのことについてではなく、このお花をどうやって処置してあげているか?についてお話ししたいと思います。

フローリストが使うフローラルテープ

フローリストが使用するお花専用のテープには、フローラルテープというものがあります。

私たちのお花屋さんで扱うフローラルテープは主にこちらの2種類のタイプをよく使います。

よく使うフローラルテープ

写真、左側のテープはパラフィルムと呼ばれるテープでビニールタイプの伸縮するテープ。右側のものは、エコペーパーパラフィルムと呼ばれていて紙素材のあまり伸縮はしません。触ると少しベタベタしているのが特徴です。

使う用途に合わせて、こちらのテープを使い分けています。

裂けてしまったカーネーションの応急処置

お花の処置をする際には、エコパラフィルムのテープを使用しています。テープの色も何色かあるのですが、使いたい場所の色に近い色のものを使います。

裂けている根本からではなく、真ん中あたりから巻き始めます

フローラルテープは、裂けている根本から下に向かって巻いていくのではなく、真ん中から巻き始めます。真ん中から巻き始め、根元に向かって上へと巻き、そして再び下の茎へと向かって巻きます。

こうすることによって、テープが巻きやすく、また綺麗に巻くことができます。

巻き終えたものがこちら

このように巻くことによって、爆発しているカーネーションを元の綺麗なカーネーションのように近づけることができます。

お客様にお届けするお花には処置したものは使いませんが、知っておくともしも!の時に便利な処置です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。コメント、いいねいただけますと嬉しいです。

Yukina 💫



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