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恩師に会いに学校へ行ってきました。
タイトルにある通り、私の恩師に会いに私が通った学校へ行ってきました。
恩師とは、私がお花屋さんで働く前に通ったTAFEという職業訓練校(フローリストリーコース)でお世話になった方です。
私がフローリストになるために通った学校はこちら。
フローリストリーコースの集大成。ファイナルアセスメントとファイナルディスプレイ。
私の通った学校は政府が運営主体となっていて、フローリストリーコースというコースは、6ヶ月間のコース。そして、その6ヶ月で教わったことを元としてコースの最後のアセスメントは実践。
ウェディングブーケ、ブライズメイドブーケ、テーブルアレンジメントを作成し、2m(高さ)、(幅)1m X(奥行き) 1m の中に収まるようにディスプレイをするのです。こちらを2.5日かけて作成し、展示します。
そして最終日の夕方に審査員が点数をつけ採点。その約1時間後、17時頃から一般公開となります。
本日はそのファイナルディスプレイ一般公開の日でしたので母校へ足を運び、恩師にも挨拶をしてきました。私が学校を卒業してから早3回目のディスプレイオープンデー。なんと私は皆勤賞でこの一般公開日に母校へ足を運んでいます(笑)
ファイナルディスプレイのテーマはくじ引き!?
毎年、このファイナルディスプレイはウェディングのディスプレイなのですが、ウェディングのテーマはなんとくじ引きのようなスタイルで決まります。私の時には、大きな封筒の束から1枚封筒を選ぶ形でした。
私は、ワイナリーウェディングでしたので比較的イメージしやすいものでしたが。。。私の友人は、船上ウェディングを引いていてかなり悩んでいたのを覚えています。
コースに入学した時から卒業までで〇〇人が脱落!?
みなさんは、このフローリストリーのコースで入学時と卒業時、どれだけの人数が残っていると思いますか?
なんと今回のコースに入学したのは100名。そして今回のディスプレイを迎えられたのは40名だったとのこと。
私が通っていたのは、本当にパンデミック宣言されてすぐのことでしたので、クラスは2クラス、20名ずつ。コースを辞めて行ったのは4名ほどでした。
ですが約1年前から申込者が一気に増え、クラスは4クラスに。コロナが落ち着いてきていた背景や、仕事を転職したいけれど手に職を持ちたい!という方が一気に押し寄せてきているようでした。
フローリストリーのコースでは入学金以外にも毎週のお花代や、そのほかにハサミ、ナイフ、ヒモなどコースで必要不可欠なアイテムも購入していく必要があります。実はこの内容を知らずにコースに入学し、オリエンテーションの日になってこの事実を知り、この段階で金銭的な理由、お花を調達しなければいけないけれど早朝から動けないなどクラスから数名が抜けていくことは稀ではありません。
また、クラスが始まったはいいけれど、実技でナイフを使い指から血が出るのを見えいられない、クラスメイトとの仲違いなども中途退学する理由でもあります。
そして一番多いのは、、体力的、精神的にしんどい。こちらです。
なんせ大量に出るアセスメント。そしてコースは半年のために詰まった予定での実技の数々。そしてクラスが始まる前までに揃えなければいけないお花の花材を早朝、マーケットに買い出しに行く作業、、、。
そして、クラスを卒業しても「仕事が見つからない」、「学校でこんなに大変だったから花屋では働けない」、「コースに通いながら職業体験をしてみたけれど、やっぱりしんどい」とお花屋さんで働くことを選択できない、もしくは辞めてしまう人がいるのも事実です。
恩師に出会って人生が変わった!!
私はとにかくがむしゃらにコースを修了したのですが、、私を支えてくれたのは、この恩師とクラスの友人たちでした。
まず、オリエンテーションで英語がわからず泣く私を「大丈夫よ」と慰めてくれた恩師。初っ端から私は心が折れそうだったのですが、恩師は、国籍の違う人たちとイギリスで働いていた時の経験談を簡潔にわかりやすく話してくれました。その時恩師は、、、
フローリストでやっていく気持ちがあって、花を束ねるスキルがあれば、言語は多少できなくともハンデにはならない。
とも言ってくれたのです。この時にこの人がいてくれたら安心!と頑張ってみようと決意!(単純なのです)
学校は〇〇の場所!
学校はもちろんスキルを習う場所でもあるのですが、私にとっては英語を学ぶ機会でもありました。お花の業界で使う英語は全部クラスで吸収、、。友人もでき、日常会話も少しづつマシに。
そして何より大事なのは、先生方から花業界における生きた情報と花業界にいる方々とのコネクションを作れる機会をもらえる場所でした。
実際に私もこの恩師からの声かけで現在のお花屋さんに職業体験を申し込みました。その後、恩師がお花屋さんのオーナーと電話で話した上で、私がどういう人物であるかをオーナーに伝えてくれていました。
私の恩師は、この学校でも働き、フリーランスのフローリストとしてもお仕事をしている方なので、どのお花屋さんで求人が出ているか?どこのお花屋さんがオープンする、個々のサプライヤーは〇〇などの生きた情報をもらえたこともかなり生徒にとっては必要な情報でありがたいものでした。
学校はただの学ぶ場所ではない。と実感しています。
終わりに
今回のフラワーディスプレイは、生徒さん方が本当にクオリティーの高いものを仕上げていて驚きました。毎回(と言っても卒業してから3回目)みに行っていますが、今回の生徒さんたちはかなり素敵でした!写真をこちらに上げられないのが残念です。
そして、こんな素敵な人たちに負けていられないぞ!とまた私自身も気合が入りました!こうやって自分を初心に戻す作業を毎回ファイナルディスプレイをみに行くたびにしています(笑)
さて、明日はお仕事お休み。なのですが来月のコンペティションに向けての準備をする予定です。それでは、おやすみなさい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Yukina💫
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